ZOC “共犯者”大森靖子が仕掛ける超個性派アイドル・グループ

ZOC   2019/10/08掲載
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藍染カレン、戦慄かなの、香椎かてぃ、西井万理那、兎凪さやかの5人と、“共犯者”大森靖子からなるアイドル・グループ、ZOC。
発売中のCDジャーナル2019年秋号とは写真違いで、原稿もロング・ヴァージョンでどどんと公開です。個性がさらに大渋滞している特濃インタビューです!
ZOC
――結成1年にしてZepp Tokyoでの初ワンマンが即完するなど、ZOCは現在もっとも盛り上がっているグループだと思います。かなり個性の強いメンバーが集まっていますけど、メンバー間の雰囲気ってどんな感じなんでしょう?
藍染カレン「メンバー間は今いちばん仲良いんじゃね? ってぐらい仲が良いです。世間から見られている感じではないかなと思います」
西井万理那「プラベートでみんな遊ぶこともありますし」
――どんなことをして遊ぶんですか?
西井「焼き肉に行ったり」
兎凪さやか「メンバー全員で一緒にバーベキューしたり」
藍染「ライヴの後にラーメン行ったり」
西井「大体食べてるよね(笑)」
――あははは。べつのインタビューで「ZOCは戦場」という発言をされていたじゃないですか? なので、もっとバチバチしているのかと思っていました。
藍染「それは、ZOC=戦場みたいな意味で言ったんだと思います」
西井「誰かと誰が、とかではなくてね」
戦慄かなの「ZOC vsみたいな」
西井「そう、ZOC自体がみたいな感じですね」
――ZOC vsの相手は誰なんですか?
西井「ライヴでの対バン相手だったり」
戦慄「批判してくるやつももちろんそうですし」
藍染「上に上がっていきたいので、ライバルがいっぱいという感じです」
――それぞれ個性的だからというのもあると思うんですけど、ZOCはSNS上で炎上してしまうこともありますよね。こうやって話していると、なんでそうなってしまうのか、あまりよくわからないなと思って。
藍染「注目されているということなんじゃないかなと思うようにしています」
戦慄「YouTubeでライヴを観てコメントをする人が多いんですけど、それだけじゃ、自分たちが真剣にやっているのが伝わらないと思っていて。そこはもっと頑張らなきゃなって」
戦慄かなの
戦慄かなの
藍染カレン
藍染カレン
――言われっぱなしじゃなくて、ちゃんと自分たちで反論したり主張できるのがZOCのいいところだと思います。
戦慄「ネットの使い方に関しては、そこまでスタッフから厳しく取り締まられたりしていないし、私たちがやりたくてやっているので。そのぶん、語弊を生んだり、間違った伝わり方をして炎上とかはよくありますね」
――炎上することで、気持ちが落ち込んだりしませんか?
藍染「めちゃめちゃありますよ。全員ある。自分が炎上しているわけでなくて、メンバーが炎上するだけでも、みんなのメンタルが崩れる」
西井「かばって何か言おうとして、みんなで炎上しちゃうみたいなこともあるしね」
戦慄「擁護すんな! みたいに言われるんです」
藍染「あることないこと言われることもありますけど、自分たちのやりたいことを見失わないようにこれからも頑張っていきたいですね」
――ライヴ現場に駆けつけてくれるお客さんや、現場での熱気が、活動する上での原動力だったり力になっているんじゃないですか?
西井「かなりモチベになっていますね」
藍染「SNSで炎上したとしても、変わらず観に来てくれる人や、会いに来てくれる人がいることは本当に全員の励みになっています」
――そもそも、ZOCはどのように結成されたグループなんでしょう?
藍染「全員が、大森靖子さん直々に声をかけてもらったことがきっかけで、今ZOCで活動させてもらっているんです。オーディションを受けて入ったとかではないので、メンバーそれぞれ、いろいろな気持ちを持ってここにいると思います」
――プロフィールに、大森さんは“共犯者”と書かれています。ZOCにとって、大森さんはどういうポジションですか?
