小籔千豊が語る『すべらない話』と吉本新喜劇

小籔千豊   2015/06/26掲載
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名前が書かれたサイコロをふり、出た目の人が面白い話をする、フジテレビ系の人気バラエティ番組『人志松本のすべらない話』。番組開始10周年を記念し“すべらないYEAR”と題してプレミアムなライヴがスタートするなど華々しいトピックに沸いた2014年、満を持して放送されたのは、吉本新喜劇座長・小籔千豊のおくるスピンオフ『千豊小籔のすべらない話』。13回の出演回数と2度のMVS(Most Valuable Suberanai)に輝く、番組がほこる名プレイヤーがそろえたのは、飯尾和樹ずん)、ノブ千鳥)、そして新喜劇から池乃めだかすっちー清水けんじ宇都宮まきという精鋭たち。夏には二度目となる東京での座長公演〈吉本新喜劇 小籔座長東京公演2015〉を控えた彼に話を訊いた。
――いち視聴者としても『すべらない話』って、すごいタイトルだなと思うんですが。
「先輩に“東京でどえらい番組はじまったぞ”“松本(人志)さんの前で名前でたらおもろい話せなあかんねん”みたいな。“へー大変っすね”ぐらいの感覚やったんです。僕なんか呼ばれることもないやろし、全く関係ないと思ってたから。2007年に初めて出演したんですけど、タイトルが“ザ・ゴールデン”ってなってて。“深夜番組ちゃうかったっけ”と思って台本見たら、(千原)ジュニアさんとか宮川(大輔)さんのほかにも、東野(幸治)さん、大竹(一樹)さん、関根(勤)さん、木村(祐一)さんが並んでて、(台本の)裏見たら、芸能人の名前がいっぱい書いてあったんですよ。“なんなんこれ”とかめっちゃびびって……。収録の三週間ぐらい前ですかね。そっからもう、“こんなんもう、呼んだフジテレビが悪いんやんけ、なんで俺がびびらなあかんねん”みたいな」
――開き直りのような。
「いや、そう自分をマインドコントロールせんと、まともな感覚ではおれなかったので。もう、怒りに変えていったんですよ。ほかの人らはメジャーリーガーやけども、俺だけ大阪の公立高校の8番バッターみたいなやつやのに」
――そこまで(笑)。
「いやいや、全然レベルがちゃいますからねえ。別にすべって当然やねん、誰も期待してへんと、ずーっとマインドコントロールして収録に行ったんですよ。だから一発目はなにも緊張しなかったです。番組が始まるときに名前が読み上げられるじゃないですか? “大輔宮川”いうたら“きゃーっ”ってなってんすよ。すごいな宮川さん、売れはったなあとか思ってるうちに、河本(準一)とか知り合いも“わーっ”って言われてるんですよ。そして“千豊小籔”言われた瞬間、シーン。あんま拍手も起きんと。ほら、見てん。誰も期待してへんやろ。松本さんにおもろいと思われたいという気持ちがちょっと出てるからびびるだけで。僕が松本さんの立場だとして、見たこともない若手が出てきてすべったときに“あいつなんやねん!”って怒るかといったら怒らないじゃないですか。そして、よっぽどおもろなかったら覚えへんやろなあ、あんな上まで行った人……って考えたら、別にええわ、もう自分のスタイルというか、軸だけぶれへんようにしよう。東京のテレビってことで80%、松本さんを前にして60%、まあ半分ぐらいの力だせたらええやろぐらいの感覚」
――でもそこから出演を重ねて、MVSも獲られて。
「今では当たり前のように呼んで頂いてますけど、もう二度と呼ばれへんと思ってたから。一発目は“おとんと妹と顔が似てる”というパーソナルな話をして、自己紹介的なジャブを打って。その後は全く自分の目が出なかったんですけど、松本さんが“小籔にあと一回まわるまでやろか”って言うてくれたんですよね。どうしよう?と考えたとき、浮かんだのが坂田(利夫)師匠の話。これは、坂田師匠と同じ会社の人間で恥ずかしかった……みたいな吉本芸人あるあるの話なんですけど、視聴者はあまりピンとこないじゃないですか。でも、周りのみんなが“わかるわー”って言ってくれたり、先輩にもうけてたから。自分がおもろいと思う、好きな話を悔いないようにしゃべって帰ろう、これをきっかけに東京のみなさんに知ってもらいたいなんて気持ちは全くなかったです。あの話をチョイスしてる時点で売れる気ない(笑)」
――小籔さんはシリーズに欠かせないと思いますが。
「いやいやいや……。これはもう、みなさんのおかげ、フジテレビさんのおかげ、松本さんのおかげですね。あんときはフジテレビにキレてたんですけど(笑)。今となってはもう、感謝しかない(笑)」
――今回、昨年放送された小籔さん主宰のスピンオフがDVDとなって発売されます。6人のメンバーはご自分で選ばれたんですか?
