〈YATSUI FESTIVAL! 2013〉開催記念対談 やついいちろう x いとうせいこう 「音楽とお笑いについての考察」

やついいちろう   2013/06/21掲載
はてなブックマークに追加
 ミュージシャン、アイドル、お笑い芸人、文化人など、さまざまな才能が集う異色のイベント〈YATSUI FESTIVAL!〉を主催するエレキコミックのやついいちろう。そんな、やついと、彼が尊敬してやまない、いとうせいこうとの緊急対談が実現。テーマは「音楽とお笑いについての考察」。音楽とお笑いの切っても切れない関係性を存分に語り合ってもらった。
ボンゴの血が抜けないんだね。だから、パーカッシヴなものが好きなんだろうな。要するに俺はリズムが好きなんだよ (いとう)
やつい 「今日は“音楽とお笑いについての考察”というテーマで、せいこうさんにお話聞かせていただければと思います。まあ、音楽とお笑いについて、なんとなく喋っていれば……」
いとう 「だいたい成立しちゃうよね(笑)」
やつい 「せいこうさんって、そもそもはお笑いからスタートしてるんですよね」
いとう 「うん。そもそもピン芸をやってたの」
やつい 「大学では、タモリ研究会でしたっけ?」
いとう 「タモリライフ研究会ね。タモリさんの人生を研究するっていう」
やつい 「高校の頃からタモリさんが好きだったんですか」
いとう 「そうだね。俺が高校の頃にタモリさんが出てきたの。眼帯してイグアナの真似とかして」
やつい 「まだヒップホップとかそんなに来てないときですか?」
いとう 「全然来てない。まだ1970年代だったし」
やつい 「じゃあパンクですね」
いとう 「そうだね。大学のときに初めて、俺、竹下通りでバイトしたの。竹下通りで修学旅行生に、変なジッパーが付いてるパンクっぽいズボンとか売りつけて、“これが東京だ”とかやってた(笑)。俺がやめたあと、隣りのシカゴという古着屋でビッケ&ドラゴン(※現・TOKYO No.1 SOUL SETビッケと、DJ DRAGONが組んでいたレゲエ・ユニット)のドラゴンが働いてたらしい。で、その同じ店に、チエコ・ビューティもいた。その頃は、やっぱり俺、髪の毛は立てていたね」
やつい 「せいこうさん、パンクだったんですね」
いとう 「パンクまがいのものだね。あまり分かってないの、パンクのこと」
やつい 「タモリライフ研究会にはどういう流れで入ったんですか?」
いとう 「タモリライフ研究会は大学3年くらいから入って、もともとはFEN研究会というところに入ってたの」
やつい 「米軍放送の」
いとう 「中学から高校にかけて、俺、チラシの裏に、3週間ぶんの全米トップ40の順位をメモってたの。英語の放送だし当然知りもしないバンドばかり出てくるわけじゃん。だから全部聴きとってカタカナで書いてたわけ」
やつい 「すげー」
いとう 「それを数年間やってたから」
やつい 「僕も同じようなことやってました」
いとう 「やってた?」
やつい 「小学校のときにお風呂場で、『やついトップ10』というのをやっていて。自分で勝手にランク付けした10位から1位までを順番に歌っていくっていう。だいたい10位が『気球に乗って』で、9位が『翼をください』なんですよ。この2曲は必ずチャートインしてました。“♪この大空に”っていうところでカタルシスを得るんです。風呂のエコーもあいまって」
いとう 「当然裸ですよね」
やつい 「裸です。毎日、歌ってたんです。トムキャットとかが1位で。武田鉄矢さんは、いつも8位とかなんです。『ドラえもん』の主題歌を歌ってたから。当時、ボロい団地に住んでたんですよ。だから下の階の人とかに丸聞こえなんです」
いとう 「そりゃ聞こえるだろうね」
やつい 「ある日、1階のおばちゃんに、“歌、ええね〜”って言われて。それでピタっとやめたんです。“うわー、バカにされた!”と思って」
いとう 「おばさんがチェックしてたんだ(笑)」
やつい 「はい。それで歌わなくなっちゃって」
いとう 「やついは、ずっと日本の音楽を聴いてたの?」
やつい 「そうなんです。日本のトップテンを聴いていて。僕がいちばん初めに買ったレコードって、近藤真彦の『ギンギラギンにさりげなく』と、イモ欽トリオの『ハイスクールララバイ』だったんです。それが小学1年生くらいで」
