圧倒的なライヴ・パフォーマンスで話題を集める全力エンタテインメント・ガールズ・バンドGacharic Spinがメジャー・デビュー!

Gacharic Spin   2014/10/03掲載
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アグレッシヴかつテクニカルでいてエンタテインメント性も詰まった、超絶ハイテンションなライヴで話題を集めるガールズ・バンドGacharic Spin(ガチャリックスピン)。“ガチャピン”の愛称で親しまれる彼女たちが、インディーズ時代の楽曲を集めたベスト・アルバム『ガチャっとBEST<2010 - 2014>』でメジャー・デビューを果たした。ロック、メタル、ファンク、ポップス、クラブ・ミュージックなどが混ざりあったサウンドは、まさにガチャピン・オリジナル。Fチョッパー KOGA(b)、TOMO-ZO(g)、はな(vo、ds)、オレオレオナ(vo, key)の楽器隊に、パフォーマー1号 まい、2号 ありさの6人の放つエナジーは、とにかくインパクト絶大だ。彼女たちの音楽性、ステージングについて探るべく、Fチョッパー KOGAとオレオレオナに話を聞いた。
――Gacharic Spinのこれまでの活動について聞かせてください。結成は2009年の6月ですよね。
KOGA 「そうです。もともとヴォーカル&ドラムのはなと私がふたりでGacharic Spinを立ち上げて、その後、メンバー・チェンジを経て今の6人になっていったんです。もともと、はなとは高校の同級生で、メイド服のコスプレのメタル・バンドを遊びでやってたんです。でも、お互いにメインのバンドがあったんですよ。私はTHE PINK☆PANDAっていうバンドをやっていて、そのバンドを辞めたとき、もう1回バンドをやるなら、はなとやりたいと思ったんです。はなのドラムプレイがすごく好きだったんですよ。それで声をかけたら、やりたいって言ってくれてGacharic Spinを結成したんです。でも別にガールズ・バンドを立ち上げようと思っていたわけではなかったんですよ」
――そうなんですか?
KOGA 「最初はヴォーカルを男性にして、バックを女の子だけにしたらカッコいいなってヴィジョンを描いてたんです。でも何人かお会いしたけど、なかなかガッツのある男子に出会えなくて、結果、女の子だけになったっていう感じで。ただ、当時は今みたいな形になるとは思ってなかったですね。でも、普通とは違う感じでやりたいなとは思っていて、音楽的にはデジタルにガッツリとした生演奏を入れた感じでやりたいなとは思ってました」
――今に通じる音のヴィジョンは、最初から明確にあったと。結成してメンバー・チェンジもあったんですよね。
KOGA 「ギターの子が最初の3回ぐらいのライヴで抜けちゃったんです。私とはなは、がっつりツアーを回るようなバンドをやりたかったけど、その子はツアーが回れないって話になって。その後、すぐに今のギターのTOMO-ZOが入ったので、私の中では最初からギタリストはTOMO-ZOだっていう感覚なんです。あと、オレオとパフォーマーの2人は、仲間が増えたっていう感覚なので、メンバー・チェンジって感覚がなくて。増えていったみたいな(笑)」
――なるほど。では、ここでおふたりの音楽的なルーツを聞かせてほしいんですが。
KOGA 「私はもともと、まったく音楽に興味がなくて、高校2年生のときに余りものでベースを始めたんですよ。たまたまKISSのライヴDVDを観る機会があって、それがめちゃくちゃ面白くて! 火を吹いたり血を吐いたり空を飛んでたり衣装が派手だったり。ショーとして面白かったのですごい衝撃を受けて。私、ジーン・シモンズが好きなんです。あんな怖い格好をしてるのに、すごく愛おしく見えて、“カワイイ!”みたいな(笑)。KISSが来日したときも観にいきました。本当にKISSからは影響を受けていて、それが、ショーとして楽しいライヴをしたいっていう今のGacharic Spinのライヴに反映されてるのかなと思います。私自身のプレイは、ジーン・シモンズとは全然違うんですけど(笑)」
――だいぶ違いますね。火を吹かないし(笑)。
KOGA 「でも、火は吹きたい願望があるんですよ(笑)」
――いつかビッグファイヤーを見せてください(笑)。KISS以外はどんなバンドに影響を受けていますか?