「はい。とりあえず、新喜劇のやつは呼ぼうと。そして、東京で名が売れている、『すべらない話』に出たことがない、そして普段からお世話になっている人は誰やろとなったら、まず飯尾(和樹)さん。飯尾さんはほかの事務所ながらよくご飯連れてってくれたりとか、むちゃ好きなおもろい先輩ですし。千鳥のノブは後輩でいつも一緒におるんですけど、相方の大悟は出演したことがあったんですがノブはなかったので。彼らと僕は同じぐらいのタイミングで東京に来たのでシンパシーというか“同士”的な感覚もあります。いつも僕はおもろい話をしようとか、視聴者の人たち、なんやったら松本さんに“よかったな”と思ってもらえるようにがんばろうという気持ちで収録に臨んでますが、このときはもう全然そんな気はなく、なんやったら“(僕の)目は出るな”なんて。ホストに徹するというか」
――実際、出演されたみなさんの感想はいかがでしたか。
「どうでしょう、(池乃)めだかさんからは“ありがとうな”“長生きするもんやわ”とか(笑)ある意味、お褒めの言葉は頂きまして。あとはみんな、セットとかサイコロに“テレビと一緒や”とか(笑)。そんなんを見たとき、呼んでよかったかなとは(笑)。ですので普段の『すべらない話』とは違う、土壁の文化住宅で鍋を囲んでるみたいな(笑)。アットホーム感はだいぶ出てしまった気もします」
――印象に残っているお話はありますか。
「飯尾さんからはコンビの愛情的な部分も感じたし、ノブもおもろいですし。新喜劇の後輩らもしっかりやってくれてましたけど、やっぱ、めだかさん。おすすめというか、普段の『すべらない話』の中では出てこない角度の、なんかへんな話やったんで。東京の人なんて飯尾さんとノブ以外はほとんど誰も知らんと思いますので、“珍しいもんを見る”という意味でもちょっと特殊な、まさにスピンオフっぽいものができたかな」
――特典映像では新喜劇の楽屋の様子も収録されています。
「“みんなでしゃべるやつ、やらせてもらっていいですか”とお願いして。東京では誰も知らんようなやつの話なんか聞きたないでしょうけど(笑)、僕も、もともとはそうやったので。新喜劇の竜じい(井上竜夫)の話でMVSになりましたし。僕以外にも、おもろいエピソード持ってる人はいっぱいおるということを知ってもらえたら。こういうことをやるために東京に来たので夢が叶ったというか、ビッグなビジネスに新喜劇のやつをねじこめた」
――(笑)
「“新喜劇の広報部”担当としては、東京所属になってよかったなというか、もう感無量ですね。ここからもっとね、広報活動を強めていきたいですけど。当初の目標よりかは、だいぶ上回ってます。まさか自分のスピンオフで『すべらない話』ができるとも思ってなかったですし。そこに、めだか、すっちー、清水(けんじ)、おまき(宇都宮まき)をねじこめるなんてことは考えてもなかったですから。あのきったない新喜劇の楽屋で、カメラをむちゃくちゃ長いことまわして、みんながああやこうやしゃべって……」
――やはり小籔さんが東京に来られたのは、新喜劇を広めたいという気持ちから。
「それ一点で、東京に来たって感じです。新喜劇の座員じゃなかったら東京所属になってなかったです。僕はまず、何よりも“年いっても新喜劇で安定して飯食いたい”という目標があるわけです(笑)。“こやじい”と呼ばれて、セリフを四つだけ覚えて、夕方六時になったら帰る。ほんで嫁はんとどっか、年に二回ぐらい温泉に行く。それが僕の人生のゴールなんですよ。そのためには、新喜劇が続かんとあかんわけですよ。つぶれたらいけん。“鉄板”にするためにはどうしたらいいか、新喜劇のウィークポイントをなくして、長所を伸ばしていかなあかん。そうしないと大きくならない、大きくなればなるほど、僕が年いったときに残ってる確率は高いわけですよね」
――そうですね。
「新喜劇のウィークポイントのひとつとして挙げられるのが、名古屋から東にはほとんど知られてないということ。日本の人口のうち半分しか知らん、市場が半分しかないもんって、そんなんもうあかんに決まってはりますやん(笑)。市場を広げんとだめなんですよ。新喜劇が呼ばれるのってほとんど西日本での営業が中心、見に来るのもだいたい西日本の人が多いですよ。もし東日本をカバーして営業の数が倍になったら僕、年いっても飯食える確立が高くなる。そして後輩を育てないといけないんです。おもろいやつらがどんどん出てきて人気もんになり勢いある中で、じじいとして付いていかんと(笑)。“後輩を育てる”ってカッコいいこと言うてるように思われるんすけど、ちゃうんですよ。これは、今まで新喜劇の中で怠ってきてた部分だとも思うんです。……あとこれまでは、東京で忙しくなったらみんな新喜劇をやめたんですよね」
――所属したままという方はいらっしゃらなかったんですね。