いとう 「でも、イモ欽トリオを聴いてたというのは間接的にYMOを聴いてるということだからね(※『ハイスクールララバイ』は細野晴臣が作曲)」
やつい 「マッチもいまだにアイドルとしてバリバリじゃないですか。だから見る目があるんです(笑)」
いとう 「チョイス力ね」
やつい 「そういう曲をお風呂で歌ってたんですけど、おばさんショックがあってピタッとやめて」
いとう 「その衝動はどこへいったの」
やつい 「聴くほうにいきましたね。小学校を卒業するくらいにブルーハーツが出てきたので」
いとう 「バンドブームだ」
やつい 「はい。バンドブーム世代なんです。当時、せいこうさんが作った本も読みましたよ。あの、サラリーマンの……」
いとう 「『業界くん物語』だ」
やつい 「そうです。地元の四日市の古本屋で買って」
いとう 「『業界くん物語』はナンシー関とかなんきんさんが描いてくれていて。つまり、のちのワハハ本舗筋だよね。のちにアニメ監督になった今敏くんも描いてくれていた。それで押切伸一さんに原稿を書いてもらって」
やつい 「せいこうさんの小説『ノーライフキング』も高校のときに読みました。図書館で借りてきて、風呂場で読んで(笑)」
いとう 「また風呂場かよ(笑)」
やつい 「ところで、せいこうさんは、FEN研究会の次にタモリライフ研究会に入って、音楽と笑いの比重って、ご自身の中で、どんな感じで切り替わったんですか?」
いとう 「俺が入学した早稲田大学にはFM研究会という全米トップ40を研究する割と大きめなサークルがあって。最初はそこに入ろうかなと思ったんだけど、ちょっと大きすぎてアレかなと思って横を見たら、閑散としたところでFEN研究会が部員を募集してたの。そこで持ち前のパンク精神が騒いじゃって(笑)、メジャーなほうよりもこっちが面白そうだと思って。で、いざ入ってみたら、凄い人材が揃ってたの。本当に面白い人たちばかりで。結局、俺を育ててくれたのは、FEN研究会の先輩と同級生たちなんだよね。例えば、俺が1980年代の前半くらいに初めてヒップホップを聴いたのもFENだったんだけど、グランドマスター・フラッシュとかオールドスクールのヒップホップがラジオから聴こえてきて。俺には最初ヒップホップのビートが祭りの太鼓に聴こえたわけ。♪ドッ・ドッ・パンって」
やつい 「言われてみれば確かに」
いとう 「で、すごくワクワクして、ラップの物真似とかして。当時は、“カントリーの歌い方ってだいたいこんな感じですよね”とか、いろいろ真似したりしてて」
やつい 「耳がいいんでしょうね、そもそも」
いとう 「好きなんだよね、聴いて真似ることが」
やつい 「チラシの裏に曲のタイトルを書いてたやつも、耳がよくないとできないですもんね」
いとう 「そう。聴き取りを頼りに書いてたから。ちょうどその頃、同級生とバンドを組もうぜっていうことになって。友達にパートを聞いたら、すでにギター、ベース、ドラム、キーボードってみんな決まってて。で、俺は楽器も弾けないし、ギターも挫折しちゃった組だったから、何をやろうかと思ったんだけど、なぜかボンゴを持っていたのね」
やつい 「なんでですか(笑)! 今までの話の流れだと、どこにもボンゴを持つ瞬間はなかったですよ」
いとう 「俺も今思い出してびっくりしたけど(笑)」
やつい 「ははははは」
いとう 「俺、大学に受かっちゃったことで目標を失って鬱になっちゃったのね。合格してから大学が始まる4月までの2ヵ月間、何もすることがないわけ。それで、死んだほうがいいんじゃないかと思うようになっちゃって」
やつい 「そこまでいったんですか」
いとう 「うん。何もやる気がしなくて。そのときにボンゴを買った。何故あんなものを買ったのか分からないんだけど。気づいたらボンゴが手元にあったの(笑)」
やつい 「気づいたら(笑)」
いとう 「毎日、暗い顔で遠くの公園に行くわけ。そこで、ポッコンポッコンってボンゴを叩いて自分を癒して帰ってくるわけ。それでバンドを組むとき、“お前、担当何にする?”って聞かれて、“じゃあ俺ボンゴ”って答えて。ついにボンゴの出番が来たの」
やつい 「公園での自主練習が実る日が(笑)」
