バロック音楽ブームの火付け役となったイタリアの室内アンサンブル、
イ・ムジチ合奏団(I Musici, String Ensemble)が結成60周年を記念した世界ツアーを開催中。10月には待望の来日ツアーが行なわれます!
“生命の根源的な衝動を呼び起こす”(米ニューヨーク・タイムズ紙)、“イタリア器楽文化の最高の代名詞のひとつ”(伊ヌオーヴォ・ディ・ベネツィア紙)と世界中で絶賛され、長年にわたって聴衆を魅了してきたイ・ムジチ。
今回のツアーでは、通算8回もレコーディングを行なってきた永遠の十八番、
ヴィヴァルディの「四季」はもちろん、日本とイタリアが生んだ名作曲家、
坂本龍一、
エンニオ・モリコーネ、
ルイス・バカロフがイ・ムジチの結成60年を祝し、新たに作曲・編曲した傑作が披露されます。
日本ツアーは、10月11・12日の東京公演(東京オペラシティ コンサートホール)をはじめ、なんと全国20公演。
去る6月上旬には、メンバーの一人フランチェスコ・ブッカレッラ(チェンバロ担当。両親はいずれもイ・ムジチ合奏団出身)がPRのために来日し、東京に数日間滞在しました。東北大震災後、海外演奏家の来日公演中止が相次ぐなか、「秋には全メンバーが必ず来日します。日本全国のみなさまにお会いできるのを、メンバー一同、心から楽しみにしています! ア・プレスト!(=またすぐにお会いしましょう)」と力強く語っています。
新しいコンサートマスターにアントニオ・アンセルミが就任し、若返ったメンバーたちが長い歴史を丁寧に、確かに継承しながら新しい息吹を加えます。往年のファンはもとより、新しい聴衆の皆さまもぜひご注目ください!