KOGA 「プライマスですね。レス(・クレイプール)のプレイは凄いなと思って。あれは変態ですよね(笑)。でも、ジーン・シモンズもレスも個性的じゃないですか。ベースって地味って言われるけど、私も地味なベーシストにはなりたくなかったんです。あと、ヴォーカリストだけが前に出るんじゃなく、全員主役みたいなのが一番バンドらしいなと思うんです。今のGacharic Spinはそれに当てはまってるかなって。自分も目立てるように、いい意味でライバル心を持ちつつ、でも仲間みたいな。そうすればメンバーもひとりひとりが成長していくんじゃないかなって」
――ちょっと話が戻りますが、音楽に全然興味がなかったKOGAさんがKISSで音楽に目覚め、そこからバキバキのチョッパー・ベースを弾くようになった過程を知りたいです。
KOGA 「音楽がわからなさ過ぎて、最初にベースの練習をチョッパーから始めたんですよ(笑)。先輩に“ピックとか指弾きやらないの?”って言われて、“え? そっちが先なんだ”って(笑)。音楽も、何も知らないから先入観なく、“これいいよ”って言われたら、ヴィジュアル系、パンク、レゲエも聴いてました。変な固定概念がないのが、今のスタイルに繋がった気がします。あと、マーカス・ミラーも大好きで。マーカス・ミラーのベースの音が好きで、今使ってるアンプがEBSなんですよ」
――ライヴで登場するときが、プリンス&ザ・レヴォリューションのウェンディ&リサみたいだなと思ったんですが。
KOGA 「オープニングSEは、はなが全部作ってるんですよ。そういう要素は、はなのルーツかも。ほんと、みんなバラバラなんですよ」
――オレオさんは、どんなアーティストが好きだったんですか?
オレオ 「TLCとかデスティニーズ・チャイルドとかR&Bが好きでした。もともとダンス&ヴォーカル・グループをやりたいと思ってたので、ダンスとヴォーカルを習ってたんです。でも、結構激しめのダンスをやってて、中学のときに足をケガしちゃって。“これ以上踊ってると20歳ぐらいで鎮静剤を打たないと歩けなくなる”ってお医者さんに言われてやめたんです」
――えー!?
オレオ 「で、何しようかなって思ってるときに、たまたまディープ・パープルを聴いて、めっちゃカッコイイ!と思って。私、昔からピアノを弾いてたので、〈ハイウェイスター〉のオルガン・ソロをコピーしたんです。ダンス仲間でバンドに興味ある子で集まって演奏したら、すごく楽しくて」
――ダンサー上がりの人がディープ・パープルのコピーバンドやるって面白いですね(笑)。
オレオ 「J-POPにはない、ジョン・ロードのハモンドの音にかなり衝撃を受けたんですよね。それからツェッペリンのコピー・バンドをやったり、70年代のシブいバンドを15、16歳のときにやってたんです。私も、バンド名とかもちゃんとわからず、いろんなものを聴いてました。そのあとポップな、アヴリル・ラヴィーンリリックスとかのカヴァーをやりつつ、オリジナルを増やしていった感じですね」
――それにしても、キーボード・プレイのアクションは派手ですね(笑)。
KOGA 「オレオ、今ダンサーより動いてるよね(笑)?」
オレオ 「そうなんです(笑)。今はダンスも踊ってるし、歌も歌えてるし、ピアノも弾けてるっていう(笑)。Gacharic Spinで夢が全部叶ってるんですよ(笑)。ある意味、一度ダンスから離れたのがよかったのかなって。世界がかなり広がりましたね」
KOGA 「たまにライヴでオレオがダンサーと一緒に踊ってると、“キーボード弾けや!”って思うんですけど(笑)」
――(笑)。演奏が派手になったきっかけは?
