父
エルンスト(Ernst)と兄
ダニエル(Daniel)が
ウィーン・フィルのソロ奏者、弟
アンドレアス(Andreas)がベルリン・フィルの首席という驚異のクラリネット一家、オッテンザマー(Ottensamer)家の3人によるクラリネット・トリオ“
ザ・クラリノッツ”(The Clarinotts)によるセルフタイトルのアルバム
『ザ・クラリノッツ』(UCCG-1725 2,500円 + 税)が2016年1月20日(水)にリリースされます。2月には来日公演も予定されています。
家庭での楽しみとして自然発生的に始まったこのトリオ。血の繋がった家族ならではの親密さに満ちたアンサンブルで、音楽のすばらしさを聴き手に伝えます。
本アルバムでは、オッテンザマー一家がそれぞれふだん使用しているクラリネットに加え、Aクラリネットやバス・クラリネット、バセットホルンといったクラリネット属の楽器を自在に持ち替え、クラリネットの魅力と可能性を最大限に引き出しています。共演のウィーン・ヴィルトゥオーゼンは、1995年に芸術監督エルンスト・オッテンザマーによって創設された、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の各セクションの首席奏者たちによるアンサンブルです。オーストリア人のピアニストであるクリストフ・トラクスラー(Christoph Traxler)は、ザ・クラリノッツのレギュラーのピアニストを務めています。フランティシェク・ヤノーシュカ(František Jánoška)は、さまざまなジャンルに精通するピアニストで、作・編曲家としても活躍するほか“
ザ・フィルハーモニクス”のメンバーとしても活動し、3人の兄弟たちとヤーノシュカ・アンサンブルを結成しています。