ベイ・エリア・ヒップホップへの偏愛――ILL-TEE「STAY TRUE / BOTTLE AFTER BOTTLE」

ILL-TEE   2018/12/28掲載
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 この記事を読み終わったあと、あなたはきっとILL-TEEのラップ・ミュージックとベイ・エリア(アメリカ西海岸)のヒップホップを無性に聴きたくなるに違いない。

 ヒップホップ・グループ、MEDULLAの一員としても知られるラッパーのILL-TEEがベイ・エリア・ヒップホップのプロデューサー・デュオ、メカニックス(THE MEKANIX)と組んで2曲入りのシングル「STAY TRUE / BOTTLE AFTER BOTTLE」(フィジカルにはインスト2曲を含む)をWDsoundsから発表した。ベースがブリブリに鳴っているトラックをILL-TEEはタイトなフロウで乗りこなす。

 メカニックスについてはもちろん、ハイフィー(Hyphy)をはじめとするベイ・エリア・ヒップホップの魅力やDJフレッシュについても、WDsoundsのファウンダーであるJ.COLUMBUS a.k.a LIL MERCYと共に熱く語ってくれた。
――まず、ベイ・エリアのプロデューサー・デュオのメカニックスとやることになった経緯を教えてもらえますか。
ILL-TEE 「今年の頭ですかね。MERCYくんと会った時に次の作品はどうしようか、みたいな話になって。俺がメカニックスが気になっているという話をしたら、MERCYくんもちょうどその1週間前ぐらいに、キーク・ダ・スニークがメカニックスといっしょにやってるアルバム『Withdrawl』を聴いてたんですよ。で、“じゃあ、メカニックスに頼もうか!”っていう展開になって、もう次の日ぐらいにMERCYくんから“いま交渉中です”ってメールがきた。さすがのスピードだなって(笑)」
J.COLUMBUS 「何日か経つと、(ビートの値段が)高そうだなとか考えちゃって腰が重くなるからサクッと動いたほうがいいんですよね。金額を知って諦めることも多々あるから。ニューヨークのプロデューサーに頼むとびっくりするような値段を提示される時があるけど、俺の勝手なイメージだとベイ・エリアは意外と高くない。実際メカニックスのビートは現実的な値段だった。そこで、どんなビートをリクエストしようかっていう話になりますよね。ILL-TEEと話をしたあとにあらためてメカニックスの〈I'm So Oakland〉っていう俺の好きな曲を聴いたらやっぱりめちゃくちゃカッコよくて。そこはILL-TEEとも意見が一致したから、その曲のテイストに近いビートを送ってもらった感じですね」
ILL-TEE 「〈I'm So Oakland〉は、ベースの音がベェイベェイ鳴ってる感じが特徴的な曲なんですよね。で、1週間以内ぐらいにMERCYくん伝いでビートが4曲ぐらいで送られてきたなかから、2曲を選びましたね」
――メカニックスはキャリアのあるプロデューサー・デュオですよね。どんな人たちか教えてもらえますか。今年、E-40とかトゥー・ショートとかが参加しているアルバムも出ていますね。
ILL-TEE 「オークランドをレペゼンしてる、4rAxKenny Tweedという2人組ですね。4rAxはラップもやるしビートも作れて、Kenny Tweedってヤツはビートに専念していると思う。いま言ってた今年出てたアルバムは、4rAxが4rAx as Hook Mitchell名義で出してる『The Mekanix Presents 4rAx as Hook Mitchell』ですね。メカニックスがビートを作って4rAxがフックを歌っている客演曲を集めた編集盤だと思う。4rAxは、ベイ・エリアの“フック職人”的な立ち位置だと思うんですよ。俺が初めてメカニックスを知ったのは、2012年に出てる『Chop Shop』っていうアルバムですね」
――ベイ・エリアのヒップホップと言うと、90年代にGファンクが生まれて、ハイフィーは00年代に大きく盛り上がりますね。ILL-TEEさんはどこでベイ・エリアのヒップホップにハマっていきましたか?