いとう 「ボンゴは俺の魂を支えるための、まじないのような楽器だったの。それで、ついに、みんなの前でポッコンポッコンが始まるわけ。ところが俺の友達がコピーしたいのって、フォリナーとか当時流行ってたロックだったんだよね」
やつい 「ボンゴ必要ないですね(笑)」
いとう 「そうなんだよ。だから、“お前ここでボンゴ叩いてて”って言われて、“ボンゴ所(ぼんごじょ)”と呼ばれるドラムの後ろくらいの場所を指定されて」
やつい 「はははは。ボンゴ所(笑)」
いとう 「でも最終的に、“もう、うるさいから、いとうはヴォーカルやってろ”ってことになって。そこで初めてマイクパフォーマンスすることになったんです」
やつい 「ボンゴのおかげですね(笑)」
いとう 「そう。ボンゴから成り上がったの、俺は」
やつい 「ギターとか必要とされる楽器が弾けたら、マイクを持ってない可能性もあったわけですね」
いとう 「ボンゴ所からの大逆転だよ。最終的にそのバンドは、ありがたいことにRCサクセションのコピーバンドになっていくわけ。たぶん、俺がそっちのほうに向いてるのが分かったんじゃないかな。それで日本語を歌ったほうがいいだろうということになって。そのバンドは全員下手だからギターの弦とかすぐ切っちゃうの。で、張り替えるのに時間がかかるわけよ、なんせ下手だから。そうするとライヴのときとか、ヴォーカルの俺が間を繋がなきゃいけない。そのときに“この間、ハリウッド映画を観ていましたら、黒人が泣くところはたいていこうですね”みたいな感じで物真似をしたらウケちゃって。そこで芸が生まれたわけ」
やつい 「形態模写みたいなことをやって」
いとう 「そもそもリハーサルの段階でそういう状態になるから、繋がざるを得なくて。そうしたらバンドの連中が、弦を張り替えもせずにウケちゃってるの。当時は初期のタモリさんの芸に影響を受けているから、言語の真似とかやって」
やつい 「4か国語麻雀みたいな?」
いとう 「イギリス人は日本語をこんな感じで訛るけど、アフリカ人はこう訛るみたいな。そこでピン芸が始まったの。だから音楽と同じところで笑いが始まってるんだよね」
やつい 「へえ」
いとう 「分かりやすいでしょ」
やつい 「必要とされたからやったんですね」
いとう 「そう。しょうがないからやった」
やつい 「めちゃくちゃMC上手い人っていますもんね。それこそ、ユースケ・サンタマリアさんとか」
いとう 「ユースケは、もともとビンゴボンゴっていうバンドのヴォーカルだからね。ん……ボンゴ? ボンゴじゃんか(笑)!!」
やつい 「おー(笑)!! ハマった!! 」
いとう 「今、ボンゴ所にいるんじゃん、俺(笑)。凄いな。ボンゴ所から喋ってんだ(笑)」
やつい 「そうですよ。何年かしてボンゴが帰ってきたんですよ(笑)」
いとう 「ボンゴの血が抜けないんだね。だから、パーカッシヴなものが好きなんだろうな」
やつい 「ヒップホップもそうですもんね」
いとう 「うん。つまり、そういうことなんだと思う。要するに俺はリズムが好きなんだよ」
知識的にじゃなくても、音楽を聴いて、何かいいと思える力がある人は基本的に笑いの感覚があると思いますよ (いとう)
やつい 「僕は高校くらいからずっと音楽ばかり聴いていて、それと同時に、古本屋とかに行って、昔の『宝島』とか買って読むようになるんですね。そうするとだいたい、カッコイイミュージシャンと、カッコイイお笑いの人って、同じような感じで扱われているんです。そこに出てくるのが、せいこうさんやシティボーイズとか、あとは若手時代のダウンタウンウッチャンナンチャンだったんです。同じ頃に宮沢章夫さんの存在を知って、なんとなく読んでみようかなみたいな感じで本を買ったんです。そしたら、すごく面白くて、衝撃を受けちゃったんです。そのとき“面白いって、こういうことなんだよ”って教えてもらった気がして。一般的に評価されているものと、まったく違う笑いを見つけた気がしたんです。周りの誰も知らないのに、俺だけすげーもの見つけちゃったと思って。そこから、だんだん音楽よりもお笑いの方が好きになっちゃって。それで18歳のときに東京に出てきたんですけど、やっぱり音楽もやりたかったから、試しにギターを持ってみたらめちゃくちゃ重いじゃないですか。弦押さえたらこんなに指が痛いとか聞いてねえよとか思ったし。あと僕、なで肩なんですよ。だからストラップがずるずる落ちちゃって。それでノーサンキューだなと思って」
