世界各地で演奏活動を行っている日本古来からの楽器「篠笛」の第一人者・
狩野泰一が、2010年の『
しあわせに』『
竹のうた Bamboo Songs』以来約7年ぶりとなるニュー・アルバム『
SOUND OF THE WIND』(CD YCCS-10061 2,778円 + 税)を3月8日(水)にリリース。
狩野泰一の篠笛は、絶妙な息づかいによる多彩な音の表現が特徴。自らの息遣い(THE WIND)がメロディとなり、音楽(SOUND)となってゆくことをテーマに制作され、日本の伝統楽器としての枠を超えて篠笛のスタイルを新しく切り拓きたいという思いが込められた『SOUND OF THE WIND』は、
吉野弘志(ベース)、
ヤヒロトモヒロ(パーカッション)、
林 正樹(ピアノ)ら実力派ミュージシャンを迎えたジャズ・アルバムとなっており、オリジナル曲に加え、日本古謡、「Over The Rainbow」「Moon River」といった洋楽名曲カヴァーなどをジャズ・アレンジで披露する全13曲入り。卓越したプレイヤー陣によるジャズならではの即興性で、音色やグルーヴのみならず楽器演奏で会話をしているかの如き空気感や臨場感をも味わうことができます。なお、現在NHK「日本の話芸」のテーマ音楽となっている楽曲「音紬ぎ」もボーナストラックとして収録。