カルロス・サンタナがバディ・マイルスとの共同名義で1972年に発表したライヴ・アルバム。灼熱のラテン・グルーヴにアグレッシヴなギターとパワフルな歌唱が轟く名ライヴ盤。ジャズの即興感覚をも持ち込んだパフォーマンスは聴きものだ。

ニール・ヤング＆クレイジー・ホースのメンバーとしても知られるニルス・ロフグレン率いるバンドが1971年に発表したデビュー作。ダニー・ウィットンらが参加した荒々しいサウンドと、ロフグレンによる珠玉のメロディが楽しめる。

ソフトロック・ファン垂涎の混声コーラス・グループが1969年に発表した唯一のアルバム。映画『真夜中のカーボーイ』の挿入歌となった「有名な神話」「涙と喜び」、爽やかなソフトロックの王道曲「ザ・ジェット・ソング」などが楽しめる。

モリッシーの詞とジョニー・マーのギターが時代に刻みこまれた1984年のデビュー・アルバム。「ジス・チャーミング・マン」「ハンド・イン・グローヴ」をはじめ、名曲揃が揃う80年代UKロック屈指の名盤だ。

85年発表の2ndアルバム。繊細かつ絶望的な歌詞が胸を打つ名曲「ハウ・スーン・イズ・ナウ？」や、ダークなサウンドが不安感を煽るタイトル曲など、強烈なメッセージとメランコリックで美しいメロディの対比が胸に刺さる名盤だ。

米・ミシシッピ出身、4人のチェンバー兄弟を中心に結成されたバンドのライヴ盤。ロックにゴスペル〜ソウルのサウンドを融合させたオリジネーターのひとつと評されるバンドによる、結成直後の1965年のライヴの模様を余すことなく収めている。

ヴォーカル・グループのザ・トーケンズが、1970年にブッダ・レコードからリリースしたアルバム。有名曲にノーマン・バーゲンの洗練されたアレンジを施したカヴァー、「ライオンは寝ている」をはじめとしたグループの代表曲のリメイクなどで構成している。

天才ギタリスト、マイク・ブルームフィールドと元バンド・オブ・ジプシーズのバディ・マイルスを中心としたバンドのライヴ盤。1967〜68年に地元サンフランシスコで行なったライヴの模様で、ギターもさることながら、分厚いホーンのアレンジも聴きもの。

マディ・ウォーターズ・バンドのブルース・ハーモニカ奏者、ジェイムズ・コットンが1960年代に吹き込んだ音源をまとめた編集盤。“ミスター・スーパー・ハープ”と呼ばれた彼のプレイがふんだんに楽しめる。ポール・バターフィールド（hca）らが参加。

米・ルイジアナ生まれの孤高のシンガー・ソングライター、ジェシ・ウィンチェスターのライヴ・アルバム。ベトナム戦争への徴兵回避でカナダへ移住した彼が、大統領恩赦によりアメリカでの活動を再開した1977年のサンフランシスコでの公演をまとめている。

1967年にジェファーソン・エアプレインが地元サンフランシスコで行なったライヴを収録。「サムバディ・トゥ・ラヴ」を含む初期重要ナンバーをはじめ、カウンターカルチャーの象徴となり、人気を獲得していく時期のレアなライヴ音源だ。

アメリカン・ロックの覇者が1975年に発表したデビュー作。元サンタナのニール・ショーン、グレッグ・ローリーを中心としたプログレッシヴなロック・アルバムで、ショーンの卓越したギタープレイが光るメロディックな「時の彼方へ」などを収録している。

1969年に発表された、ジャニス初の本格的スタジオ録音作。ブルースやR＆Bに傾倒していく中、その並はずれた声のレンジとパワーをそそぎ込んでいる。ロレイン・エリソンのカヴァー「トライ」、自らの心境を重ねた「リトル・ガール・ブルー」などを収録。

米・ニューメキシコ州ロズウェル出身のシンガー・ソングライター、ジョン・デンバーが1971年に発表したアルバム。「故郷へかえりたい〜カントリー・ロード〜」といった人気曲のほか、ビートルズ「レット・イット・ビー」のカヴァーなども収録されている。

硬派なスタイルが人気のブルース・シンガー、ジョン・ハモンドのライヴ・アルバム。1966年に米・サンフランシスコのフィルモア・ウエストで行なわれた公演の模様で、魂のスワンプブルースが堪能できる。

ラズベリーズの後期メンバーとして活躍したシンガー・ソングライターが、97年に〈タイタン〉に遺した『プレイ・オン』の新装盤。親しみやすいパワーポップを聴かせる隠れた名盤に、未発表音源や新録音源などを追加収録している。

ニューヨーク発のロック・バンド、ストーリーズが1973年に発表した2ndアルバム。世界中で大ヒットしたホット・チョコレートのカヴァー曲「ブラザー・ルイ」を筆頭に、キャッチーなポップ・ロックからプログレッシヴなナンバーまでが楽しめる。

スラッシュの音楽ルーツを再訪したカヴァー作『オージィ・オブ・ザ・ダムド』を携え、自らキュレートしたブルース・アーティストたちによるフェス型ツアーより、2024年7月米・コロラド公演を完全収録。スラッシュのルーツをさらに深堀りできる構成だ。

スラッシュの音楽ルーツを再訪したカヴァー作『オージィ・オブ・ザ・ダムド』を携え、自らキュレートしたブルース・アーティストたちによるフェス型ツアーより、2024年7月米・コロラド公演を完全収録。スラッシュのルーツをさらに深堀りできる構成だ。

タジ・マハールが、前作『Mo’ Roots』に続きカリブ音楽の影響を積極的に取り入れた1975年のアルバム。ウェイラーズの一員だったアール・リンドがキーボードで参加し、作曲も担当した表題曲のほか、チャック・ベリーのカヴァーなどを収録。

ガンズ・アンド・ローゼズのベーシストによるライヴ・アルバム。2024年のロンドン公演を収めたもので、親密な会場にてファンの絆を確かめ合うという、本隊のバンドとはかけ離れた瞬間を捉えている。スティーヴ・ジョーンズがゲスト参加した楽曲も収録。

ガンズ・アンド・ローゼズのベーシストによるライヴ・アルバム。2024年のロンドン公演を収めたもので、親密な会場にてファンの絆を確かめ合うという、本隊のバンドとはかけ離れた瞬間を捉えている。スティーヴ・ジョーンズがゲスト参加した楽曲も収録。

前作『at 武道館』の成功を受け、日本先行発売された通算4作目。コミカルなタイトル曲や美しいバラードなど、彼らの持ち味が遺憾なく発揮された充実作で、人気絶頂期にあった彼らの勢いを感じさせる一枚。表題曲や「ヴォイシズ」など、名曲が満載だ。

『パートリッジ・ファミリー』の長男役で人気を博し、ヒット曲「悲しき初恋」でも知られるシンガーが1973年に発表したソロ3作目。ニルソンの「パピー・ソング」ほか、秀逸なカヴァー曲が並ぶ。マイケル・マクドナルドやラリー・カールトンも参加。

1970年にリリースされたニルソンの5thアルバム。「ヴァイン通り」、「あなたのいない生活」、「カウボーイ」やアルバムのためにランディ・ニューマンが書き下ろした「キャロライン」ほかを収録している。