絢香が、9月5日(木)に神戸国際会館 こくさいホールにて、〈LIVETOUR 2013 Fortune Cookie〜なにが出るかな!?〜〉の初日公演を迎えました。
今回のアルバムのテーマでもある“学校”を思わせるような“チャイム音”が鳴り、ライブはスタート。テーマカラーでもある「緑」に照らされた幕が振り落とされ、スクールガールを意識したグレーのグレンチェックのジャケットに蝶ネクタイ姿の絢香が登場すると会場は一瞬にして大歓声に包み込まれました。
今回のライブは、9月4日に発売したばかりの自身“初”のカヴァー・アルバム
『遊音倶楽部〜1st grade〜』を引っさげて開催された全国ツアーとなっており、
久保田利伸「LA・LA・LA LOVESONG」や
小田和正「たしかなこと」、
中島みゆき「空と君のあいだに」など、誰もが一度は聴いたことのある、ジャンルも世代も超えた名曲全11曲全てを歌唱しました。
またカヴァー曲以外にも、絢香の過去今までに発表しているオリジナル楽曲の中から「TOURで聴きたい曲」として投票し選ばれたリクエスト上位5曲も披露されました。その中で1位に選ばれた 「三日月」は絢香にとって、約4年ぶりの歌唱。
イントロが流れると拍手が沸き起こった。4年の時を経て、さらにパワーアップした歌声で歌唱された「三日月」に絢香の想いと観客の想いが通じ合い会場は感動で溢れ、涙する観客も多数みられました。また「キットカット」日本発売40周年の、ありがとうを伝えようキャンペーンに絢香が書き下ろした新曲「ありがとうの輪」もファンの前で初披露されました。
歌詞を書くにあたり「ありがとうを一番伝えたいのは誰ですか?」とtwitterで投げかけ、ファンからの返信を参考に綴られた歌詞に、会場全体が聴き入り温かい空気になり、絢香本人も、感極まり涙を浮かべての歌唱となりました。
絢香自身も「ライヴをするこの時があるから頑張ってこられたし、この場所がとても大事です」と会場に集まったファンにメッセージを届けました。