EPPAIが、『
MY FINAL CD』を9月1日(水)にリリースしています。
同時に10個の楽器を演奏する大道芸人EPPAIとしても日本全国、フランス、スコットランド、アイルランド、ドバイ、韓国と世界各地のストリート・フェスティバルでショーをしてきました。2014年、2016年〜2021年はフジロックにも出演。過去には
アングリポガチャン、
AnAn-POGA、ORIGINAL POLKITCHでバンド活動をしていました。
今作『MY FINAL CD』は毎日24時間、1年半かけて創り上げたオリジナル17曲、メロディの数は182。ヴァイオリン、ピアノ、ドラム、ヴォーカルの同時演奏で加速する新たな音楽。ジャンルを無視した今作ではドンファン・ミュージック(繰り返しのない音楽)から始まり、本格お祭り、踊り狂い絡み合う高速の歌とリズム、大道芸で演奏されるリアル・ストリート音楽、UFO電子音楽、10本の手を使ったピアノ弾き語り、1本の手のみで弾くフィドル独奏、カズーとクラシックの融合、20年前の自身のバンド音源を使った新たなアプローチ、etc……。共通してるのは、繰り返しのない曲構成。この世で一番簡単な作曲の手法は繰り返すこと、それを無視することによって、時間の進むスピードが変わる17曲、45分。
デジパック仕様の紙ジャケットで、歌詞カードは驚愕の20ページ。未来の先に到達した現在と過去の物語がEPPAIの頭を通過して書き出されました。翻訳付きで謎の言葉で歌っていた内容も明らかになります。(入院してた時に絵描きのフリをしてたら、看護師さんに頼まれてプレゼントした)絵や過去からタイムスリップした未来を予想する写真、新たな様々なアートワーク群も見ることができる歌詞カードを超えた一冊のアートブック。
今作は作詞作曲、演奏、レコーディング、ミックス、マスタリング、アートワークからレイアウトまで、全てをEPPAIが1人で完結しました。自分のアルゴリズムに侵されて、孤立した音楽研究の先に何かがあると信じて突き進んだ作品。タイトルの通り今作の配信はなく、CDのみで聴くことができます。