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音楽書架 企画(コラム&シーン)
※ 雑誌「CDジャーナル」およびムック「クロニクル」シリーズ掲載の掲載の「企画(コラム&シーン)」をお届けいたします。
“理屈抜きに楽しもう”という時代の気分を反映
SCENE(4)――ロックンロール・リヴァイヴァル
(ロック・クロニクル・ジャパンVol.1 1968-1980掲載)
ロックの大衆化に貢献した加藤和彦ロックンロール・リヴァイヴァルと言われている70年代前半のできごとは、日本のロックが多様化し大衆化していく大きなきっかけとなった。その代表的なバンドが、サディスティック・……全文を読む»
日本のロック・シーンの裾野を広げたロックとフォークの交流
SCENE(5)――ロックvsフォーク
(ロック・クロニクル・ジャパンVol.1 1968-1980掲載)
フォークが売れ、ロックが売れなかった時代洋楽ファンの間でロックとフォークは敵対するもの、あるいは別物といった意識はまったくないと思うのだが、こと日本のロック・シーンとなると、ロックとフォークは別物的印……全文を読む»
生活そのものがロック!極彩色豊かなバンドたち
SCENE(6)――地方発のロック
(ロック・クロニクル・ジャパンVol.1 1968-1980掲載)
同時多発、全国展開のムーヴメント“俺たちにもできる”――この確信が70年代初頭の日本のロックを大きくはばたかせる原動力となった。これはミュージシャンだけに限ったことではない。全国各地に現れてきたライヴのできる店(当……全文を読む»
インタビュー 朝妻一郎
「アメリカの音楽シーンを見てたから、原盤という概念は比較的理解しやすかった」
(ロック・クロニクル・ジャパンVol.1 1968-1980掲載)
「ボクは邦楽をほとんど知らなかったから、外国曲の権利を取ることしか考えてなかった。邦楽曲をやるきっかけはフォーク・クルセダーズの〈帰って来たヨッパライ〉で、これで当時の東芝音楽工業(現・東芝EMI)にいた“カレッジ・……全文を読む»
歌い手とバック・バンドの希薄な関係を脱皮した新感覚の音楽
SCENE(7)――ニューミュージックの時代
(ロック・クロニクル・ジャパンVol.1 1968-1980掲載)
都会的で洗練されたユーミンの“中産階級サウンド”ニューミュージックという呼び名を、誰がどういった形で使いはじめたのか、諸説あって正確にはわからない。レコード会社という説もあれば、ジャーナリズムという説もあれば、ミュージシ……全文を読む»
市民権を得たロックは、どこまで“大衆”に通じるのか
SCENE(8)――多様化するロック
(ロック・クロニクル・ジャパンVol.1 1968-1980掲載)
73年を境に表現方法の幅が広がった振り返ってみれば、音楽だけにとどまらない“70年代的”が完全に定着したのが1973年だった。ぼくは71年に中学に入った“もろ70年代っ子”だからその辺にはちょっと自……全文を読む»
ロックと歌謡曲の狭間から生まれた“商売としてのロック”
SCENE(9)――ロック御三家の時代
(ロック・クロニクル・ジャパンVol.1 1968-1980掲載)
アイドル不在の時代に登場したロック・アイドル商売にならなかったはずのものが商売になるときってのはこんなもんかな、というのがリアルタイムのクールな感想。ロック・ファンが圧倒的にマイノリティだった70年代初頭の日々……全文を読む»
インタビュー 高護
「目標のライノみたいにやろうと、98年は140タイトルぐらい復刻の監修を手がけました」
(ロック・クロニクル・ジャパンVol.1 1968-1980掲載)
――まず『REMEMBER』を始めたきっかけから。「86年にSFCという会社を始める前まで、東京・参宮橋で八百屋を経営しながらミニコミ誌『REMEMBER』を作ってたんです。大学を途中でやめて、23歳ぐらいから八百屋をやっていまし……全文を読む»
新しい音楽が目の前で生まれてくる“快感”
SCENE(10)――日本のパンク・ロック
(ロック・クロニクル・ジャパンVol.1 1968-1980掲載)
到達点を迎えた日本のロックの次なる動きビートルズの登場が60年代のロックの輝けるハイライトだったとすれば、70年代の後半のパンク・ロックの登場は、やはりそれに比類すべき事件だったということになるだろう。登場のインパクト、……全文を読む»
縦割りリズムがもたらした匿名的な“明るさ”
SCENE(11)――テクノ・ポップの時代
(ロック・クロニクル・ジャパンVol.1 1968-1980掲載)
日本のポップスのあり方に一石を投じたYMOイエロー・マジック・オーケストラ。のちにYMOの略称で親しまれることになるグループ名が細野晴臣の脳裏に浮かんだのは、ファースト・アルバム『イエロー・マジック・オーケス……全文を読む»
映像で観る日本のロック
(ロック・クロニクル・ジャパンVol.1 1968-1980掲載)
日本ロックの映像といってどこを基点に話を始めるべきなのかは、なかなか難しい。グループ・サウンズ・ブームの時のタイガースのようにアイドル人気で主演映画を撮られたり、他のGSグループたちも映画の中で客寄せ&話題作りのゲス……全文を読む»
海外進出を目指した日本のロック・バンド
(ロック・クロニクル・ジャパンVol.1 1968-1980掲載)