兎凪「靖子ちゃんはメンバーに近いところでやっていきたい気持ちがあるから、そう名乗っていると思う。私たちにとってはメンバーでもあるけど、スペシャルな人」
香椎かてぃ「私はもともと憧れている人なので、一緒にアイドルやっているのは不思議だし、頭が上がらないっす」
藍染「この前、ネットでZOCを批判する人たちに対して、一つひとつ返答をしていたら靖子ちゃんが炎上してしまったんですよ。それを見て、あーうちらは愛されているんだなって。メンバーとしてZOCが悪く言われているのは許せないって立ち向かってくれた。それが正しいかどうかはわからないけど、すごく幸せな気持ちになりました」
兎凪「靖子ちゃんは、私たちの気持ちが落ちているとき、絶対に元気になる言葉をくれるし、ZOCは私が守るっていつも言ってくれるんです。だから、私たちも靖子ちゃんを守りたいと思っています」
――その信頼関係って、どうやって生まれたんですか?
戦慄「もちろん最初からあったわけではなくて。メンバーの中には最初から靖子ちゃんのファンだった子もいるんですけど、私は最初信用できなかった。それで何回もぶつかったりしました。でも、靖子ちゃんが本気でぶつかってくれるから気づけたこともあって。ほかの媒体で、“かなのとやり合うのが楽しい”って言ってくれていたんですけど、そんな人は周りにいたことがなかったので、すごく素敵な人だと思ったし、今はついていきたいという気持ちが大きくなりました」
藍染「9月の初ワンマンに向けて、靖子ちゃんが1曲ずつソロ曲を書いてくれたんですよ。いつの間に私たちのことをこんなに見てくれていたんだろうって、メンバーそれぞれに対して愛しかないような歌なんです」
――香椎さんにとって、大森さんは憧れの人だったわけじゃないですか。一緒のグループで活動することになって、距離はちょっとずつ近づいていますか?
香椎「まったく近づかないです。最初より喋れるようにはなりましたけど、靖子ちゃんからも“そろそろ慣れて(笑)”って」
――なぜ大森さんはアイドル・グループをやりたかったのか、聞いたことありますか?
戦慄「答えはもらっていないんですけど、靖子ちゃんが好きなアイドルって道重さゆみさんじゃないですか? だから、どう考えても自分のアイドル像を作りたくてZOCを作ったわけではないんです。そう考えると、メンバーそれぞれに靖子ちゃんに近しいところがあって、そういう人でもアイドルになれるってことを体現したかったのは絶対にあると思う。それが靖子ちゃんがやりたかったことなんじゃないのかなと、ひしひしと伝わってきています」
藍染「どういう思いでアイドルを作ってやっているかは靖子ちゃん本人の中にしかない部分もあると思うんですけど、どう考えても正統派ではないじゃないですか」
――うんとも言いづらいです(笑)。
戦慄「一応正統派です! 個々が濃いだけ」
藍染「うん(笑)。ただ、今の時代に出来上がってしまっているアイドル像を切り拓いていけるものを作りたかったんじゃないのかなって私は思っています」
香椎かてぃ
香椎かてぃ
――5人は、それぞれ違った生きづらさを感じて生きてきたメンバーだと思うんですけど、グループになったことで気持ちが楽になったり、何かが変わったりしましたか?
西井「人に対して“ZOCでーす”って言うのが、わりと誇りで。ZOCのメンバーであることが普通に嬉しい」
藍染「安心感がある」
戦慄「いてもいい場所があるという安心感がすごくあるよね」
兎凪「本当に切っても切れないような、離れたいと思っても離れたくないと思うような存在。言い方は悪いけど、家族みたいな」
戦慄「言い方悪いかな(笑)? たしかに、家族という言葉の印象が悪かったり、いろいろな理由が人にはあるからね」
兎凪「逆に、私がみんなに迷惑かけちゃうと思って。わーってなっちゃうこともあるけど、それを救ってくれるのもメンバーで。だからZOCでよかったなっていつも思います」
――香椎さんはどうですか?