「ひとりもいないすね。(間)寛平さんの時代なんて“東京のテレビ出るんだったら新喜劇やめろ”って会社から言われたらしいですから。東京で売れてる人がNGK(なんばグランド花月)に出たことないんすよね、今まで。売れたら全員出ていくんですよ。そりゃ弱くなります。だから、僕のベストとしては、東京のテレビに出ながらNGKに出るということ。僕がまず見本を示して。後輩らには絶対言うてんすよ、“なにがあっても新喜劇やめんな”って。後輩がどんどん東京に出てきて、ある程度知られるようになる。そんなやつらが出演しているNGK、これお客さん来ますよね。ほな僕が全然おもろなかっても、じじいでおっても、飯食えます。まあ吉本をはじめ、毎日放送、新喜劇のベテラン、座長、若手、中堅、NGKのスタッフ、いろんな立場で考えてることはちゃいますよ。じゃあ、全員の想いが被ってるところはなんやねんと考えたら、新喜劇が盛り上がる、勢いつく、お客さんが増えること。いやがる人だれもいないすよ。余計な部分を削いで、この目標に向かう。みんな幸せになるわけですよね」
――小籔さんのその想いが伝わっている実感はありますか。
「どうでしょうね。……自分のことばっかり考えてしまうものなんです。そりゃしゃあないです。でも座員の人らはいいんです、座長という立場をもろてるやつは、せめて貢献せなあかんのちゃうんとは口すっぱくして言ってたので、すっちーは同じマインドにしようとしてくれてるとは思います。もう大阪ではむちゃくちゃ人気ですから。(すっちーが)出てきてよかったなと。だから、すっちーみたいなやつがあと16人ぐらいいたら」
――けっこうな数ですね(笑)。
「そうそう(笑)。みんなで新喜劇に貢献しようとか勢いをつけようというマインドが広がっていけば、いつしかそれが当たり前になるじゃないですか。新喜劇には好景気をもたらさないと。僕のためにも、がんばってくれた先輩、みんなのためにも」
――ブームではなく定着させていく。
「いっときのブームは怖いですね、また沈む時代が来そうで。新喜劇を盤石にしたいんですよ。みんな割と芸人って、一回バーンと売れることを目指してる。M-1とか、THE MANZAIとかに賭けるのもすごい大事です、でも僕はそこでのチャンピオンの称号より、年いったときの安定が大事なんです。40代で売れて、50代で仕事なくなって借金まみれになって、60歳になったときに顔は指すけどもう知らん、仕事もない、つぶしがきかない、いやなんですよ。もちろん一番いいのは売れ続けることなんでしょうけど、僕はそれ絶対無理やから。一瞬の大金、全くいらないすね。慎ましく生きて。新喜劇を大きくするというのは、なんの仕事もないときに入れてもらった恩返しとか、そういう意味もありますけど、なによりロングマネーが欲しいんです」
――今年の夏には、小籔さん座長での2回目の新喜劇東京公演も控えています。
「去年はとりあえず“絶対、死ぬほど笑かすぞ”がメインだったので(笑)、今回は割と“みんなを見てください”的な装いというか。人数多いめで、僕が突っ込みの感じにしてますね。まあでも、東京の格式高い劇場で新喜劇が出来る、この時点で目標の8割は達成なんですよ。みなさんの人生のルーティンの中で“吉本の劇場に行く”っていうのが全員あるかといったらやっぱ、ないと思うんですよね。そういう人たちに触れてもらおうと思ったら、よその劇場でやるしかない。お芝居は見に行く、けども新喜劇は行ったことない。別に毛嫌いしてるわけちゃうけど、なんか行けへん人多いんちゃうかな。だから、僕らからちょっとお邪魔して、サンシャイン劇場のような格式高いところでやらせてもらう。ほかの舞台を見に来てて、トイレ行くときにでも新喜劇のチラシをぱっと見てくれるだけでほとんど目標は達成。人生で“新喜劇”っていう文字が目に触れへん人らが、東日本にはごまんとおるんすよ。その人らにこれを見せるということがもう、僕らからしたらとんでもないことやという。未来につながる。中身も楽しんで頂けると思います。……あとね、“東京と大阪のお笑いは違う”とか、お笑いもわからへんくせに言うやつとか、おるんすよ。“それ、どこでどう調べてんボケ”と思うんすよね。そんなに名古屋からきっちり分かれる?」
――確かに(笑)。
「同じ文化で育ってきた中で、お笑いだけそんなちゃう?っていう。物語を見るという感覚、笑うという感覚は、多少好みはあるにせよ、そんなちゃうことはない。もし、ちゃうんやったら、それはおもんないだけですわ。だからもし僕らが東京ですべった場合には、東京と大阪のお笑いに差があるんじゃなくて、おもんないだけの話で。『ミスター・ビーン』で笑ってるのに、なんで大阪のお笑いが違うって言うの?って。東京と大阪の方が近いやん、イギリス遠いやろって。そういうしょうもない分析をするやつの言葉が流布されてることも、弊害のひとつにあったかなとは思いますね。よその劇団のほうがちゃんとしてますし、演技力も演出もすごいでしょうけど、新喜劇ほど“お笑いに特化した”劇団はない。あとは365日ずっと幕を開けている劇団というのも新喜劇だけかなと。良いか悪いかは別としてですけど(笑)。よそが料亭だとしたら、僕らはおかんの飯みたいな。毎日食うものとしての強みというか。箸休めとして見に来ていただけたら」
取材・文 / 星 隆行(2015年6月)
吉本新喜劇 小籔座長東京公演2015
吉本新喜劇
小籔座長東京公演2015
www.yoshimoto.co.jp/shinkigeki/koyabu/

