ついに明日9月16日に発売になる
MIKA待望のセカンド・アルバム
『ザ・ボーイ・フー・ニュー・トゥー・マッチ』(写真)。2年をかけてロンドンとロサンゼルスでレコーディングされた本作は、ゲストにザ・シーウィンド・ホーンズ(
マイケル・ジャクソンの『スリラー』などで演奏)、ファイナル・ファンタジー/
アーケイド・ファイアなどで活動するオーウェン・パレット、そしてスチュワート・プライスらが参加。10代の気持ちに戻り、当時のMIKAが感じた思いや経験した出来事をもとに、楽曲を作り上げています。
とくにアルバムのオープニングを飾るシングル曲「ウィー・アー・ゴールデン」は、MIKAにしか作れない壮麗なパワー・ポップ・ナンバー。子供たちが叫ぶ壮大なコーラス「We are not what you think we are, WE ARE GOLDEN」(僕らは君が思ってるような人間じゃない/僕らの未来は希望に満ちている)には、MIKAの青春時代を最も象徴している言葉だそう。アメリカ人の父とレバノン人の母の間にベイルートで生まれ、戦火を逃れフランスへ移住、その後ロンドンに居を移すも、いじめに遭い学校を転々としていたMIKA。辛い時代にも、「自分にはゴールドくらいの価値がある」という“思い”をつねに持ってきた、その経験に向き合って作られたのが本作。ただ、ポップ・ミュージックを愛し、そのパワーを信じるMIKAだからこそ、そういった“思い”をあくまでポップなサウンドに載せ、力強く前向きに表現しています。
アルバムにはこのほかにも、軽快なパーカッションに足を踏みならすようなピアノ、うっとりするようなコーラスとが融合している「ザ・ガールズ」や、ミュージカル的な曲調で悩みを抱えた少年がカウンセラーに相談する「Dr.ジョン」、好きな人に話しかけられない気持ちを歌った、MIKAいわく“ストーカー・ソング”の「アイ・シー・ユー」、おとぎ話の残酷性とそれを楽しく語れる子供の無邪気さを表現した「ブルー・アイズ」などが収録、幅広い視野と並外れたメロディ・センスだけでなく、曲の中の“物語”の素晴らしさも感じさせるアルバムになっています。
この日本盤CDには、「ウィー・アー・ゴールデン」のアコースティック・ヴァージョンがボーナス追加され、初回限定でMIKAのかわいいイラストが使用されたステッカーを封入、さらに同日発売の
ライヴDVD『ライヴ・イン・パリ』とアルバムの2作品を購入すると、抽選でサイン入りオリジナル・グッズが当たるキャンペーンも実施中。CDの初回限定価格は1,980円のスペシャル・プライスとなります。また、iTunesでもアルバムは販売され、Standard Version、Deluxe VersionともにiTunesボーナス・トラックが付くとのこと。
ポップ・ミュージックを愛するすべての人にオススメしたい、素晴らしいアルバムを完成させたMIKA。現在、ユニバーサル ミュージックのMIKAオフィシャル・ウェブサイトでは、「ウィー・アー・ゴールデン」のプロモーション・ビデオを観ることができます。楽曲同様、カラフルでパワーにあふれたビデオになっています。しかもMIKAの鍛えあげられたパーフェクト・ボディ(!?)も拝むことができますので、ぜひチェックを!