現在のコーネリアスやボアダムス、少年ナイフあたりの海外での持てはやされようからするとまったく想象もつかないことだが、かつて“日本のロック”か英米に進出する、レコードをリリースするなどは考えられないことだった……全文を読む»
日本のロックの“歌詞”について考えてみた
(ロック・クロニクル・ジャパンVol.1 1968-1980掲載)
『ニュー・ミュージック・マガジン』などで日本語のロックの是非をめぐる論争があったのは、もう30年近くも前のことだ。ぼくがギターを持って歌い出したのはその少し後で、ちょうどフォーク・ブームの真っ只中だったか……全文を読む»
70年代の日本ロック・シーンを彩った“東京のロック”
(ロック・クロニクル・ジャパンVol.1 1968-1980掲載)
“東京のロック”なんてものがあるのかと訊かれなら「かつてはあったけれど」と答えるしかない。70年代初頭から80年代半ばまではたしかにあった。「はっぴいえんどは港区のバンドだよな、やっぱし」とかいう乱暴な物言いが通……全文を読む»
日本語のロックの礎を築いたGSの革新性
【グループ・サウンズの時代】
(ロック・クロニクル・ジャパンVol.1 1968-1980掲載)
グループ・サウンズ(GS)とは、1966年から69年にかけて日本で盛んだったスタイルで、ロック/ポップをレパートリーとする電気楽器主体の歌唱演奏楽団のことをさす。メンバーの大半は10代〜20代前半の男子で、最盛……全文を読む»
自分の言葉で本音を語る“同世代感覚”の歌
【フォークがロックに与えた影響】
(ロック・クロニクル・ジャパンVol.1 1968-1980掲載)
若い世代の支持を得た手作りの歌正直言えば、今さらフォークとロックを区別する意味なんてあるのだろうかと思う。そもそも……という話はさておいても、60年代にロックンロールとフォーク・ソングが出会って、影響しあい、融……全文を読む»
ロック十歌謡曲=J−POP?
(ロック・クロニクル・ジャパンVol.1 1968-1980掲載)
70年代の日本のロックと歌謡曲の関係についてという御題でひとつ……。この年代、フォーク〜ニューミュージックが新しい歌謡曲として、どんどん認知されていったのは周知の通り。一方、70年代末にいわゆる“ロック御三家”の時代……全文を読む»
日本で生まれた“ビートルズ”の歌
(ロック・クロニクル・ジャパンVol.1 1968-1980掲載)
ビートルズが日本に“輸入”されて、もう何年経つだろうか。彼らが日本のロックに与えた影響力は計りしれない。音楽としてだけでなく、風俗としてファッションとして思想として、さまざまな場所に信じられないほど多くの痕……全文を読む»
70年代の“ハコ”は、ロック居酒屋的佇まいが魅力だった
【ライヴ・ハウス・シーンとその時代】
(ロック・クロニクル・ジャパンVol.1 1968-1980掲載)
本格的なライヴ・ハウス時代がやって来たかつて、ロック・フェスティヴァルやライヴ・ハウスが日本のロック・シーンの主役になるほど人気を集めた時代があった。ロック・フェスというスタイルは比較的短期間で姿を消してまったが……全文を読む»
日本のロックの活性化を推進したレーベル
(ロック・クロニクル・ジャパンVol.1 1968-1980掲載)
レーベルとは、そもそもアナログ・レコード盤の中央に貼付されているラベル・シートそのものを指す用語だが、いつしかそこに表記されたレコード会社名そのものを指すようになり、現在、音楽業界で“レーベル”といった場合は、一般的にそ……全文を読む»
熱風ラテン・グルーヴ!!〜ラテン音楽三番勝負〜
複雑な背景が作り上げたラテン・ジャズの名盤の数々
(CDジャーナル1999年07月号掲載)
ジャズとラテンの出会いジャズとラテンは昔から関係が深かった。ジャズはさまざまな音楽の坩堝だったニューオーリンズで、そのさまざまな音楽の影響を受けつつ誕生している。ニューオーリンズはカリブ海に面しているわけだか……全文を読む»
熱風ラテン・グルーヴ!!〜ラテン音楽三番勝負〜
カリブの音楽大国に響く“いかにもキューバ!”らしいサウンド
(CDジャーナル1999年07月号掲載)
いまキューバで老人パワーが大爆発“人生50年”は遠い過去の話である。昨今は日本を筆頭に人間の平均寿命はどんどん延びて人生ざっと80年、前代未聞の高齢化社会が到来している。そして、これによって私たち人間は、さまざまな分野で新し……全文を読む»
ベリオに聞くベリオを聴く
(CDジャーナル1999年07月号掲載)
現代音楽作曲家の巨匠のひとり。1925年、フランスとの国境に近い小さな町、ネオリアに生まれる。祖父も父も音楽家。ミラノやタングルウッドでゲディーニ、そしてダラピッコラに学ぶ。声や楽器の名人芸を引き出す音楽、既成曲の引用や変……全文を読む»
ベリオに聞くベリオを聴く
(CDジャーナル1999年07月号掲載)
ベリオの多様なものをスムーズにくっつけようとする精神は、ベリオという現代の作曲家と古典派やロマン派の作曲家とがスムーズにくっつくかたちでも発揮される。つまりベリオは、古典派やロマン派の作品を、ベリオ流の現代的な響きも幾らか忍び込ま……全文を読む»
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https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
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