2015年8月18日(火)〜22日(土)
東京 池袋 サンシャイン劇場

東京都豊島区東池袋3-1-4 サンシャインシティ 文化会館4F

[出演]
小籔千豊 / 島田一の介 / 清水けんじ / 今別府直之 / 大島和久 / 太田芳伸 / 佐藤太一郎 / 松浦真也 / 清水啓之 / いちじまだいき / 宮崎高章 / 若井みどり / 浅香あき恵 / 楠本見江子 / 高橋靖子 / 宇都宮まき / 森田まりこ / 井上安世 / 酒井 藍 / 服部ひで子
※宇都宮は、22日1回目公演は休み

[日替わりゲスト]
8月18日(火)矢野・兵動
8月19日(水)平成ノブシコブシ
8月20日(木)【追加公演】(1)COWCOW, (2)博多華丸・大吉
8月21日(金)【追加公演】(1)宮川大輔 / 中村アン, (2)ピース
8月22日(土)(1)中川家, (2)千鳥

[チケット]
大人 前売 5,000円 / 当日 5,500円
中人 前売 3,000円 / 当日 3,500円
※大人: 高校生以上 / 中人: 5歳〜中学生, 5歳以上は有料, 4歳以下は膝上のみ無料。

チケットよしもと yoshimoto.funity.jp/
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チケットよしもと予約お問い合わせダイヤル / 0570-550-100
24時間受付 / お問い合わせは10:00〜19:00


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