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ストーナーロック・バンド“Bahboon”、ニュー・アルバム『Thunder Ape』をリリース

Bahboon   2023/11/21 12:23掲載
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ストーナーロック・バンド“Bahboon”、ニュー・アルバム『Thunder Ape』をリリース
 結成10周年を迎えた東京拠点のストーナーロック・バンド、Bahboonが、アルバム『Thunder Ape』を12月6日(水)にリリースします。

 赤ちゃんの「バァブゥ」と動物のマントヒヒ「Baboon」の組み合わせに由来するBahboonは2013年に結成。翌年には、クラウドファンディングで合計150万円の資金を集め、英ケンブリッジでのレコーディングプロジェクトを実施。2017年にはロンドンにてツアー〈No Booking Go UK Tour〉を敢行、現地で直接出演交渉をし、1ヵ月間で17公演を成功させるなど、国内外問わず精力的な活動を展開。2018年には1stフル・アルバム『Genjin Attack』をリリースしています。

 『Genjin Attack』をリリースした後、発表から間も無く、オーストラリアのプロモーターからオファーを受け、1週間強のショート・ツアーを敢行。ツアー中、USヴィンテージロックの雄、Radio Moscowと共演。さらにはUSハードロックの新星ライオナイズの招致の確約まで漕ぎ付けたところで、マネージャーやメンバーの脱退、コロナ禍など、風向きは一転し逆風にさらされます。バンドは停滞を余儀なくされてしまいますが、めげることなくニュー・アルバムのリリースに向けデモを制作。新たなライヴ・イベント〈SATURN.4〉を盟友Lightning Swells Foreverと立ち上げるなど、着実に活動の爪痕を残し、このたび6曲入りアルバムのリリースへと至りました。

 6曲入りだったらEP、もしくはミニ・アルバムじゃないか?という疑問もわくところですが、バンドは今作をフル・アルバムとして捉えているとのこと。それは収録されている楽曲の濃密さがゆえ。レコーディングでは全曲26インチの大口径バスドラムを搭載したLudwig-Vistaliteアクリルキットを使用。ほとんど爆発音とも言えるドラムビートにのせて、ギターやベースの音色にも細部まで拘り抜いて制作されました。

 収録されているのは、結成10周年の最初の楽曲であり、ほぼジャムセッションで練り上げ、リードギターがインプロヴィゼーションで荒れ狂う冒頭曲をはじめ、アレンジにおいて複雑さを出来る限り排除したという爆走ストーナー・ナンバーのタイトル曲、知性的な曲作りとアレンジを施した「Cosmic Drive」、現在廃盤のEP『Good Night』収録曲を現体制で改めて録音した「Briefed」、エンジニアのイロハがオルガンをプレイしている「Pillar Man In The Sun」、そしてドゥームメタルの様な曲を3分程度でまとめると言う構想から始まり、結果アルバム最長8分の曲に仕上がったという「Growler」というラインナップ。攻撃力を高めた“全天候型ストーナーロック”が味わえる特濃な一作となっています。

Bahboon official site
bahboon.bandcamp.com
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