ILL-TEE 「もちろんニューヨークの90sのヒップホップも通ってるけど、ある時期から俺は西側にグイッと極端に寄りましたね。やっぱりハイフィー・ブームですよね。ブームが去ってみんなが注目しなくなったんですけど、俺は逆にそこからもっとのめり込んでいった。THIZZLER.COMっていうベイ・エリアの音楽のいわゆるまとめサイトがあるんですよ。一時期毎日毎日そのサイトに張り込んでた。当時はフリー・ダウンロードできる音源もたくさんアップされてたからダウンロードするのにハマってましたね。その頃に、いま有名になったヤツの、正規盤がリリースされてない作品もだいぶ手に入れました」
――DJ SHADOWがハイフィーのコンピレーション『The Hyphy Movement』をリリースしたのが2007年ですね。
ILL-TEE 「俺らが聴き始めたのは2006年ぐらいからですよね」
J.COLUMBUS 「うん。そのコンピは、いわゆるレアグルーヴとかをまとめるようなノリに近かったと思う。実はDJ MASTERKEYも『THE HYPHY TRAIN』(2007年)っていうミックスを出してるんですよ。そのミックスは超聴きましたね。俺らがハイフィーを聴くようになったのは、マック・ドレー(ハイフィーの重要人物。2004年没)が死んでからだよね。マック・ドレーが出していた『THIZZ NATION』っていうハイフィーのコンピ・シリーズがあって、そういうのをいち早く隅から隅までチェックしていたのがCIA ZOOですよ」
ILL-TEE 「だから、俺もCIAの影響でハイフィーにハマった」
J.COLUMBUS 「THIZZってMDMA、エクスタシーのスラングなんですよ。だから、ハイフィーってMDMAを食ってぶっ飛びながら作った音楽で、またそういう状態で踊るダンス・ミュージックのこと。だから、ダンスもちょっとスライドするノリがある。そういうハイフィーに大きく影響されたのがその時期のCIA ZOOです」
――CIA ZOOのアルバム『THE LOGIC WORK ORANGE』(2008年)にはハイフィーの影響がかなり出てますもんね。10年経ったいまあらためて、あのアルバムは傑作だと強調しておきたいですね。ILL-TEEさんの2013年のアルバム『ICE CREAM DREAM』にもハイフィーの影響があります。
ILL-TEE 「そうですね。ハイフィーでベースの鳴りにハマってベースにどっぷりな時代だったから、その辺りは特に意識していましたよね。サウンドで言うと、日本でいわゆるウェッサイと言われるのはGファンク・マナーというか、シンセも“ピーヒョロ系”ですよね。もちろんそういうのも好物なんですが現行のベイ・エリアのヒップホップはもう少しノリがバウンシーなイメージですね」
――ちなみにベイ・エリアで注目しているラッパーはいますか?
ILL-TEE 「最近だと、モジー(MOZZY)はすっごいヤバイです。現在のギャングスタ・ラップのあるべき姿を体現しているサクラメントのラッパーですね。哀愁のなかに背負っているものを感じる、かなり骨太のギャングスタ・ラップですね。去年、OGのC・ボーとビーフしてたけど、モジーは何発も曲を出してガン押ししていた」
J.COLUMBUS 「今年出した『Gangland Landlord』ってモジーのアルバムはぶっちぎりで最強ですね。現地の人たちもみんな口をそろえて久しぶりにギャングスタ・ラップが戻ってきたって言ってた」
――なるほど。ILL-TEEさんの2016年に出したEP『T-BANG』では、ベイ・エリアのDJ フレッシュが4曲のトラックを手掛けています。DJフレッシュとはどうやってやることになったんですか?
J.COLUMBUS 「DJフレッシュもILL-TEEから教えてもらったんですよ。ILL-TEEが好きなベースがガンガン出てる曲を作ろうって話をしたときにDJフレッシュの名前が挙がって、俺がコンタクトを取ったらビートをすぐ送ってくれた。そうやって付き合いが始まって、いまとなれば1年間に300個ぐらいビートが送られてきますからね。“こんなのあるけど使わないか?”って感じで(笑)」
ILL-TEE 「だから、DJフレッシュが誰かと組んで出したアルバムを聴くと、聴いたことあるトラックがよくある。あと、仙人掌が〈BACK TO MAC feat. ERA & MUD〉(仙人掌『VOICE』収録)で使ったDJフレッシュのトラックをベイ・エリアのちょっとマイナーなラッパーが使ってて。それを俺がiTunesで発見してしまった(笑)」
