ニュース

ピアニストの及川浩治、デビュー21 年目の情熱を込めたリサイタルを開催

及川浩治   2016/07/06 13:59掲載
はてなブックマークに追加
ピアニストの及川浩治、デビュー21 年目の情熱を込めたリサイタルを開催
 昨シーズンにデビュー20周年を迎え、ソフィア(ブルガリア)でのコンサートを成功させるなど、日本のピアノ界の中心で充実した活動を続けるピアニストの及川浩治が、ピアノの小品を代表する傑作を選りすぐった〈及川浩治ピアノ・リサイタル〉を9月17日(土)に東京・赤坂 サントリーホールで開催。

 昨シーズンは、ロシア国立響との共演や20周年記念リサイタル・ツアー、20数年ぶりとなったソフィアでの海外公演、3年ぶりに復活した及川浩治トリオ“Bee”でのツアーなど、例年以上の目覚ましい活躍ぶりを見せた及川。なかでも、及川にとって10代の頃に留学した“音楽の原点”ともいえるソフィア公演〈ラフマニノフ: ピアノ協奏曲第2番 / 共演=ソフィア・フィルハーモニー管弦楽団〉では、超満員のブルガリア・ホールにて、スタンディングオベーションを巻き起こす大成功を収めました。

 “新たな出発の年”となる21年目のリサイタルで、及川は「別れの曲」や「ラ・カンパネラ」「愛の夢」「月の光」「ラ・ヴァルス」「亡き王女のためのパヴァーヌ」など、ピアノの小品の傑作を演奏予定。及川自身が「若さと夢とロマン、そしてヴィルティオジティ(妙技)にあふれた曲を選択」したと語るように、時に生き生きと、時に繊細に、万華鏡のような輝きを見せる及川のピアニズムを余すところなく伝える内容です。及川は今回のリサイタルに、「色彩豊かなプログラムを通して、さまざまな角度からピアノという楽器の魅力、音の美しさ、そしてピアニストの妙技を皆様にお伝えしたい、と願っています」とのメッセージを寄せています。

「今回のプログラムの中で、ドビュッシーによる2つの曲には、とても思い入れがあります。ファンの皆様には、ドビュッシーと自分があまりリンクしないかもしれませんが、じつは大好きな作曲家です。

 昔から〈月の光〉が好きでした。ただリサイタルでの演奏は、ほんの数回しかありません。小さい頃に、父親がこの曲を弾いていた印象が強く残っており、素敵な曲だなあと感じたことを覚えています。その鮮明な記憶が、逆に今まで、この曲を遠ざけていたのかもしれません。

 また〈アルペジオのための練習曲〉は、成熟したドビュッシーの“美の極み”を感じていただける曲です。この曲にも、コンクールに出ていた若い頃に演奏していた思い出が詰まっています。

 デビュー21年目を迎えた今年は、“新たな出発の年”だと思っています。これらの曲を演奏することで、自分のピアノのルーツを見つめられればと思います。

 また、ショパンの若かりし片想いが描かれた〈ラルゲット(ピアノ協奏曲第2番第2楽章)〉や〈別れの曲〉、ヴァイオリンを弾いていれば誰もが知っているバッハの〈シャコンヌ〉や、ピアノ小品を代表する名曲であるラヴェルの〈亡き王女のためのパヴァーヌ〉、リストの〈ラ・カンパネラ〉、〈愛の夢〉などを選曲しました。

 色彩豊かなプログラムを通して、さまざまな角度からピアノという楽器の魅力、音の美しさ、そしてピアニストの妙技を皆様にお伝えしたい、と願っています」

――及川浩治

photo: ©Yuji Hori

及川浩治ピアノ・リサイタル
www.ints.co.jp/k-oikawa2016suntory/index.htm

2016年9月17日(土)
東京 赤坂 サントリーホール
開演 14:00
S 5,000円 / A 4,000円
※全席指定・税込
※未就学児入場不可


[曲目]
J.S.バッハ / ブゾーニ編: シャコンヌ ニ短調 BWV1004 より
ショパン: ラルゲット(ピアノ協奏曲第2番op.21より第2楽章)、練習曲「別れの曲」ホ長調op.10-3
リスト: ラ・カンパネラ(ブゾーニ編)嬰ト短調、愛の夢 第3番 変イ長調、メフィストワルツ第1番
ドビュッシー: 月の光、アルペッジョのための練習曲
ラヴェル: 亡き王女のためのパヴァーヌ、ラ・ヴァルス
ラフマニノフ: 前奏曲「鐘」嬰ハ短調 op.3-2、ヴォカリーズ(コチシュ編)嬰ハ短調 op.34-14
クライスラー / ラフマニノフ編: 愛の喜び
ラフマニノフ: 練習曲「音の絵」ニ長調 op.39-9

※演奏曲目・曲順は変更になる場合がございます。

※お問い合わせ: チケットスペース 03-3234-9999
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] ノリとヴァイブスだけで作った音楽を“ヒップホップ”としてパッケージ化する GRADIS NICE & YOUNG MAS(Febb)[インタビュー] 密接な関係性ありきの音楽 MIKUMARI×OWL BEATS『FINEMALT NO.7』
[インタビュー] (想像以上に)挙動不審!? 廣瀬真理子が総勢22人の“ドリアンな奴ら”を率いてアルバムをリリース[インタビュー] 「知らない土地で出会う風景や人から音楽が生まれる」 ――ピアニスト、ジェイコブ・コーラーが描くシネマティックな世界
[インタビュー] 上原ひろみが驚異のハープ奏者エドマール・カスタネーダとのデュオ・プロジェクトを始動[インタビュー] “いいっすよ”から17年――サイプレス上野とロベルト吉野、ミニ・アルバム『大海賊』でメジャー・デビュー
[インタビュー] “今この時”を、考える――中村雅俊が「どこへ時が流れても / まだ僕にできることがあるだろう」に込めた同世代へのメッセージ[インタビュー] “何があっても”楽しく生きるんだという覚悟 真心ブラザーズ『FLOW ON THE CLOUD』
[インタビュー] サクソフォン四重奏を知らないかたにも素晴らしさを伝えたい――The Rev Saxophone Quartetが追求する伝統とオリジナリティ[インタビュー] ヒグチアイが目指す歌は、おしゃれじゃないけど“大切にしてきたもの”
[インタビュー] 若いリスナーにも良い音楽を届けたい――MASATOとMinnesotahが語る『KANDYTOWN LIFE presents “Land of 1000 Classics”』[インタビュー] Less Than TV25周年 大石規湖監督が記録した“ある家族”の日常、ドキュメンタリー映画「MOTHER FUCKER」
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015