東京少年少女合唱隊出身者によって結成された聖歌隊
CANTUS(カントゥス)とタッグを組み、6月にミニアルバム
『Sing with me』をリリースした
坂本美雨。12月7日(水)に、同シリーズの第2弾となるコーラス・アルバム
『Sing with me II』(YCCW-10296 2,778円 + 税)を発売することが決定しました。
前作に引き続き、アレンジ / プロデュースにアンビエント界の気鋭haruka nakamuraを起用した本作のテーマは“日常”“子守唄”。アニメ映画
『メリダとおそろしの森』の日本版エンディング・ソングとして坂本自身が担当し、のちにCANTUSと歌唱したことが一連の“坂本美雨 with CANTUSプロジェクト”のきっかけとなったという「いにしえの子守歌」や、
坂本龍一 featuring Sister Mとして97年に発表した
「The Other Side of Love」のセルフ・カヴァーのほか、「The Water is wide」「メトロポリアンミュージアム」といった個性豊かな全10曲を収録予定。なかでも「The Other Side of Love」は、デビュー時から高音域での歌唱が特徴とされていた坂本に、CANTUSの太田美帆が「高音も良いけれど、普段話すような音域の声もすごくいい。話すような声で歌う曲も聞きたい」とアドバイスしたことから新たに取り入れたという歌唱表現とharuka nakamuraによるアレンジが結実した仕上がりに。前作の制作を通じて「歌がより日常的で生活に不可欠なものになってきた」と語る坂本にとって、“自己の表現”としての歌から“一番近くにいる大切な人を笑顔にさせる歌”への変化が刻まれた一枚となっています。
あわせて、新たにアーティスト写真も公開。独特な光をフィルムに封じ込める手腕に定評のある写真家・木村和平が撮影を担当しているほか、衣装や背景のセットはスズキタカユキ、照明は渡辺敬之という“
仕立て屋のサーカス”コンビが参加、やわらかな世界観が見事に表現されています。
坂本美雨 with CANTUSは、10月14日(金)より3日間にわたって東京・日比谷公園にて開催される〈土と平和の祭典〉の3日目、10月16日(日)に出演。同日は
GOCOO、
仲井戸麗市、
Yae、
サルサガムテープ、
FUNKIST、
加藤登紀子 with Love Farmersの出演が決定しており、入場無料となっています。