オレオ 「前のバンド(EU PHORIA)ではこんなじゃなかったんです(笑)。最初、Gacharic Spinにサポートメンバーで入ったとき、一緒に練習していく中で、パフォーマンスをしながら弾くことの大変さを知ったんですよ。すごく楽しそうにやってたから、簡単なのかなと思ったら全然で(笑)。もともとダンスをやってたし動くことは大好きだったので、いろいろ教わりつつ、自分でいろんなビデオを観て吸収して、今のスタイルになりました」
KOGA 「TOMO-ZOとオレオが入ってくるときに、“とりあえずギター回せる?”“キーボード回せる?”って言ったんですよ」
――アクション優先だったと(笑)。
KOGA 「スムーズに回せるように、(キーボードの)ボディにガムテープ貼ってガッチガチに止めて(笑)」
――楽器を回すのって大変なんですよね。ストラップが外れちゃったりするし。
オレオ 「危ないんですよ。初めてショルダーキーボードを回したときも頭に落ちてきてクラクラしました(笑)。最初練習したときは“なんで回すんだろう?”って(笑)。でも上手く決まったときに、“これか!”って思いました(笑)」
KOGA 「狂ってますよね(笑)」
――(笑)。でも、観てる方もアガりますよ。
KOGA 「世の中に演奏が上手い女の子っていっぱいいるじゃないですか。でも、その中で凄い個性を持ってる人ってひと握りだと思うんです。そこで、私たちだけにしかない個性を作ろうって話になって、楽器をガンガン回してる子はいないから、回そう!って(笑)。曲を覚える前に楽器を回す練習させて (笑)。だから普通のバンドとは順番が逆なんですよ」
――いろいろ順番が逆ですね(笑)。
KOGA 「そうなんです(笑)。特に女の子バンドって柔らかいとか動かないとかってイメージがあると思うけど、そういうのを全部壊していきたいなと思っていて。“こんなガールズ・バンド他にいない”“バンドの枠からはみ出ていこう”っていうのが私たちのスタイルなんです。自分たちはエンタテインメントをやってると思ってるので、観る人によっては“メタル・バンド? アイドル・バンド? え、なに?”みたいな感じかもしれないけど、結構それって嬉しい反応なんですよ。楽しんでもらえる要素がいっぱいあるってことなので」
――何かに括られないことが、自分たちの正解であると。
KOGA 「ですね。なので対バン相手も本当にバラバラで。アップアップガールズ(仮)さんやセックス・マシンガンズさんと2マンやったり、アースシェイカーさんともやったり、ほんとに振り幅が広いんで」
――〈NAONのYAON〉から〈JAPAN EXPO〉までですからね(笑)。
KOGA 「そうですそうです(笑)。そういうのってGacharic Spinにしかできないことなのかなって。ライヴハウスのブッキング担当の方にも、“ガチャピンってどこに入れても浮くし馴染むんだよな”って言われて (笑)。アイドルさんのイベントの次の日にはゴリゴリのメタルのイベントに出たりして。これからもいろんなところでできたらいいなと思ってます」
――あと、まいさんとありささんというパフォーマーがいるのもインパクトありますね。
KOGA 「センターヴォーカルが抜けて、はなとオレオのツイン・ヴォーカルってスタイルになったんですけど、ふたりとも楽器で手が塞がっちゃうんで、煽れる人間がいなくて、パフォーマーを入れることにしたんです。でも、実はマジシャンとかピエロとかニューハーフとかいろんな人に声を掛けたんですよ」
オレオ 「ニュ−ハーフの方はMCだけで出てきてもいいよねって話してて(笑)」
KOGA 「ガチでめっちゃ探したよね」
――そんな経緯があったとは。今の形になってほっとしてます(笑)。
KOGA 「いろいろあって今の形に落ち着きました(笑)。センターヴォーカルが抜けたとき、実際ヴォーカルを探した時期もあったんです」
――やっぱり、ヴォーカリストの脱退は大きい出来事ですよね。
KOGA 「そうですね。でも、もともと、はなとオレオが歌えるし、このツイン・ヴォーカルに勝てるヴォーカリストが見つからなかったんです。もし入れるなら、それを破壊するような人をいれないと次のステップには上がれないし、今まで応援してくれたファンの人も認めてくれないだろうなと思って。ただ、パフォーマーを入れたときは反対の意見もありましたね。“なんでバンドに若いダンサーを入れるんだ!”“平均年齢下げるだけだ!”“そう、正解!”みたいな(笑)」
オレオ 「違う違う(笑)」
