歌唱力という物差しでは計り切れない、深く、青く、儚いが群れず、鋭い、逸した表現で現在、ライヴ・シーンから引く手数多となっているヴォーカル・コレクティヴ“
mzsrz”(ミズシラズ)が、ドラマ『女子高生、僧になる』のエンディング主題歌となっている最新曲「Odyssey」を9月27日(水)にリリース。
ドラマは、主演の
畑芽育演じる主人公・下白石麦が、高校3年間の青春全てを“推し”に捧げ、進路の決まっていない卒業を間近に控え、ある出来事をきっかけに、人生の新たな一歩を踏み出す奮闘劇となっています。
そのエンディングを彩るmzsrzの新曲「Odyssey」は、「正解まみれの世界は見れない」と、社会に出たり大人になることへの拒絶を宣言する一方、「僕らの永遠に終わりが来たら、読み返す」と、子供時代の終わりを予感し始めた主人公が、綺麗なまま封をする過去、終わりと始まりの中間地点の現在、自分がそこで息をするイメージを持てない未来という、3つの時間が錯綜する架空の時点から、変化を選択することこそ、不変の自分を見付ける唯一の道だと、気づく過程で発生する“痛み”を歌った抒情ロックとなっています。
[コメント]いつか目にする遠い先の景色を求めて、今はただ精一杯歩んでいく。「Odyssey」は、そんな行き場のない不安や焦燥感を抱える心を癒して、一緒に前へと進んでくれる楽曲です。誰にも分からない「自分の未来」へ向かう感情を、そのままの温度で歌声に込めました。この楽曲が、麦さんやドラマをご覧の皆さんにとって、一歩を踏み出す支えになれたら嬉しいです。――mzsrz きらり