ハワイアンやレゲエの要素もうかがえる心地よいサウンドと人生に寄り添うメッセージ性あふれる詞世界が魅力のシンガー・ソングライターの
平井大は、5月3日がバースデー。さわやかなウクレレやアコースティックギターの音色と優しく歌い紡ぐヴォーカルで多くの支持を獲得しています。
2011年に「ONE 〜Pacific Harmony〜」が米・ハワイの大規模イベント〈ホノルルフェスティバル〉のオフィシャル・イメージ・ソングに抜擢されて注目され、ミニ・アルバム『
OHANA』がヒット。2013年にミニ・アルバム『
Dream』でメジャー・デビューを果たしました。以来、配信作品を中心に精力的にリリースを続け、2022年の『
HOPE / WISH』までにフル・アルバム10枚を発表。翌2023年には初となるベスト・アルバム『
LOVE+PEACE』をリリースしています。ツアーのほか、野外フェスなどにも出演し、2021年末には『NHK紅白歌合戦』に初出場しています。
これまでに数々の人気曲を生み出している平井。そのなかでも、人気の高いと思われる楽曲をいくつか紹介しましょう。
まずは、2011年10月にリリースされた自身初のシングル「
祈り花」。愛する人への感謝と祈りを綴ったハートウォームな一曲となっています。
「Slow & Easy」は、マイペースで生きようというメッセージを、ゆるやかな南国のムードを思わせるサウンドに乗せた楽曲で、住友林業のCMソングにも起用されました。「また逢う日まで」は、別れた恋人との再会を願いながらも、旅立つ決意を綴ったバラード。「Slow & Easy」と同じく、アルバム『
Slow & Easy』にも収録されています。
アニメ映画『ドラえもん のび太の月面探査記』の主題歌となったのが「
THE GIFT」(写真)。大切な人との思い出や絆、過去と未来を結ぶ奇跡や運命を、キャッチーなメロディとぬくもりあるサウンドで、優しく歌いあげています。大切な人への真摯な気持ちを綴った「僕が君に出来ること」は、あたたかいムードとリズムに包まれたラヴ・ソングとなっています。
「Stand by me, Stand by you.」は、出会いから永遠の誓いへと紡ぐ深い愛情を綴った詞が多くの共感を呼び、配信ゴールドや、ストリーミングのトリプル・プラチナも獲得。初出場となった紅白歌合戦では同曲を歌唱しました。
2022年の夏の高校野球応援ソング、『熱闘甲子園』のテーマ・ソングとなったのが「栄光の扉」。前向きにチャレンジし続けることの大切さを伝えるこの曲は、高校野球だけでなく、懸命に取り組もうとするすべての人へ寄り添い、背中を押す、エモーショナルで力強さを感じる楽曲となっています。
野村証券のCMソングに起用された「題名のない今日」は、大切な人と過ごすなにげない時間の尊さを教えてくれる楽曲で、アコースティック・サウンドとゴスペル風コーラスが印象的。SNSでは1億回再生を超えるなど、大いに注目されました。
そのほか、ハウス「ジャワカレー」CMソングとなった「
Life is Beautiful」や、スズキ「スイフト」CMソングに起用された「Malibu Girl」「Greatest Journey」、日産「ノート e-POWER」CMソング起用の「Walk Together」、映画『劇場版TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』主題歌となった「Symphony」などタイアップも数多く、そのオーガニックなサウンドと浸れる歌声を耳にしている人も多いのではないでしょうか。
ゴールデンウィーク真っ只中という何かとせわしない感じもするホリデーウィークだからこそ、ひとときの安らぎと癒しを与えてくれる、平井大の音楽に耳を傾けてみてはいかがでしょうか。