いとう 「ノーサンキューじゃないけどな(笑)」
やつい 「これは駄目だって、音楽一旦やめて。まあ一旦やめてって、一回もやってないですけど(笑)」
いとう 「想像上の話で(笑)」
やつい 「高校まで、すごくヘヴィに音楽聴いてたんです。ちょうどフリッパーズ・ギターが出てきた時期で」
いとう 「渋谷系か」
やつい 「当時は“音楽知識を持ってる = 神”みたいな感じだったんです。だから、とにかく聴きまくってればいいんだと思ってて。聴いてれば、いつかカッコイイ音楽ができるはずだと」
いとう 「どういうこと?」
やつい 「高校の頃、甲本ヒロトさんのインタビューを読んだら、そういうことが書いてあったんです。高校時代は一切バンドを組まなかったって。始めたら絶対プロになるから、そのときまで組まないでいようって」
いとう 「自分の中で溜めてたんだ」
やつい 「そう。溜めてるんです。だから高校時代、ヒロトさんはバンドを組まなかったし、ギターも触らなかったんです。それで、卒業した途端にバーンといくんです。自分もそういうものだと思っていて、ずっと溜めていて、卒業と同時にバーンと行こうと思ったら、ギターでドーンと落とされちゃって。それで、もういいやと思って、お笑いのネタを書きはじめたんです」
いとう 「いきなり(笑)」
やつい 「何しろ、人の前で何かやりたかったんでしょうね。そうなってくるとコントの方が早いじゃないですか」
いとう 「何も要らないもんな」
やつい 「そこからもう20年やっています。そのまま今に至るっていう」
いとう 「でも確かに、コントとかメンバーが3人いるとすると、言ってみたらその3人がヴォーカルのバンドですよ。基本的に声を使って表現活動をしてるわけだから」
やつい 「今考えればコントってすごく難しいんですよ。でも、あの頃はバンドをやるよりも、コントの方が早いなと思って。で、コントをやりはじめたんですけど、やっぱり音楽が好きだから、リズムとかすげー気にしてて。“♪トントントン”で来いよとか、ずっと音を流しながらネタ合わせをしたり」
いとう 「最初から?」
やつい 「はい。音楽に合わせてやったりしてました」
いとう 「俺が思うに、なんで人が笑うかっていうことを突き詰めていくと、どこかで止めるってことが基本になってくると思うんだよ。つまり、とうとうと喋ってる人をいいタイミングで“ちょっと待って”って止めるだけで、絶対笑うもんね、人は。もしくはガクガクしてるリズムが一気にスムーズになったときにも人って笑うよね。だから基本的には、“止める”ことと“流す”ことが笑いの起源になってると思う」
やつい 「ええ」
いとう 「だから音楽と笑いって、やっぱり密接な関わりがあるんです。だって同じセリフでも、間が違うと全然駄目だもんね」
やつい 「昔のコメディアンってみんなミュージシャンですよね」
いとう 「そうそう。クレージーキャッツとかもそうだけど」
やつい 「エノケン(榎本健一)チャップリンもそうですよね」
いとう 「ドリフもそう。だから、音楽が分かる人――知識的にじゃなくても、音楽を聴いて、何かいいと思える力がある人は基本的に笑いの感覚があると思いますよ」
やつい 「東京に出てきて、僕は大学からコントをやり始めたんですけど、僕の入ったお笑いサークルって、部員が3、4人しかいなかったんです。当時、僕はヤル気の塊みたいな人間だったので、“1年に1回ネタやればいいでしょ”みたいに先輩は言っていたんだけど、“このやる気をどうしたらいいんですか!?”みたいな感じになっていて。だからもう、18歳のときに初めてサイン会をやりましたよ。“無名人サイン会”と銘打って(笑)。他のサークルの大きめの立て看板に“無名人サイン会”って勝手に書いて、一番でっかい教室に座って“無名人こちらですよ〜”って呼び込みをして。そうしたら来るんですよ! なんか知らないけど。それで、“無名だけど。ありがとねー”ってサインして。そういうパフォーマンスをやってましたね」
