5歳でイギリスへ移住して以来、音楽と学問への愛を発見し、異なる人種間の文化の違いと排他性に気付きながらアイデンティティを切り開き、独自のポップ・スタイルを定義するアーティストとして世界的に活躍する日本人シンガー・ソングライター、
リナ・サワヤマの1stアルバム『SAWAYAMA』が、日本限定デラックス・エディション来日記念盤として8月3日(水)にリリース。
『SAWAYAMA』は、
The 1975、
ペール・ウェーヴス(Pale Waves)、
ウルフ・アリス(Wolf Alice)などのロック・バンドやフィリピン生まれのシンガー・ソングライターの
ビーバドゥービーらを擁するウェストロンドンを拠点とするレーベル「ダーティ・ヒット」(Dirty Hit)からのデビュー・アルバム。米ローリング・ストーン誌が「音楽のスリリングなアドベンチャー」、ニューヨーク・タイムズ紙が「ストリーミング時代の創造的な音楽モデル」、アルバム・オブ・ザ・イヤーに選出したBBC(英国放送協会)は「他に類を見ない魅力的なアーティストであり、注目を浴びるに値するアーティスト」と賞賛コメントを寄せたのをはじめ、コンシークエンス・オブ・サウンド、NPR、ペースト誌、ラフ・トレード、アップロックスといった数多くのメディアでアルバム・オブ・ザ・イヤーに選出されるなど高い評価を獲得し、世界的なトップ・アーティストへと駆け上がるきっかけとなった記念すべき作品となっています。
リナ・サワヤマはアルバムについて、「最終的には家族とアイデンティティに関するものです。2つの対立する文化(私にとってイギリス人と日本人)の文脈で、自分自身を理解することについてテーマに掲げています。ステレオタイプの内外で気楽にいられる場所を見つけ出し、最終的には、欠点も何もかも隠さず、ただ自分自身でいることに居心地の良さを見出します」とコメントしています。
このたびリリースされた『
SAWAYAMA(Deluxe Edition)- 来日記念盤-』」は、ボーナス・トラック「Tokyo Takeover」を含む『SAWAYAMA』14曲に、
エルトン・ジョンとのコラボレーション「Chosen Family(with Elton John)」や
SEKAI NO OWARIのグローバル・プロジェクト“End of the World”によるリミックス曲、さらに、ライヴ音源やアコースティック音源など13曲収録の〈Disc.2〉が加えられた、全27曲収録の2枚組。Blu-ray付きCDには、ミュージック・ビデオだけでなく「Chosen Family(Live Peformance Video)」がボーナス映像として特典収録。ブックレットには対訳歌詞やリナ本人による楽曲解説が付録するなど、豪華な内容の日本限定パッケージとなっています。
なお、リナ・サワヤマは、8月20日(土)、21日(日)に東京と大阪で行なわれる音楽フェス〈SUMMER SONIC 2022〉へ出演。VOGUE JAPAN「Women of the Year 2019」やSpotify Japanの「Early Noise 2020」への選出、昨年の東京オリンピック閉会式にて「Chosen Family(with Elton John)」が使用されるなど、日本国内の注目度も高まるなかでの待望の来日となります。
さらに、9月16日(金)には、2ndアルバム『
ホールド・ザ・ガール』(Hold The Girl)のリリースも決定。日本盤にはボーナス・トラックとして未発表音源「フレイバー・オブ・ザ・マンス(デモ)」(Flavour Of The Month(Demo))が収録されます。1st、2ndともに聴き逃せない作品といえそうです。