2007年に白血病で逝去した稀代の名テナー・サックス・プレイヤー、
マイケル・ブレッカー(Michael Brecker)が1995年にフィンランドのビッグバンド、
ウモ・ジャズ・オーケストラと共演したライヴ音源が発掘され、
『ウモ・ジャズ・オーケストラ・ウィズ・マイケル・ブレッカー・ライブ・イン・ヘルシンキ 1995』(PCCY-30228 2,315円 + 税)として4月6日(水)にリリースされます。
1975年に設立された、フィンランドの国営放送と文化教育省とヘルシンキ市が共同運営するビッグバンド、UMO(Unden Musikin Orkesteri, New Musicak Orchestra)に、マイケルがゲストとして迎えられた時の録音で、バンドとの熱いステージが収められています。
この録音の翌年96年には6年ぶりとなるリーダー作
『テイルズ・フロム・ハドソン』を発表し、晩年までコンスタントにアルバムをリリースし続けたマイケルの、キャリア集大成を迎える直前の絶頂期を捉えた貴重なライヴです。兄の
ランディ・ブレッカーもこの音源を聴き、そのクオリティの高さに驚愕したと言われています。
日本盤ブックレットにはランディが日本のファンへ向けて綴ったマイケルの思い出を掲載。また売り上げの一部は白血病患者への基金に充てられます。