福岡出身の宅録シンガー・ソングライター“中島涼之介”(シナプス)が、ソロ14枚目となるシングル「おやすみハニー」を5月21日(水)にデジタル・リリース。本作は、HIP LAND MUSICによるデジタルディストリビューション&プロモーションサービス「FRIENDSHIP.」がデジタル・リリースをサポートしています。
3月に発表された全22曲入りの2ndアルバム『ロリータ・コンプレックス』から数ヵ月。今作は、新たな物語の幕開けを告げる第1弾シングルとなっています。
やわらかな陽射しと風の気配をまとった、心をくすぐるようなポップサウンドが、季節の移ろいと共鳴する一曲に仕上がっています。
これまでの歩みの延長にありながらも、どこか違う景色を見せてくれる中島涼之介の現在地を、ぜひその耳で確かめてください。
[コメント]現在、『LAVENDER』というタイトルを冠し、四季をテーマにしたミニアルバムシリーズ(春・夏・秋・冬の4作)を2年がかりの制作プロジェクトとして進めています。各作品に7曲ずつを収録し、すべてが揃ったときにひとつの大きなコンセプト作品として完結する構想です。
今回のシングルは、その第1作となる『LAVENDER[春]』に収録予定の1曲で、新たな季節の始まりを告げるようなシリーズの幕開けを飾る作品です。
前作のアルバム『ロリータ・コンプレックス』では、全22曲を通して異端的でダークなラブソングを描きました。少し濃密すぎるほどの情念が渦巻く、内向的な世界観が特徴でした。
それとは対照的に、今作からは、そうした感覚から離れ、より軽やかで風通しのよい、清々しい愛の歌たちを世に送り出していくことを目指しています。
サウンドはエレクトロニックで、明るく軽快に。ミニマルなレゲエ調のリズムに、素朴で優しいリリックを乗せ、愛の歓喜を澄んだままに表現しました。Aメロでは、愛の沼に落ちていく感覚を音で描いています。
春の風のような、新たな中島涼之介の始まりを、ぜひ感じ取っていただきたいと思っています。――中島涼之介