大友克洋監督の9年ぶりとなる新作アニメ『火要鎮』を筆頭に、『FREEDOM』の森田修平監督による『九十九』、『鉄コン筋クリート』の安藤裕章監督による『GAMBO』、『ガンダム』シリーズのメカデザイナーとして活躍するカトキハジメが初監督をつとめる『武器よさらば』、そして『アニマトリックス』の森本晃司によるオープニング・アニメーションと、豪華ラインナップからなるオムニバス・アニメ『SHORT PEACE』。7月20日（土）からの劇場公開を前に、国内外で活躍するコラージュ・アーティスト河村康輔、グラフィックデザイナー上杉季明によるコラボ・ビジュアルが公開されました。

　2012年に開催された〈大友克洋GENGA展〉ではメイン・ビジュアルを手掛け、大友監督からの信頼を受ける河村。オムニバス作品である『SHORT PEACE』を象徴するのにコラージュという手法がピッタリだという理由から、再び大友作品のビジュアルを手掛けることに。

　そして、河村のコラージュに彩色を施し、ポスターとして仕上げたのは、多くの大友作品のビジュアルデザインを手がける「マッハ55号」の上杉季明。この2人のコラボにより、『SHORT PEACE』の世界観を凝縮したビジュアルが誕生しました。

　なお、河村は、「GENGA展のときとは違い、今回は5人の監督の作品をひとつにまとめて『SHORT PEACE』という大きなイメージを作らねばならず、それは全く新しい挑戦で凄く楽しかった。最終的に自分の中で今までになかった新しい物が出来たと思う」と語っており、大友監督も「今回の2人によるデザインはシンプルで、かつ力強さがある。周りの余白の配分も緊張感があり、文字の置き方やデザインも完璧」と絶賛のコメントを寄せています！