年齢差を超えても友達だって思える――サイプレス上野 + 中江友梨(東京女子流) = サ上と中江『ビールとジュース』

サ上と中江   2015/05/20掲載
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ラッパーのサイプレス上野と、東京女子流中江友梨がタッグを組んだユニット: サ上と中江。34歳の男性中堅ラッパーと、17歳の女子アーティストという意外過ぎる組み合わせだが、オリジナル・ミニ・アルバムとなる『ビールとジュース』は、そのジェネレーション・ギャップも当然形にしながら、同時に、人として向きあえばそういった“差”は関係ないというメッセージも込められた一作。それぞれのラップ・パートは自身の手によるものという部分でも、女子流ではなかなか見えづらい中江友梨のもつ個人的な表現欲求や、心象風景が描かれ、“ラッパー: 中江友梨”としてのアプローチも大きな聴きどころ。お互いにマイメン過ぎて嫉妬も覚える仲良しインタビューをどうぞ!
サ上と中江『ビールとジュース』CD + DVD
CD + DVD AVCD-93142〜B
サ上と中江『ビールとジュース』CD
CD AVCD-93143
――まず“サ上と中江”というユニットの結成経緯から教えていただければと。
中江友梨(以下N) 「MTVで『サ上と中江の青春日記』って番組をさせて頂いたのがそもそものキッカケですね。最初は、同じ音楽業界にいるけど、年代もジャンルも違う2人が、一緒に青春を作りましょうっていう所から始まって。それで、お互いのライヴを見に行かせて貰ったりして、サプライズ的に曲作りって話に進んで。だから、曲作りが決まった時はびっくりしました」
――最初は一緒にデートしたりっていう番組だったよね。
サイプレス上野(以下U) 「番組内の『HIPHOP講座』で、友梨ちゃんが、俺とSIMI LABMARIAにラップとリリックの書き方を教わったり、その流れで女子流ディレクターのS竹さんをディスったりっていうのはあったけど(笑)、基本的には一緒に遊園地に行って遊ぶだけの番組だと思ってたから、曲作りはビックリしたね」
――中江さんとデートしたら仕事になるという。アスタライト何コースに加入すればいいんだ、それは(笑)。中江さんは番組で一緒になる前に、サ上とロ吉の事は知ってた?
N 「まだ女子流が結成した当初に〈申し訳AFTERNOON〉に出させて頂いたんですね。その時に申し訳のDJだった上ちょ(サ上)とは一緒になってるんですよね」
U 「〈申し訳ないと〉の先輩である宇多丸さんや掟ポルシェさんが推してるんだけど、スゴい若い子たち、もっと言えば子供だって聞いてて。それで会ったらホントに小中学生だったから、ちょっとどうしていいか分からなくて、その時はちゃんと接してはなくて」
N 「最初に会った12歳の時から成長したでしょ?」
U 「人間の成長ってそういうもんだね」
N 「よく考えたら怖いよね」
U & N 「“SO.RE.NA.”」
――曲宣伝のフリだったのか、いまの流れは。じゃあ、しっかり会うのは『青春日記』が最初という事で。
N 「そうですね。会う前に写真を見せてもらってて、楽しくて面白そうな人だなって思ってたし、会っても優しい人だなって印象でしたね」
U 「写真って何の写真?」
N 「上ちょが金に塗られてるやつ(サ上とロ吉ベスト盤『ザ、ベストテン 10th Anniversary Best』のジャケット写真)」
U 「アー写の中でも例外中の例外だよ、それ(笑)」
――あの写真で優しそうって思うのがスゴいわ。
N 「だから最初は“何やってる人ですか、お笑いさんですか?”って(笑)。年齢はやっぱり倍ぐらい上だから最初は緊張したけど、今は全然ですね。ジェネレーション・ギャップは全然感じなくて。全然敬語じゃないし、いろいろ気遣われても一緒に活動するのに面倒になるし。だから、こんなに年齢差があっても全然気にならない事に驚いてるんですよね」
――上野くんからみた中江さんの第一印象は?