J.COLUMBUS 「そのおかげでDJフレッシュからちょっと安くビートを買えるようになった。“俺らが買ったビートを他のラッパーに売っちゃダメじゃないか”ってつっ込んで(笑)。DJフレッシュはいろいろやってますよね。ヤツはいまリヴィング・レジェンズのメンバーで、ザ・グラウチ(リヴィング・レジェンズのラッパー)のバックDJもやってる。そっち系のアンダーグラウンド・ヒップホップとのコネクションもあるし、ベイ・エリア以外のニューヨークとかの人たちともやる」
ILL-TEE 「フレディ・ギブスとかトレ・ザ・トゥルースレイクウォンともやってる。ハイエログリフィクスの一員でもありますからね。だから、ベイ・エリアでも特殊な存在だと思う。バウンシーなビートも作れるけど、基本はネタモノを生かしたサンプリングのトラックが得意で、振れ幅が広いですよね。クリス・ブラウンのツアーにも参加してたみたいだし(笑)」
J.COLUMBUS 「俺がリサーチしたところによると、全公演というわけではなくて、たぶんベイ・エリアのツアーの1公演か2公演に参加してたみたいですね。“クリス・ブラウンが俺のトラックをジャスティン・ビーバーにも渡してくれたんだ”っていうインスタのストーリーかなんかを見ましたね(笑)。DJフレッシュとやろうってなったのも、〈DEVIL'S PIE〉で遊びながら会議して決まった感じでしたね」
――〈DEVIL'S PIE〉は、それこそ今年20周年をむかえる吉祥寺のWARPでILL-TEEさんがオーガナイズするパーティですね。
ILL-TEE 「〈DEVIL'S PIE〉にいろんなアーティストを呼んだりして自然につながった感じですね。『ICE CREAM DREAM』に参加してるRHYDAもその1人だし、HIDENKADOOBEEISをやってたGOUKIくんがリーダーでやってたOLA U-TANGとかも吉祥寺つながりですよね」
J.COLUMBUS 「〈DEVIL'S PIE〉にはいま活躍している人も含めていろんなアーティストが出てましたね。もちろんCIA ZOOも出てたし、DOWN NORTH CAMPにしてもそうだし」
ILL-TEE 「一発目にNORIKIYOくんに出てもらって、二回目がGEEKだったかな。そこからBRON-Kくん、MONJUとか5lackくんとかDNCとかに出てもらった感じですかね。RAMB CAMPとか。当然INGLORIOUS BASTARDS(RAMB CAMP、MEDULLA、CIA ZOOから成るヒップホップ・コレクティヴ)も出ているし」
――INGLORIOUS BASTARDSの『INGLORIOUS LP』(2011年)はPRESIDENTS HEIGHTSからのリリースでしたか?
J.COLUMBUS 「ただ、PRESIDENTS HEIGHTSって、元々はTONOSAPIENSと俺とILL-TEEの3人組のグループで、1曲だけ現存してるんですよ。2人に参加してもらったけど、俺のソロにしちゃった〈REQUIEM 4 A DREAM〉という曲があって」
ILL-TEE 「いや、〈BAM BAM PRESIDENT〉っていうものすごい未発表音源があるんですよ。ヘヴィなギターがゴォーッって鳴ってるすさまじい曲が(笑)」
J.COLUMBUS 「最初PRESIDENTS HEIGHTSを3人でやろうってなった時、かつてNORDEってバンドをやってて、いまGang Up On Againstっていうバンドに参加しているHARUKIってヤツのトラックでラップしようって話だったんですよ。HARUKIは昔、Dr.GR名義で、YUKSTA-ILLとかにもトラックを提供しているはず。だから、いろんなセンスのヤツがいて、同じMEDULLAのなかで、MASS-HOLEは東海岸のヒップホップの王道の方に向かったけど、ILL-TEEはベイ・エリアの方向に行ったっていうのも面白い。ILL-TEEはDJもやるしトラックのチョイスの仕方も独特だし、ラップもニューヨークのラップの乗り方とは確実に違う」
――そこで、今回リリースした「STAY TRUE」と「BOTTLE AFTER BOTTLE」の2曲入りのシングルなんですが、前者の1曲目は硬派なステイトメントの曲で、後者の2曲目はレイドバックした曲ですよね。「STAY TRUE」は、トラックはベイ・エリアですけど、タイトルのワード・センスとかは東海岸っぽい感じもありますよね。
ILL-TEE 「そこは、染みついているMEDULLA感ですかね(笑)」
J.COLUMBUS 「〈STAY TRUE〉は、ROCKCRIMAZ(ILL-TEEがヴォーカルを務めるハードコア・バンド)の『DOWN WITH IT』(2018年)を作ってる時に録音してますよね」
