ニュース

キャサリン・ジェンキンス、VEデーを記念したロイヤル・アルバート・ホールでの無観客コンサートを公開

キャサリン・ジェンキンス   2020/05/11 14:10掲載
はてなブックマークに追加
キャサリン・ジェンキンス、VEデーを記念したロイヤル・アルバート・ホールでの無観客コンサートを公開
 1945年にドイツが降伏してから75年にあたる欧州戦勝記念日(VEデー)の5月8日に、75周年記念イベントの一環としてウェールズ出身のメゾソプラノ歌手のキャサリン・ジェンキンス(Katherine Jenkins)が英ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで無観客コンサートを開催。その模様がYouTubeのロイヤル・アルバート・ホール公式アカウントで公開されています。

 今回のコンサートは、ロンドンのサディク・カーン市長の財政支援により#LondonTogether の一環として催されることで実現に至ったもの。公開された映像には市長からのビデオ・メッセージもあり、#LondonTogether はロンドン市民に、ポジティヴな地域活動に対する意識を高め、医療ならびにケアワークのスタッフ、救急サービス、公共サービス従業者、ボランティアの働きにあらためて感謝の気持ちを伝えるよう呼びかけました。また、ロイヤル・アルバート・ホールのファンドレイジング(募金)並びに、イギリス軍とその家族のための慈善団体、SSAFAの緊急時対応基金の支援を兼ねており、YouTubeには募金先へのリンクがあります。

 コンサートでジェンキンスはMCを交えつつ、ピアノを中心にした伴奏とともに「虹の彼方に」「White Cliffs Of Cover」、賛美歌の「Jerusalem」、ヴェラ・リンとのヴァーチャル・デュエットによる「We’ll Meet Again」など全7曲を披露しています。

 コンサートに先立ってジェンキンスは「1945年5月8日のVEデー、ロンドンでは百万人を超える市民が街に繰り出し、欧州戦線での勝利を、そして6年に及ぶ大戦の終結を祝いました。トラファルガー広場からバッキンガム宮殿までを埋め尽くした群衆。今年は、その時のように祝うことはできないかもしれませんが、この歴史的な日から75年の祝いの年に影を投げかけてはなりません。60周年、70周年の式典にも参加していた私は、今年も何かできないか、この困難な時期だからこそ、国を、そして世界を一つにつなぎ、記念の日を祝うことができないか、と考えました。ヴァーチャルな形ではありますが、こうしてみなさんと一堂に会し、ロンドンの代名詞とも言えるコンサート会場から、戦時中の歌とミュージカルへのトリビュート・コンサートを行えることを心から嬉しく思っています。誰もいない、隔離されたロイヤル・アルバート・ホール。それは見たことのない姿かもしれませんが、それでもなお、息を飲むほど壮観であるに違いありません」とコメントしていました。

©Getty



ユニバーサル ミュージック
www.universal-music.co.jp/katherine-jenkins
最新ニュース
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] 佐藤理とゴンドウトモヒコの新ユニットが、聴覚と視覚を刺激するアルバムを発表 LIG[インタビュー] デビュー20周年 再始動を告げる新作EP 音速ライン
[インタビュー] 私は私にできることを歌にしていく ゆっきゅんのニューEP[インタビュー] 来日公演を目前に控え、孤高のソウル・シンガーが発表する17年ぶりの新作『PRAYER』 リアム・オ・メンリィ
[インタビュー] 今春のカルテットでのツアーを録音した『FRAGMENTS - CONCERT HALL LIVE 2025』を発表 松井秀太郎[インタビュー] 友成空の大ヒット曲「鬼ノ宴」が湖池屋とコラポレーション クセになる辛さの「ピュアポテト 鬼ノ宴」誕生
[インタビュー] オーケストラとともに過去・現在・未来を紡ぐ活動40周年記念アルバム『RE-BORN』 千住明[インタビュー] 自らの本名を冠したセカンド・アルバム完成! 今作に込めた想いとは― 粗品
[インタビュー] 千花音×みやけん 豊かな才能の交錯が生みだしたもの[インタビュー] 広分野で活躍するヴァイオリニストが、みずからのレーベルから第一弾アルバムを発表 廣津留すみれ
[インタビュー] 田中彩子 クラシックや映画音楽などでファンタジーの世界を描き出すリサイタル・ツアーを開催[インタビュー] 大好きな街、小田原への愛を込めた「O・DA・WA・LOVE」配信リリース emily hashimoto
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015