香椎「今、地元の親友と喧嘩しているんですけど、ZOCがあるから全然痛くも痒くもないっす」
戦慄「それは仲直りしろよ(笑)! 地元の親友は大事にしなきゃ」
香椎「でも、毎日メンバーと一緒にいることが多くて、ちょっと飽きちゃいました」
戦慄「言っていること全然違う(笑)。安定しているんでしょ? 好きだから反対のこと言いたくなっちゃう性格なんですよ」
香椎「会えば会うほどこいつらいいなと思うし、昨日も戦慄かなのとチューしたんですけど、いい女だなって。また新しいかなのを見た気がします」
戦慄「語弊がある! 撮影でしただけですよ(笑)」
――あははは。アーティスト写真を見て、どういう雰囲気の5人なのかあまりわからなかったんですけど、すごく雰囲気がいいんですね。それぞれ個性的だし。
香椎「一言で全員表せられますよ。陰キャ、少年院……」
戦慄「少年院は本質じゃないから! 入っただけだから」
香椎「あと横須賀、生うどん、ぶりっ子」
藍染「なんでぶりっ子なんだよ(笑)」
戦慄「今のでわかったように一言で表せないんですよ、うちら」
香椎「言い表せますよ。少年院って言ったら、誰が思い浮かぶ ?」
戦慄「そういうことじゃない(笑)!」
――これだけ個々が立っているメンバーが集まっているから、逆に個性を打ち消しちゃわないのかと思っていたんですけど、そんなことはなさそうですね。
戦慄「キャラが劣っている人が誰一人いないというのが強みなので」
藍染「むしろ、全員自分がいちばん個性ないと思っている(笑) 」
戦慄「そうそう、逆にね」
藍染「今はわからないんですけど、前は“私がいちばん個性ないから”っていろいろな子の口から聞いて(笑)。いやいやいやいや…… って」
戦慄「みんなでいやいやって言い合うっていう(笑) 」
――ZOCでの活動を通して自信が出てきたんじゃないですか?
香椎「ないっすね」
戦慄「ありますよ、私」
藍染「私もある意味ある」
西井「リアルが充実していると全部が安定してくるし、SNSに固執しなくなりました」
戦慄「余裕ができたよね。人にやさしくできる」
西井「マウントを取らないでいいメンバーだし」
戦慄「あと、謝るようになれた(笑)」
香椎「かなのはうちがしつけたから」
――9月で結成2周年目突入で、Zepp Tokyoで初ワンマンを開催しました。
西井「もう1年なんだよね」
兎凪「まだ1年なんだー」
香椎「もう1年だろ」
兎凪「もっと長くやってそうじゃん?」
香椎「じゃあ、ZOCに何を残してくれた? はいっ(答えてというジェスチャー)」
兎凪「え、何も残してない。まだ1年経っていないのに求められるものが大きすぎて。わけがわからなくなることもいっぱいあって、心が追いつかないです」
藍染「本当に1年で環境がまったく変わっていますからね」
西井万理那
西井万理那
兎凪さやか
兎凪さやか
――周りの期待が大きくなるにつれて、アイドル・カルチャーにくわしくない人の目にも大量に触れることがあって、誤解を受けることも多いというのは感じます。
戦慄「YouTubeに上がっている映像を見ていろいろ言われることが多いんですけど、それだけだと伝わらないことも多くて。だからといって叩かれる筋合いはないとは思うんです。むしろ注目度が高いってことではあるけど。私たちの体感はまだ1年も経っていなくて、そんなふうに言われるのが負担になってしまっているわけですよ」
藍染「プレッシャーにはなってる」
戦慄「でも、かならずしもラッキーだけでここまできているとは思ってない」
西井「誰もラッキーって思ってないと思う」
――ZOCは今の時代に求められているグループだと思うんです。宿命を負っているというか、勝手に背負わされるものが多い。
