ジョージ・マーティンの3枚組アンソロジー。パーロフォンでの風刺芸「Beyond the Fringe」や「Temperance Seven」といった往年のヒット曲を収録し、絵画的なプロダクション技法を披露している。

来日して25年になるジャマイカ出身のゴスペル・シンガー、ジョン・ルーカスのアルバム。クワイア・メンバーと声を重ね、ゴスペルの名曲や思い出の歌、希望を綴ったオリジナル・ソング、クリスマスの祈りを込めたゴスペルで、日本への感謝の気持ちを伝える。

米・ウエストコーストのキュートな歌姫、ニコレット・ラーソンのワーナー・ブラザーズ時代を揃えた4枚組アンソロジー。スタジオ・アルバムはもちろん、ライヴ音源や未収録ボーナス・トラックも含めた内容となっている。

ニューウェイヴ世代を代表するロック・トリオ、ポリスが、1978年に発表したデビュー・アルバム。レゲエのリズムなどを取り入れつつも、パンキッシュな新鮮味に満ち、高い音楽性と演奏技術で統一されたロック・アルバムだ。

シンセサイザーの導入でこれまでのイメージを一新させた、81年発表の4thアルバム。アルバム・タイトルをコンセプトにしたトータリティある作品で、レゲエ色を極力抑えたタイトな演奏も素晴らしい一枚。

1983年に発表された最後のスタジオ・アルバムにして、初めて英米両国のチャートで首位に達した金字塔的作品。大ヒット曲「見つめていたい」をはじめ、ポリス・サウンドの到達点といえる濃密なバンド・アンサンブルが堪能できる。

スチュアート・コープランド（ds）のエスニック、オリエンタル指向が反映されている80年発表の3rdアルバム。クールな前2作よりポップ性の高い一枚。「高校教師」「ドゥドゥドゥ・デ・ダダダ」ほかヒット曲を多数収録。

1979年発表の2ndアルバム。強烈なインパクトを誇ったレゲエ・テイストを強く引き継ぎつつ、パンクよりもロックを意識した仕上がりで、3ピース・ロックの完成された形を示した。表題曲は彼らの数少ないインスト曲のひとつ。

6thスタジオ・アルバムの30周年記念作。ベイビーフェイスやビョークが作家陣に名を連ねる本編に加え、収録曲のデモ音源や他アーティストがカヴァーして発表した「ラヴ・ウォント・ウェイト」のオリジナル音源を収録したディスクをカップリングしている。

ニュージーランド・オークランド発のソウルエレクトロニック・コレクティヴ、レジャーの2025年発表のアルバム。“愛や喪失”“希望”“人生の目的”などの普遍的なテーマを取り上げつつ、彼らならではのリッチな音色とゆったりとしたグルーヴで聴かせる。

米・ミシシッピ出身の女性ブルース・シンガー＆ピアニスト、イーデン・ブレントのクリスマス・アルバム。トロンボーン奏者であり夫でもあるボブ・ドゥウェルがアレンジを手がけ、さまざまなスタイルでクリスマスの名曲を聴かせる。

マルチプレイヤーのザ・ソウル・オブ・ジョン・ブラックこと、ジョン・ビッガムがソウル・ブルースへ原点回帰したスタジオ・アルバム。哀愁のブルースやメンフィス・ソウル、パーティー・ナンバーなどを収めている。

1976年に発表された初のベスト・アルバムのリマスター盤。「ザ・ウェイト」「ティアーズ・オブ・レイジ（怒りの涙）」などなど選り抜きの代表曲に加え、同時期に発表されたオリジナル・アルバム未収録曲「トワイライト（たそがれの流れ者）」を収録。

1976年発表アルバムのスティーヴン・ウィルソンによる2025年ミックス版。代表曲「ホット・スタッフ」をはじめ、ロン・ウッドが正式加入し、よりファンキーでタイトになった名盤が新たな音像で味わえる。未発表のアウトテイクやライヴ音源も収録。

サバイバーの元ヴォーカル、ジミ・ジェイソンの全盛期を収めたライヴ音源。1998年に開催された3公演から、代表曲「EYE OF THE TIGER」など、ライヴならではの熱唱シーンを収録している。

テイラー・スウィフトの12作目のスタジオ・アルバム。「シェイク・イット・オフ」などのヒット曲に携わったマックス・マーティン＆シェルバックがプロデューサーとして参加するほか、タイトル曲にはサブリナ・カーペンターをフィーチャーしている。

テイラー・スウィフトの12作目のスタジオ・アルバム。「シェイク・イット・オフ」などのヒット曲に携わったマックス・マーティン＆シェルバックがプロデューサーとして参加するほか、タイトル曲にはサブリナ・カーペンターをフィーチャーしている。

大名盤『狂気』の約2年後の1975年にリリースされたこちらも名盤『炎〜あなたがここにいてほしい』の50周年記念盤。「クレイジー・ダイアモンド」第1部・2部などを含む本編とともに、完全未発表曲を含むスタジオ・レアリティーズ9曲を収録している。

大名盤『狂気』の約2年後の1975年にリリースされたこちらも名盤『炎〜あなたがここにいてほしい』の50周年記念盤。「クレイジー・ダイアモンド」第1部・2部などを含む本編とともに、完全未発表曲を含むスタジオ・レアリティーズ9曲を収録している。

グラミー受賞作曲家マイク・リードとグラミー受賞プロデューサーのジョー・ヘンリーによる共同名義のアメリカーナ・アルバム。二人で作り上げた美しいオリジナル曲をマイクの温かいヴォーカルとピアノで聴かせる。ゲストにボニー・レイットも参加。

カナダ出身のシンガー、ロブ・モラッティのソロ・アルバム。前作『エピカル』の世界観をさらに進化させた一作で、ジョエル･ホークストラら一流ミュージシャンが参加。泣きメロ満載にしてAORファンにも訴えかける叙情的かつドラマティックな楽曲が揃う。

技巧派プログレッシヴジャズロック・バンド、スペイスド・アウトの中心人物、アントワーヌ・ファファールによるバンド、アルタ・フォルマの2作目。変拍子を多用したインスト部分やキャッチーで歌心あるメロディアスな曲調の楽曲を収録している。

プログレッシヴロックのレジェンド・バンド、イエスの活動初期から全盛期の始めにかけてのプロモ／ライヴ番組を収めたCD＋DVDセット。リック・ウェイクマン加入後でビル・ブルーフォード脱退前の『こわれもの』期など、若さと勢いを感じさせる記録だ。

レスリー・ウェスト、コーキー・レイング、ジャック・ブルースらによる伝説の3ピース・バンドのボックス・セット。彼らがリリースしたスタジオ・アルバム2枚とライヴ盤を収め、往年のハードロック・サウンドを享受できる内容となっている。

1972年に発表された6作目にしてオリジナル・メンバーでの最終作の2枚組豪華盤。前作のアメリカ指向は影を潜め、洗練された英国的フォークロックに回帰した名作だ。BBC音源やファイナル・ツアーからの音源、初出を含むレア音源を多数収録している。