U 「第一印象から決めてました!」
――ネタが古いわ。
N 「え、なにそれ?」
――やっぱり伝わらない(笑)。
U 「『ねるとん紅鯨団』の時に生まれてないからしょうがない。でも“おぼこい子”っていうイメージだったから、最初は戸惑いましたね。どう接すればいいんだろうって。でも、友梨ちゃんはとにかく物怖じしないし、ぐいぐい来てくれるから、自分としてはすげえ楽で、ホントに友達が出来たって感じだったね」
――『青春日記』での“一緒に青春しよう”っていうテーマは、中江さんの方から出したんだよね。
N 「最初の企画会議の時に、ポッと浮かんだんですよね。年齢がやっぱり倍違うって言う事で、好きなモノだったり、見てきたものは全然違うと思うし、そこにジェネレーション・ギャップがあるなって思ったんですよね。そこをなるべく埋めたくて、それだけの差がある2人でも共通できるのは、“青春”なんじゃないかなって」
U 「年下の女の子からそう言われたら、じゃあ青春するしかねえな、やってやるって!って感じでしたね」
――もっと根本的な所なんだけど、中江さんはヒップホップって聴いてた?
N 「もともとダンスをやってたんで、そのBGMとして聴いてましたね。でも、洋楽ばっかりだったんで、日本のヒップホップは聴いた事がなくて。だから、曲は全然知らなかったですね」
――怖いイメージは無かった?
N 「全然。それよりも楽しそうだなって感じでしたね。あと、周りにヒップホップを好きな子も多かったし、自分の好きな事をやってる感じは受けたんで、自分もああいう風に出来たら気持ちが良いんだろうなって、ずっと思ってました」
――そういう良いイメージのだったんだ。そしたら極端に自由なサ上が来たと。
N 「自由超えて、既に犯罪の匂いがしますから」
U 「そこまでか!」
N 「ぎりセーフって感じだね(笑)」
――メチャクチャ言われてるな。
U 「友梨ちゃんはマジで遠慮をしないから」
N 「(年齢的に)しなきゃいけない立場なんですけど、しないんですよね」
U 「でも、だからこそタッグで全然いけるなって」
――上野君も相手が相手だから、遠慮しなきゃいけないといえばいけないよね。
U 「ファンもいっぱいいるし、17歳の女の子なんだから気にしなきゃいけないんだけど、全く気にしてないっすね。一緒に歩いてて、池とかあったら多分投げ込んでるもん」
――高校生と一緒だったら池に投げ込むっていう理屈はねえよ。
N 「言ってる事が信じられない!池に投げ込まれたらぶん殴るよ!」
U 「逃げるよ?」
N 「足速いよ?」
U 「タクシー乗るって逃げる」
――会話が不毛すぎるわ。
N 「でも、そういう所から教育していきたい。“人間は池に落とされたら本気で怒る”っていう」
――野生児を育てるような話になってきた。
N 「上ちょはそういう楽しい生活を送ってきたんでしょうけど」
――池に落とし、落とされてもはしゃぐような。
N 「でも“その考えはおかしい、普通じゃない”って事をちゃんと教えていきたいですね」
U 「ようやく、俺達の周りに常識人が入ってきてくれた!」
N 「その為に私は上ちょの前に来たんだと思う」
U 「俺を真人間に戻す為に、未来からやってきたのかも知れない」
――中江さんに会ってなかったら凶悪犯になってたかもしれない。って、ターミネーター藤子・F・不二雄のSFみたいな話だな。
N 「ホントに危ない事は止めた方がいいよ?」
U 「この前も、マフラータオルつけてる友達のマフラー引っ張りすぎて、失神させたりしてるからね」
N 「え! どういう事?」
U 「引っ張って遊んでたら、やりすぎて相手が落ちちゃうっていう」
N 「ありえないでしょマジで!死んじゃうかも知れないんだよ?」
U 「あれには俺もびっくりした」
N 「びっくりじゃ済まない知れないんだよ!何かあってからじゃ遅いんだから!」
――……小学校の学級裁判みたいになってきた。
N 「もう、そのレベルから教育していこうと思います!」
U 「押忍……」
――話を今回の『ビールとジュース』に移しますが、今作の中江さんラップ・リリックは自分で書いてるんだよね。
N 「そうですね。曲作りが決まった時に、“自分で書いてみる?”って言われて」
U 「やっぱり、自分の言葉じゃなかったら“リリック”じゃないから」
N 「自分で書かないと一緒に作る意味が無いし、与えられたものを歌ってるだけじゃ、いつもと変わらないなって。やっぱりリリックを書くのは難しかったけど、ここで頑張れば、作り終わった時に、いままでとは違う事が出来るって思ったんですよね。実際に作り終わったら、やっぱりスゴく気持ちが良くて」
――“歌詞”じゃなくて“ラップのリリック”を書いての手応えは?