戦慄「私たちが目指しているものやファンが求めているものと、全然知らないネットの人たちが言う一定の尺度での歌唱力、ダンスのうまさの時点で違いがあって。たしかに、私たちは特別何かのレッスンを受けているわけでも、オーディションで集められたメンバーでもなくて。入ってから靖子ちゃんに歌とダンスを見てもらっているので、そこだけを重視して追い求めているわけではないんですよ。こうやって私が変われたみたいに、ZOCにいる意味ってかならずしもダンスや歌がうまくなることだけではない。だけど、ネットの声はそうじゃなくて。自分はポジティヴに捉えたいのに、そういうふうに言われるジレンマみたいなものはあります」
藍染「YouTubeの1曲だけを見て、ZOCのライヴはこうだっていう認識がついてしまっているんですけど、そういうことはこれからも増えていくと思うんです。みんなにZOCのすべてを見せることは難しいと思うんですけど、一つひとつの活動も大事にしていかないといけないんだなって強く思っています」
――大森さんのことを見て安心感を覚えた人がいるように、ZOCで救われる人も絶対にいると思うんですよね。
戦慄「その人たちのために私たちは頑張れる。ネットの声は気になるけど、私たちに会いにきてくれて、そうやって励まされてくれている人がいるんだったら、その人たちのために頑張ろうと思うのが普通じゃないのかなって。叩かれて、私たちが辞めますってなるのは絶対におかしい。だから辞めてやらないという気持ちもあるし、くやしい気持ちをバネに頑張れているところもあります」
――ZOCの武器は、大森さんが書いている楽曲も大きな要素だと思います。信頼している大森さんの楽曲を歌うことに関してはどう思っているんでしょう。
西井「最初のシングルで〈family name〉って曲を出したんですけど、靖子ちゃんがボイスメモで歌ったデモがグループLINEにポンっと送られてきたとき、まじでこれは絶対に売れると思って」
藍染「にっちやんは“これは売れる……”って、すぐ反応していたよね(笑) 」
西井「神曲すぎると思って」
兎凪「各自別々のところにいたんですけど、ほとんど全員泣いていたみたいで」
戦慄「ニトリで聴いて泣いてました」
兎凪「さやかもタクシーに乗っていたとき聴いて泣きました」
――そして、セカンド・シングル「断捨離彼氏」がリリースされます。
戦慄「〈断捨離彼氏〉は、靖子ちゃんがZOCに寄せて書いてくれているなと思ったので、なるべく私っぽく歌うようにしました」
藍染「靖子ちゃんは、今の時代に必要な曲を作っているとよくおっしゃっているんですけど、歌詞がしっくりくるというメンバーががっつり歌割りを任せてもらうことが多いんです。今回それが、かなのちゃんだったりするんですけど、自分の中にあるものと時代を見据えてみんな歌っていけたらいいなと思っています」
西井「歌割りも靖子ちゃんが決めているんですけど、たしかにそれぞれのキャラクターに合っている気がする。私はいつも歌詞に“お金”が入っていて(笑)。〈family name〉のときも今回も、お金のパートは私が歌うという」
藍染「合う人に歌詞が振り分けられるようになってる。あと、ここの歌詞(ああ 時間もお金も 今更戻らない)は、めっちゃにっちやんだよね(笑)」
戦慄「“アドレナリンでて楽しかった!!!”も、にっちやんだったと思う」
香椎「わかりやすく言うと、オロナミンCみたいな感じ」
戦慄「全然わからない(笑)。でもわかる(笑)」
藍染「もともとアイドルに興味なかった女の子たちがライヴに通ってくれたり、曲を聴いてくれたりしているんですよね。だから今回は結構そういう人たちに向けての色が強い曲になっていると思います」
香椎「ZOCのファンには女の子が多いんですけど、結構DMで“クソ男に捕まった”とかよく連絡がくるんですよ。〈断捨離彼氏〉は、そういう人にぜひ聴いてほしい」
New Single
断捨離彼氏

(T-Palette Records・TPRC-0243)
――カップリングの「A INNOCENCE」は?