ILL-TEE 「そうですね。だから、ハードコアのバンドのほうのリリックも書いてたから、その影響もあってストレートな曲になった。プライベートでちょっとムカつくことがあって、反面教師じゃないけど、俺は好きな人や場所に対して真っ直ぐなつもりだし、そこを行ったり来たりすることに見返りなんか求めてないよって、まぁリリックの通りです。〈BOTTLE AFTER BOTTLE〉の方は前者に比べてフロウで遊びを意識した部分があります。内容も遊びなんですが、酒飲んでまた酒飲んでっていう、曲名通り“BOTTLE AFTER BOTTLE”な毎日やなぁ〜って感じですかね。でも、飲みながら新しいアイディアや企画が生まれたりするじゃないですか。だから、過去は振り返らずにいまのまま、酒でも飲んで、変わらずに進んでく、みたいのが“継ぎ足すグラスにヒストリー”っていうリリックに出てるって感じでしょうか(笑)」
J.COLUMBUS 「ははははは(笑)ILL-TEEのレコーディングは安心して聴いていられる感じなんですよ。俺もスタジオで一緒に曲を録ったりしたことが何回もあるんですけど、技術力もあって、だからいま円熟味を増してきてる。それで、〈SATY TRUE〉のフックでオートチューンをやったり、俺の方から〈BOTTLE AFTER BOTTLE〉はもう1ヴァース入れた方が良くない?と提案して3ヴァースになった。圧倒的な安定感があるから、少しプラスアルファを加えようと」
ILL-TEE 「いままで3ヴァースの曲を作ったことがなかったから初めての挑戦でしたね」
J.COLUMBUS 「ILL-TEEはリリック書くのも早いし、レコーディングもスキルがかなりあるほうだと思う」
――ジャケットのアートワークはxtothexxくん(WDsoundsとともにBLACK FILE「look back to FEBB AS YOUNG MASON」の取材&撮影を担当したカメラマン)が担当したということですね?
J.COLUMBUS 「xtothexx がILL-TEEの似顔絵を、“これ趣味で描いたんですけど”って送ってきて。アメリカの黒人のラッパーやDJはわりとこうやって自分を絵にしたりするじゃないですか。でも、日本だとあまりない。あったとしても、ちょっとコミカルになっちゃうじゃないですか。そういうコミカルなタッチとも違う絵で面白いと思ったんですよ」
ILL-TEE 「このジャケ、メカニックスから評判が良いんですよ。俺がインスタでこのジャケのパーカーをアップしたら、メカニックスのKenny Tweedが“俺らにもパーカーを送ってくれ。XLとLな”つって連絡がきた(笑)」
――なぜ、メカニックスの2人は巻尺やレンチを持ってるんですか?(笑)
ILL-TEE 「車を修理してるって設定なんですよ」
J.COLUMBUS 「だから、ヤツらのグループ名は“メカニックス”なんです(笑)。そのくだらない設定とかが面白い」
ILL-TEE 「ヤツらの初期のロゴはスパナがあしらわれてましたからね(笑)」
取材・文 / 二木 信(2018年12月)
Live Schedule
ROCKCRIMAZ『DOWN WITH IT』RELEASE SHOWCASE
HOW IT IS vol.2


2019年1月12日(土)
群馬 高崎 trust55
出演: ROCKCRIMAZ / ETERNAL B / TRUE FIGHT / FORCEOUT / REAL TIME LOST
food: スタッズ ひとみ

開場 16:30 / 開演 17:00
前売 2,000円 / 当日 2,500円(税込 / 別途ドリンク代)
trust55.music.coocan.jp/2019.1.htm

ROCKCRIMAZ『DOWN WITH IT』RELEASE BASH
WALL&SECONDARMS presents MOSHSPEAKS vol.2


2019年1月19日(土)
東京 初台 WALL
出演: ROCKCRIMAZ / SECONDARMS / NUMBERNINE from OSAKA / STAND OUT / REBLAZE / END IN BLOOD / KRUELTY
開場 17:00 / 開演 17:30
前売 2,000円 / 当日 2,500円(税込 / 別途ドリンク代)
wall-moonstep.com/wall/schedule.html

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