WORD 2002/07/22掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
8月21日、新たなエモーショナル・ロック・バンド
“WORD”の1stアルバム『neutral』(TFCC-86112\2,800(税込))が、トイズファクトリーよりリリースされます。1stマキシ・シングル「幾つかの感情と今」からは「サンカク」、2ndマキシ・シングル「動きと綴音」からは「ストロボ」「間と間」が収録された、全10曲入り。新曲には「飛輪」「途切れざる光」「青」などで、インスト曲もあるとのこと。要注目間違いなしの作品です!
2000年に結成、まだ若いバンドであることには違いませんが、各メンバーとも様々な音楽経験を積んだ猛者揃い。特にヴォーカルは、バック・ドロップ・ボムですでにお馴染みのマサこと、小島真史。これらの4人で構成された“WORD”は、全曲日本語詞で統一。パッと聴いただけでも“残る”言葉の響きは、新たな面白さで、他にはない、まったく異なった世界を作り出しています。そして詞をさらに昇華させる熱い楽曲。シンプルなギター/ベース/ドラムにより鳴らされるのは、あくまでメロディックな曲の流れを作りつつ、突然爆発する激しくエモーショナルなサウンド。「ヴォーカルがバック・ドロップ・ボム」という前評判だけで聴いたら予想を裏切られること確実だが、まったく別のバンドとして聴けば、かなりの面白さを放っています。“エモ・コア”と呼ばれるシーンの先人である海外のバンドから得た刺激への、2002年、日本からの解答は、まさにこのバンド! 10月からはライヴ・ツアーも開始する“WORD”。新たなバンドを探しているあなたにピッタリの作品。