香椎「これは“ZOCとしての課題曲”って靖子さんから送られてきた曲なんですけど、最初のパートは私が言ったことを書いてくれていて」
藍染「かてぃちゃんの実話なんです」
戦慄「あと、“変な奴 でも最高でしょ 顔が忙しいね”って歌詞があるんですよ。そこは私のこと。顔が忙しいんです(笑)」
――顔が忙しい?
戦慄「顔をいじったりしているから。それも公言していることなので」
藍染「いろいろな解釈ができる曲だと思うので、聴いてくれる人の心にも寄り添えるし、歌っている自分たちの心にも寄り添ってくれる曲なんじゃないかな」
戦慄「あと“でも 成長過程みせるのが アイドルだって聞いた”って歌詞があるんですけど、これって炎上する前にできてた曲なんです。アンチ聴いてる? って言いたい(笑)」
藍染「それは違くね(笑)?」
戦慄「でもこれが出るってわかっていたら、あんな炎上の仕方しなくないですか(※ZOCの成長の過程を評価するかどうかという部分が、Twitter上で賛否両論巻き起こした)」
ZOC
――最初仲がいいって話してくれましたけど、取材を通して、その雰囲気が伝わってきました。
香椎「多少は上辺ですけどね。多少ね」
戦慄「べつにこの取材中、仲良しっぽい感じのことをしていないでしょ(笑)?」
香椎「好きすぎて、反抗しちゃうんですよね」
戦慄「甘えているんですよ」
香椎「みんな甘やかしてくれるんですけど、唯一かなのだけうちに厳しいんです」
西井「無理やり仲良くしようとしてこうなっているわけではないし、べつに仲良くしているところを見せようみたいな意識もなくて。自然とちょっとずつ仲良くなっていっているから、それがすごくいいなって」
戦慄「私は逆にくやしいから、みんなでご飯を食べても絶対SNSにあげないんですよ」
藍染「それわかる!」
戦慄「仲良しアピとか思われたくないし、そこはこっちがわかっていればいいことだから絶対あげない。あげてやらない」
藍染「Twitterでエゴサーチやるじゃないですか? あれでZOCって調べたら、“ZOC 仲間割れ”って出てくるんですよ。なんでだよ! って(笑)」
――ネット上では、根も葉もない噂が一人歩きすることがありますからね。ZOCは今の目標とか定めているんですか?
西井「みんなそれぞれの目標だったり、ZOCでやりたいことはあると思うんですけど、かなのちゃんは具体的にあるでしょ?」
戦慄「『Mステ』に出て、“少年院のみんな見てるー?”ってやりたいです(笑) 」
藍染「少年院で『Mステ』を見ていたんですよ」
戦慄「『Mステ』だけ見れるんです。8時から9時の間だったので」
西井「あ! でも今度から『Mステ』って9時から10時になるんだ」」
兎凪「10月までに出ないと」
戦慄「10月までって無理じゃん! でも正直、最初に考えていたキャパを超えてきている状況で。すでにこんなになると思っていなかったから、今、目標を言ってもできちゃいそうな気がしていて。自分の想像の範疇で目標を考えられなくなってきちゃっているのが正直なところです」
西井「それってすごくない?」
戦慄「すごい。幸せです」
――そしたら、ZOCをどんなグループにしていきたいと思いますか?
戦慄「最終的にみんなが幸せになれれば」
藍染「私、今、幸せですよ(笑)」
戦慄「そういうと、今幸せじゃないみたいになっちゃうけど(笑)、でも、幸せだね」
西井「私、裏垢にも書いたんですけど」
――裏垢!
西井「このまま今が続けばいいなって。それは向上心がないとかってことではなくて、今まで普通に好きなグループでずっと活動したかったんですよ。今は、グループで活動ができて、お客さんも増えていて、お金ももらえて(笑)。メンバーにも恵まれていて、不自由なことない。そりゃあ、細かくいったらあるけど、私がやりたいことができているって思うから、今が続けばいいです」
藍染「わかる。ZOCはやりたいことができる場所だからね」
西井「それな!」
取材・文/西澤裕郎
Interview & Text by Nishizawa Hiroo

撮影/斎藤大嗣
Photo by Saito Daishi
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