KOGA 「でも、ふたりは踊るだけじゃなく、台になって背中にキーボードを乗せてオレオが弾いたり、カツラかぶって出てきたり。単なるダンサーじゃなく、いろんなものに対応できる役割がいいなって。だからダンサーじゃなくて、パフォーマーって呼んでるんですけど」
――パフォーマーがいることで視覚面でも楽しめるし、サウンドの世界をより増幅してる感じがします。ダンサーがいるバンドっていますけど、ガチャピンみたいな感じはいないよなって。
KOGA 「嬉しいです! 海外にはパフォーマーが入る前から行かせてもらってたんですけど、今の形になってからの方がウケがいいんです。ライヴをしてて、今のこの形をすごく認めてもらえるって肌で実感しますね。なんとかピンチを乗り越えてやってこれたというか。一時期は終わるんじゃないかって言われてもおかしくないぐらいの状態だったんで。ヴォーカルがいなくなって、それでも立ち上がったんで」
――それだけバンドを続けたいって願望も強かったんでしょうね。
KOGA 「活動が止まることが考えられなかったんです。車で九州から北海道まで回るツアーバンドなので。で、こんなインディーズ・バンドなのに応援してくれる人がいて。その人たちの顔を思い浮かべたら、“ここで負けてられない!”って頑張れました」
――では、曲作りは普段はどんな感じで行ってるんですか?
オレオ 「曲作りは基本的にそれぞれのメンバーが作ってきたものを1回みんなで聴いて、“このサビがいいね”“違うAメロ足そう”とか、みんなで作ってる感じです」
KOGA 「1曲丸々誰かが作るっていうのは結構少ないです。合体式みたいな。作り方もバラバラで、はなはオケから完全にアレンジも含めきっちり作ったものを持ってくるんです」
オレオ 「私はメロ先行なところがあるので、アレンジはあまりしないんです。鼻歌のときもあるし、家でアコギで作ったり。なんか、ピアノよりもアコギのほうがいいメロディが出てくることが多いんですよ。逆にギターのTOMO-ZOはピアノで作ってるみたいで(笑)」
――曲作りでも逆転現象が起きてると(笑)。
オレオ 「そうなんです(笑)。みんないろんな作り方だし、音楽的なルーツはバラバラだけど、それがいい具合に混ざりあってGacharic Spinの音楽になってると思います」
――バンドも均等だし、曲作りも均等なんですね。
オレオ 「アレンジに関しては、はなが最後に整理してくれるんです。で、KOGAはすごく音痴なんですけど……」
――あら、音痴なんですか?
KOGA 「ハイ、音痴ですよ(笑)!」
オレオ 「でも、たまにすごいメロディを持ってくるんです」
KOGA 「TOMO-ZOに1音1音鳴らしてもらいながら、“そう、その音!”みたいな(笑)。で、この先は誰かのメロディ募集みたいなことをしたり。こういう作り方してるバンドってあまりいないかも」
オレオ 「私たちにとっては自然なことなんですけど」
――“混ぜるな”とか、ケンカになる可能性が高いです(笑)。歌詞は、どのように作ってるんですか。
KOGA 「“この曲調だったら誰がいい”って割り振りをするんです。でも、合体することもあるんです。同じテーマでみんなで歌詞を書くと、違う人の歌詞が誰かの Bメロにすぽっとハマったりとか。曲ほどではないけど、歌詞に関してもそういう融合がありますね。だから、誰かのワンマン・バンドみたいな感じは全然ないです」
――では、メジャー・デビュー作でありこれまでのベスト・アルバムでもある『ガチャっとBEST<2010 - 2014>』の中から、バンドのポイントになった曲を挙げてもらえますか。
KOGA 「まずは〈Lock On!!〉ですね。この曲でGacharic Spinを知ってくれた人が結構多いし、みんなの個性が出てる曲なので。Gacharic SpinのLEDで楽器が光る演出も、この曲が最初だったんです。あとは〈ヌーディリズム〉は、ヴォーカルが抜けてオレオが入ったあとの初めてのシングルなんです。歌詞的にも曲調的にも転機になるポイントの曲かなって。今の6人になっての曲で言えば〈今を生きてる〉ですね。“出会いは奇跡”ってことを歌ってるんですけど、本当にGacharic Spinは、出会いに助けられて今があるバンドなんですよね。2012年にサポートヴォーカル・ツアーをやったときも、ヴォーカルさんが20人くらい歌ってくれたんです。それも、ずっとツアーを回って、他のバンドのヴォーカルさんに出会ってなかったらできなかったことだし。1個1個の出会いのおかげで、今こうやって立ち上がって、なおかつメジャー・デビューってチャンスを掴むことができたので。〈今を生きてる〉は、感謝の気持ちを込めて作った曲でもあるので、すごく大事な曲です」
――オレオさん的にはどの曲ですか?
