2014年11月10日に逝去した日本映画界を代表する名優・
高倉健が、2021年3月24日に発売したアルバム『
風に訊け -映画俳優・高倉健 歌の世界-』より選りすぐりの9曲に加え、CD未収録の「対馬酒唄(ギターバージョンインスト)」を含めた全10曲入りのアナログ・レコードを、命日にあたる11月10日(水)に発売することが決定。
『風に訊け -映画俳優・高倉健 歌の世界-』(アナログ・レコード)は、生産限定盤にて発売。A面には、未発表曲であった、九州弁で歌われた男の哀愁を感じさせる「対馬酒唄」と
フランク永井のカヴァー曲「流れの雲に」の他、映画『
居酒屋兆治』主題歌であった「時代おくれの酒場」、1976年に発売された「朝顔の詩」の4曲を収録。B面には、映画『
昭和残侠伝』主題歌「唐獅子牡丹」、映画『
網走番外地』主題歌「網走番外地」をはじめ、デビュー曲「その灯を消すな」、1996年〜2000年まで5年に渡り各年1回ニッポン放送でオンエアされたラジオ番組『高倉健 旅の途中で・・・』より抜粋された高倉の語りによる「想いを伝えるために」、映画『
ホタル』より高倉によるハーモニカ演奏「故郷の空」、今回のアナログ・レコードが初収録となる「対馬酒唄(ギターバージョンインスト)」の6曲を収録。
関係映画会社・放送局・レコードメーカー各社協力のもとで行なわれる今回のアナログ・レコード化は、いつまでも色褪せない“健さん”の存在感のあるヴォーカルをもっと繊細に感じたいという熱烈なファンの方々から寄せられた要望に応じ実現。レコード・カッティングは、アナログ・マスタリングの巨匠小鐵徹が担当。ジャケット写真は、長年高倉健の写真を撮り続けた、十文字美信撮影による「これぞ高倉健」とも言うべき渾身の1枚で、CDとは異なる写真を用いています。
また、アナログ・レコードの発売を記念し、ビクターオンラインストアでは、高倉健『風に訊け -映画俳優・高倉健 歌の世界-』(アナログ・レコード)と、高倉健オリジナルデザインのレコードプレーヤーとのスペシャル・セットを数量限定の受注生産にて販売します。詳しくはオフィシャル・サイトをご確認ください。
写真提供: 高倉プロモーション撮影: 十文字美信