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ザ・ヴァクシーンズ、2024年リリースのニュー・アルバムより新曲「Heartbreak Kid」を発表

ザ・ヴァクシーンズ   2023/09/21 12:59掲載
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ザ・ヴァクシーンズ、2024年リリースのニュー・アルバムより新曲「Heartbreak Kid」を発表
 英国のインディロック・バンド、ザ・ヴァクシーンズ(The Vaccines)が、ニュー・アルバム『Pick-Up Full Of Pink Carnations』を2024年1月12日(金)に「サーティー・タイガー」からリリースすることを発表。発売に先駆けて、先行シングル「Heartbreak Kid」をリリースしています。

 プロデューサーは、ホールジーフィービー・ブリジャーズなどを手掛けるアンドリュー・ウェルズ。通算6作目となる本作は、彼らが最も得意とする、ニューウェイヴのフィルターを通した60年代風のクラシカルなギターポップ作で、多幸感とメランコリックなムードが同居する内容に。一足先にアルバムからリリースされたシングル「Heartbreak Kid」は、今年初めにロンドンで開催されたシークレットギグでも披露されています。

 この新曲「Heartbreak Kid」について、フロントマンのジャスティン・ヤングは「世の中には2種類の人がいます――失恋したことのある人たちと、まだ失恋したことのない人たち。この曲は、世界の人々に思い出してほしいという呼びかけです。多くの人たちがあまりにも頻繁にみんなの心がバラバラだと感じているわけですが、たとえ世界が終わりそうだと思っても、自分の感情に正面から向き合うことで、生きているとより実感できます。喪失と発見をつなぐ混雑したハイウェイで、あなたに寄り添う一曲となってくれるはずです」とコメント。

 アルバム『Pick-Up Full Of Pink Carnations』には、フックとメロディ、そしてポップセンスがギッシリ満載された10曲の新曲が収録。失望させられる現実の人生について描きながらも、楽しさにあふれた本作について、ヤングは「喪失についてのアルバムです。必ずしも悲嘆に暮れているわけではないけれど、何とか理解して、喪失と折り合いを付けようとしています」と説明しています。

 アルバムのタイトルは、間違って記憶していたドン・マクリーンの「American Pie」の歌詞に由来するとのこと。ヤングにとって、まさしく純真さとアメリカンドリームの終焉を想起させるものです。ロサンゼルスに移住して以来、彼は期待や夢が現実とは上手く一致することなく、幻想だったと思い知らされました。その喪失感との折り合いの付け方が、アルバム『Pick-Up Full Of Pink Carnations』のテーマとなっていますが、同時にかつて愛した人々や場所への感謝にも満ちた作品にもなっています。

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ザ・ヴァクシーンズ「Heartbreak Kid」配信リンク
orcd.co/heartbreakkid

■2024年1月12日(金)リリース
The Vaccines
『Pick-Up Full Of Pink Carnations』

配信リンク: orcd.co/pickupfullofpinkcarnations

[トラックリスト]
01. Sometimes, I Swear
02. Heartbreak Kid
03. Lunar Eclipse
04. Discount De Kooning (Last One Standing)
05. Primitive Man
06. Sunkissed
07. Another Nightmare
08. Love To Walk Away
09. The Dreamer
10. Anonymous in Los Feliz
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