オレオ 「私は〈Ben-Jan-Dan〉です」
――エロさむき出しの曲ですよ(笑)。
オレオ 「いや〜、ライヴですごく化ける曲なんですよ。パフォーマーのふたりと私の3人でやるハッピーでおちゃらけな部分がありつつ、演奏陣はガッチリ固まってるっていう。それがすごくガチャピンらしいなって」
――「WINNER」の、もも上げダッシュはライヴで毎回やってるんですか。
KOGA 「やってます。あの5分間は本当にキツいんです。ツアー中にパフォーマーのまいが肉離れになったときは、楽器チームが誰かひとり楽器を弾かないで走ってましたから(笑)」
オレオ 「私も走らされました(笑)」
――対バン相手も、もも上げダッシュしてますし。
オレオ 「コラボしやすい曲ではあるんですよ。“走っていただければ大丈夫なんで!”って言えるので(笑)」
――こないだの対バンではアップアップガールズ(仮)も全力疾走してましたね(笑)。では、今後Gacharic Spinは、どのような活動していきたいですか?
KOGA 「他のバンドがやらないような活動をしていきたいです。例えば、テレビ点けたらオレオがチーターと走ってるみたいな(笑)。イモトさんみたいに」
オレオ 「『猛獣ハンター』だ(笑)」
KOGA 「そんなことやるバンドっていないと思うんですよ。“何でもやれますよ!”みたいなスタンスのバンドでいたいです。正直、バンドだけの活動で世の中に知られるのって、相当難しいと思うんです。いろんな活動をして、そこからGacharic Spinを知ってもらったり、バンドや音楽ってすごく楽しいよっていうところまで繋がってくれればいいなと思いますね。だから、何でもやりたいです! バンジージャンプでも全然やります」
オレオ 「ステージでいえば、空を飛びたいです。でも一風変わった飛び方をしたい。危険な速度で回ったりとか(笑)」
――やる気満々じゃないですか(笑)。
オレオ 「“この人たちなんなの?”って思われるような空間を作りたいですね。全力エンタテインメント・ガールズバンドを名乗ってるので、ライヴでのエンタテイメント感はどんどん上げていきたいです」
――そうした派手な演出への欲求も、音楽的にしっかりしたことをやってる自信があるからこそなのかなって。
KOGA 「確かに。楽曲作りやテクニカルな面はちゃんとしておかないと、単なるおバカバンドになってしまうので。でも、そういうギャップがあるのも、 Gacharic Spinかなって思いますね。見た目は“何? この人たち”でいいと思うんですよ。目にとまらない方が悲しいので(笑)。見た目にしろ演奏にしろ、何かしら気に掛かるものはずっと作っていきたいですね。否定的な人がいたら、その分、好きと言ってくれる人がいると私たちは思っているので。なんとなく“いいね”で流されるよりは、好きか嫌いかでいいと思ってます」
取材・文・ライヴ撮影 / 土屋恵介(2014年9月)
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