N 「自分の気持ちをそこに詰めるって感じでしたね。“これが私の気持ちだから!”って。こんなに気持ちが出せる事に、自分自身でも驚きました。〈WE GOTTA GO〉も“大人に対する不満を形にして”って言われて、そのままブワっ!って書いた感じです。ホントにこの気持ちのまんまですよ(笑)」
U 「泣きそうになったよ。こんなに大人嫌いかって(笑)」
N 「違うよ!私は大人に憧れてる子供だから、その分、大人に対する不満も多くなっちゃう。だから、この曲は子供から大人に対するメッセージなんですよね」
U 「そうやって、内に秘めてる部分を全部出してくれたし、それが出来るのは、ラッパーとして大事な部分だなって。一応、俺の方で手直しした部分もあるんだけど、“リリックとしてこう書きたい”って部分が、友梨ちゃんは最初からしっかりしてて。だから、韻の踏み方だったり、リリックの分量を調整する手直しぐらいしか直さなかった」
N 「掛け合いの部分に関しても、お互いにまず歌詞を考えてきて、それを読んで、内容を擦り合わせていくって感じで」
――普通にラッパー同士が作るのと同じだね。
U 「そうそう。だから全然作りやすかった」
――今回のリリックのテーマはどう言う風に決めていったの?
U 「最初に作ったのは〈SO.RE.NA.〉。『青春日記』の中で、俺ら世代と友梨ちゃん世代で、世代間ギャップを話す回があって」
N 「そこから広がって、お互いのジェネレーションのあるあると、そのギャップを纏めていった感じですね」
U 「この曲は今っぽいビート感のトラックで、俺も乗りこなすのが難しいって思ったトラックだったんだけど、それを友梨ちゃんは普通に乗りこなしてて」
――オンビートで畳み掛けるパートとか結構スゴいよね。
N 「ライヴでやると“お〜!”って歓声があがるから、ちょっと気持ちいい(笑)」
U 「俺がガイドを録った時、俺でもその部分は難しくて、ちょっと心配だったんだよね。でも、友梨ちゃんならなんだかんだ出来るのかなっていう信頼感もあって。実際に出来た時には感動した」
――〈売命行為〉は元々、上野くんがSoundCloudにアップしてた曲だけど、それをサ上と中江ヴァージョンにビルドアップした一曲で。
U 「友梨ちゃんと最初に顔合わせで色んな事を話し合った時に、この曲の事を思って。名前だけじゃなくて、命も切り売りしながら表現するっていうのは、ラッパーも女子流も同じだと思うし、その気概を友梨ちゃんからは感じて。だから、思ってる事をそのまま書いて貰ったんだけど、そしたら友梨ちゃんから凄まじいリリックが届いて」
――17才の女の子がラップするにはハードな内容だよね。でも、それだけ覚悟があるとも思ったし、中江友梨恐るべしなラップで。
N 「うふふ。自分でもスゴいリリック書いちゃったな〜って(笑)。でも、このアルバムの中で一番ラップが難しくて、RECで挫けそうになりましたね」
U 「レコーディングの時に泣いちゃって」
N 「何回やっても全然うまく録れなくて、ヴォーカル・ブースでは堪えてたんだけど、上ちょが“大丈夫?”ってブースを開けた瞬間、涙が止まらなくなっちゃって。ぶわーって涙流しながら“ダメでした〜”って(笑)」
U 「それを俺がそっと優しく抱きしめて」
N 「抱きしめてないでしょ! そんな事したら蹴りあげてるよ。“弱ってるのにつけこむなんて最低!”って」
――ハッハッハ!たくましい!
