講談社『モーニング』で連載中の鈴ノ木ユウによるヒューマン医療漫画を実写化、
綾野 剛の連続ドラマ単独初主演作としても注目を集める、10月スタートのTBS系・金曜ドラマ『コウノドリ』。10月16日(金)22:00より15分拡大で放送される第1話には、NHK連続テレビ小説『まれ』でも好演を披露した
清水富美加が妊婦役に挑戦、メイン・ゲストとして出演しています。
産婦人科医にフォーカスを当て、「生まれてきたことの意味」「命を授かる奇跡の素晴らしさ」と、命が誕生する現場に関わる人たちを丁寧に描く『コウノドリ』。今回、清水が演じるのは産科検診を受けず、妊娠週数も不明の未受診妊婦“矢野夏希”。職を失い、ネットカフェで暮らしていた彼女は無事に出産できるのか、緊張感のあるストーリーが展開されます。
役柄的にも現代社会の女性を象徴しているので、しっかり演じなければいけないと思っています。資料の(夏希のような女性の)ドキュメンタリー番組を見て、自信はまったくないのですが、自分が演じることができるなら、このドラマを見た人たちが子供を作るということはどういうことなのか、子供を産むということが大変だとかを伝えられたらいいなと思いました。
そして、女優という仕事はその思いを伝えられるんだと思ったら、伝えるために是非演じたいと思いました。今までは、自分がなんで女優をやっているのか考えてしまうところがあったのですが、今回自分から伝えたいという思いが初めておき、そういう役に巡り合えたら伝えられるお仕事なんだと思ったら、女優という仕事に覚悟が決まりました。伝えたいことを伝えられる女優さんになりたいという目標が見つかったこの作品に出会えたことに感謝しています。――清水富美加(C)鈴ノ木ユウ / 講談社
■TBS 金曜ドラマ『コウノドリ』
2015年10月16日(金)22:00スタート
※初回15分拡大放送
[第1話 あらすじ]
都内のとあるライヴハウスでは、謎の天才ピアニストBABYがライブ演奏中。客席は一杯なのに、開演10分でライヴは終了してしまう。実はBABYの正体は、ペルソナ総合医療センターの産科医・鴻鳥(こうのとり)サクラ。そんなサクラを、救急車から妊婦の受け入れ要請の連絡が入ってとまどう新米産科医の下屋が電話で呼び出していたのだ。
受け入れ要請の妊婦は、産科検診を受けず、妊娠週数も不明の「未受診妊婦」だった。未受診妊婦はリスクが高すぎる。万一、感染症などがあれば、医療スタッフにとっても他の患者にとっても、極めて危険な患者となる。しかし、「未受診なのは母親のせいで、お腹の赤ちゃんに罪はない」と、サクラは新生児科にも受け入れ体制を組むように要請。新生児科のリーダー・今橋が、躊躇する白川らを抑え、受け入れを決める。さらに、サクラは、未受診妊婦のフォローのために、メディカルソーシャルワーカーの向井にも来てもらうように指示。そこへ、ベテラン助産師の小松も駆けつける。――果たして緊急搬送されて来た未受診妊婦・夏希は無事に出産できるのか。サクラと周産期医療のチームプレーで奇跡を起こすことができるのか――?
原作: 「コウノドリ」(講談社刊)鈴ノ木ユウ
脚本: 山本むつみ
ピアノテーマ・監修: 清塚信也
プロデューサー: 峠田 浩
企画: 那須田淳 / 鈴木早苗
演出: 土井裕泰 / 金子文紀 ほか
製作: TBSテレビ