映画『長崎―閃光の影で―』が、8月1日より全国でロードショー。封切りに先駆け、予告篇が公開されています。
本作は、日本赤十字社の看護師たちが被爆から35年後にまとめた手記「閃光の影で-原爆被爆者救護赤十字看護婦の手記-」を基に脚本を執筆し、被爆3世の
松本准平監督がメガフォンを取った作品。1945年8月9日、原爆投下後の長崎を舞台に看護学生のスミ(
菊池日菜子)、アツ子(
小野花梨)、ミサヲ(
川床明日香)の行動と心情が描かれます。
予告篇で使用されている楽曲は、
福山雅治(写真)がプロデュースした主題歌「クスノキ ―閃光の影で―ver.(仮)」です。
楽曲「クスノキ」は、爆心地から800メートルの地点で被爆し一時は枯死寸前となりながらも、驚異の生命力で今もなおたくましく生き続ける山王神社(長崎市)の“被爆クスノキ”が題材。主題歌は、福山がプロデュース・ディレクションを行ないレコーディングされた、スミ役の菊池日菜子、アツ子役の小野花梨、ミサヲ役の川床明日香の3人が歌唱したヴァージョンとなります。また、使用楽器も明治期に製造され、第一次及び第二次世界大戦の戦火を乗り越えて生き続けるヴィンテージオルガンを用いて、新たにレコーディングが行なわれました。