U 「だからハンドパワーぐらいの慰め方をして」
――手が触れてすら無いじゃん。
N 「でも、本当はちゃんと言葉でアドバイスしてくれたんだよね〜」
U 「……恥ずかしい。俺の真面目な部分をバラさないでくれ!でも、その日はそれで終わりにしたんだけど、次の日には完璧に仕上げてきて、そのラフを聴いて、今度は俺がその頑張りに感動して泣くっていう。“1日でここまで成長できるのか、人間は!”って(笑)」
N 「2人の涙が込められた曲ですね、これは」
――〈HGB〉のお互いを褒め殺すバトルっていうのも新機軸だね。
N 「純粋に、人として尊敬する部分もちゃんとあるんで(笑)、ディスよりもそういう部分を形にしたいなって」
U 「俺もバトルの猛者だから、それを形にしたいなと」
――“女くどきバトル”の優勝者として。
U 「それだけじゃねえから!それも勝ってるし、〈ULTIMATE MC BATTLE〉も本戦に出てるし、〈戦極MCBATTLE〉でも〈AsONE〉でも優勝してるから!」
N 「戦歴は後で聞いてあげるから作品の話して!」
U 「お、おう……。今は〈高校生ラップ選手権〉も流行ってるから、そういうラップの遊び方も取り入れたいなって。でも、楽曲としてバトルをエンターテインしてる曲はかなり少ないから、この2人でそれを作れば面白くなると思ったんだよね」
――上野くんの動揺するラップとか、ホントに良くバトルで見る光景だよね。
U 「現場に出てたり、観てる人は面白がってくれるよね」
――中江さんは上野君に対して“冬眠から目覚めた熊”とか“酔ってはくだまくチンパンジー”とか、だいぶ悪い事言ってるけど。
U 「メチャクチャ言われてるな、改めて」
N 「いやいや。リリック確認の時に、ここまで盛ったのは上ちょだから!……近い事は先に私が書いてたけど(笑)。でも、“ビビリな所も可愛いね”って言ってるじゃん」
――ただ、それに続くのが“そんなわけで私の勝ちね”と、だいぶ上野君が中江さんに手玉に取られた一曲で。デートをテーマにした〈Too Shy Boy〉はどのように?
