米国の人気ドラマ『スーパー・ナチュラル』は、10月20日から日本でも
DVD販売及びレンタルが開始され、早くも話題に。主人公である兄弟(
ジェンセン・アクレスと
ジャレッド・パダレッキ)の声を、
次長課長の
井上聡、若手俳優の
成宮寛貴という、イケメン2人が吹替えていることでも注目されています。ストーリーはオカルト・サスペンスとも言うべきものなのですが、テレビCMは井上の相方である
河本準一も登場し、本編とは異なるコミカルな仕上がり。そしてコチラで使用されている曲は、
カンサスの「Carry On Wayward Son」、邦題は「伝承」です。
カンサスは、
スティクスなどと並ぶアメリカン・プログレッシヴ・ロックの代表的バンド。この「伝承」は76年に発表した彼らの4作目
『永遠の序曲(Leftoverture)』(写真)のオープニングを飾るナンバーです。ドラマティックでいながらもポップ、叙情的かつ大陸的な広がりを持つという、彼らの魅力を凝縮した1曲。「すべては風の中に(Dust In The Wind)」(77年の
『暗黒への曳航』収録)と並ぶ、バンドの名曲中の名曲として、ロック・ファンに愛されています。70年代のアメリカン・ロック・シーンを代表する曲でもありますので、興味の湧いた方はぜひチェックを。
■『スーパー・ナチュラル』の日本語版公式HPは
コチラ