U 「友梨ちゃんの歌をメインにした、アーバンな感じの曲も作ろうって事で、まずトラックをgrooveman Spot先輩とKashifくんに頼んで。そこからデートっぽい歌詞を2人で考えた感じですね。この曲に関して、声を大にして言っておきたいのは、友梨ちゃんのパートの歌詞を考えたのは友梨ちゃんだから!俺が書いて、願望を歌って貰ったわけじゃないから!」
N 「上ちょがこの歌詞書いてきて、これ歌ってくれとか言われたら、完全に鳥肌でしょ(笑)」
U 「……」
N 「でもライヴで披露した時、手を握るのはもっと分かりやすくしても良かったかもね」
U 「いやいや、リハでそんな事してないのに、いきなり手を握ってきたから、普通に照れたよ。しかも、お客さんの顔見たら、“もう一回やったら殺すぞ”って顔してて(笑)」
N 「ウソウソ。そんな顔してなかったでしょ。女子流のファンは優しいから」
――いや、残念ながらしてたし、俺もしてた(笑)。
N 「マジですか(笑)」
U 「手を握られた瞬間に、客席が止まったもん。俺は照れるし、客席からは尋常じゃない殺気が来るし。いろいろ情報が多すぎて歌詞が飛んじゃったよ」
――中江ファンの血の叫びのような阿鼻叫喚が耳から離れません。
N 「前列も“それはダメ!”って言ってましたね(笑)。でも、もっと悲鳴あげさせなきゃ」
――Sだなー。
N 「変な事してるわけじゃないからね。歌詞と連動したパフォーマンスの一部ですから」
U 「漫画雑誌を腹に入れて歩く覚悟ですよこっちは」
――刺される前提で行動しないとね。
N 「雑誌の間にケチャップ挟んで、刺されたら真っ赤になるようにしといたら?(笑)」
U 「でも、俺は敵を作るためにやってるわけじゃないから。それだけは言っておきたい!」
――お前らが憎くてやってるんじゃない、と。そりゃそうだけど、憎むファンの気持ちもわかります。先ほども話に出た〈WE GOTTA GO〉は、中江さんはこう思ってるんだって独白的な内容も含めて、単純に歌詞として興味深くて。
N 「最初の段階は、もっとズラ〜って歌詞書いちゃってましたね」
U 「歌詞多いな!そんなに不満あるのか!って(笑)」
N 「でも、上ちょの歌詞も、大人はこう思ってるのかと思って、それも面白かったな」
――作品全体としてキャッチーなんだけど、チャラいヒップホップのキャッチーさとはまた違う、タフな感じになってるのが、全体の雰囲気として面白いなって。
U 「そう思うし、このキャッチーさ加減は、どんなお客さんの前でも通用すると思うんだよね。俺みたいなのと友梨ちゃんが一緒にステージに立つってだけで、面白がってもらえると思う。片方は頭ピンクだし、片方はいい年だし、2人でつなぎ着て、ガソリンスタンドのバイトの女の子とオーナーのどら息子みたいな感じだけど(笑)、その見た目だけでも面白いから。その“なんなの!?”って部分も含めて、興味を持って貰えると思うし、フェスだったりどんなお客さんでも楽しませる自信はある」
N 「こんなキャッチーなユニットは無いと思うんで、そこを武器にしてやっていきたいですね。やっぱりライヴは絶対に楽しいって思わせたい」
U 「歳とか、年齢も関係なく楽しめると思うから、子供さんから大人さんまで全方位で巻き込んで楽しんでいきたいなと」
――最後に、このタッグでお互いに望むものは?
N 「上ちょは色んな人から愛されて、尊敬されるっていうのは見てて感じるので、その部分はそのまま変わらずにやって欲しい。だけど、楽しい事とやっちゃいけない事は、ちゃんと区別して生きて欲しいですね」
U 「俺からは“特にありません”」
N 「ひどい!(上野を叩く)」
――遂に実力行使が。
U 「そういう曲がサ上とロ吉にあるっていう一連のネタだから。まあ、友梨ちゃんと一緒に組む事で、俺は活力を与えて貰ってるっていうか」
――おっさんが若い愛人囲った時のコメントだよ、それ。
U 「悪い風に捉えすぎだろ!でも、俺自身、若い生き方をしてると思ってるけど、そこに本物の若さを与えてくれたと思うんだよね。年齢差を超えても友達だって思えるし、新しい音楽を作れる友達が出来たのが超デカい。この青春感をこの2人ならずっとキープして、フレッシュなモノがずっと作れると思うんだよね。友梨ちゃんが大人になって、裏切らなければ」
N 「裏切らないから安心して」
U 「大人になって、“あいつ、やっぱり間違ってた……”って気づかなければ」
N 「それは上ちょにかかってるから。間違った人生を歩まなきゃ嫌いにならないけど、ホントに気をつけたほうがいいよ、マジで」
U 「そう、そうやって俺を正しい道に進め下さい」
――(話してる内容、歳の差逆転してるな……)
取材・文 / 高木“JET”晋一郎(2015年4月)
撮影 / 久保田千史
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