いとう 「それ自体がひとつのライヴだもんね」
やつい 「そういうことをやりながら知名度を上げて、最終的に大きなサークルになったんですよね。その頃、コントとコントの間をどう埋めるかっていう問題が出てきて。それで、せいこうさんも参加していた、ラジカルガジベリビンバシステムの真似をしたんですよ。当時、海賊版ビデオが出回っていて」
いとう 「らしいね。カンニング竹山くんに聞いてびっくりしたことがある。“僕、結構観てるんですよ”って言われたんだけど、年代的に竹山くんは観てないはずだと思ったら、どうやら海賊版のビデオが出回ってたみたいで。俺も観たことないようなラジカルの映像があるみたいだね。やついは、たぶんそれを観たのかな」
やつい 「たぶんそうだと思います。ラジカルの舞台って、スタイリッシュな映像や写真でコントの間を繋いでて、それがすごくカッコよくて。最初はそのまま真似してたんです」
いとう 「当時は斬新だったけど、最近は普通の演劇でも、あのパターンが王道になっちゃったからね。宮沢章夫さんが作った手法が。俺たちも最初はびっくりしたよ」
やつい 「ちなみに、せいこうさんはラジカルの舞台に最初から出てるんですか?」
いとう 「最初から出てる。当時22〜23歳だったと思うけど」
やつい 「若いですね」
いとう 「その頃はまだ、芝居もしたことなかったから」
やつい 「講談社の社員だったんですよね」
いとう 「そう。雑誌を作ってた。その傍らピン芸をやって。スネークマンショーの後期に『楽しいテレビ』っていうビデオが出るんですよ。このときにシティボーイズと竹中直人さんと中村ゆうじさんが桑原茂一さんに選ばれてたわけ」
やつい 「はい」
いとう 「で、あともうひとり、若い神経質そうなヤツが欲しかったんだって。これは数年前に茂一さんに聞いた話だけど」
やつい 「へえ〜」
いとう 「それで何故か俺に声がかかってオーディションに行ったんだけど、その場で俺は、当時大好きだったイッセー尾形さんをひたすら推薦したんだよね(笑)。“この人、面白いから絶対に使ったほうがいいです”って。自分を売り込むとかじゃないんだよ(笑)。でもイッセー尾形を推薦すればするほど、それを見ていた桑原さんは“コイツしかいない!”と思ったみたいで(笑)」
やつい 「“神経質そうな若いヤツが来た”(笑)!」
いとう 「それをきっかけにスネークマンショー周辺の人たちと繋がりができて。当時、ピテカントロプス・エレクトスっていう有名なクラブがあって。そこに行くとYMO周辺のミュージシャンとか、当時のお洒落一派が必ずいるわけよ。ここを爆撃したら日本のカルチャーは終わるとまで言われていたぐらい、いろんな人がいるわけ。そこで“コメディの会”みたいなイベントがあって。シティボーイズがコントやって、竹中さんが芸やって、中村ゆうじさんがパントマイムやって、その中に20いくつの俺も出てて。そこで、ものすごいウケたんだよ。ところが俺は会社に入っちゃうから」
やつい 「そうだったんですね」
いとう 「でも、2年半したら“コントがやりたい!”って思うようになって。“あの人たちと7段ベッドで暮らして毎日コントのことを考えていたい!”って(笑)」
やつい 「はははははは!」
いとう 「それで結局、会社を辞めちゃって、ラジカルに参加したの。で、稽古してるときはコントのことしか考えてないじゃん。最初の公演本番で初めてオープニングにこんな映像が流れて、こんな音楽がかかるんだっていうことを知って。当時、宮沢さんはそういうリハーサルをしなかったから。ひとつめのコントを終えて舞台袖に行ったら、音楽が爆音で鳴りはじめるんだよ。で、“なんだ!?”と思って、舞台のほうを見たら、超カッコイイ映像がバンバン映ってるの。次のコントを忘れてみんなで観たの覚えてるもん。“俺たちこんなカッコイイことしてるのか〜”って」
やつい 「僕らはもっと下の世代なので、映像があるのが当たり前みたいな状況だったんですよ。だから自分もスタイリッシュな音楽や映像を使いたいなと思って。その頃、僕は洋楽しか聴かないような、嫌なヤツだったんです(笑)。それで最新の洋楽のシングルを買ってきて、それをコントとコントの間にかけてたんです。スタイリッシュなインストとかを」
いとう 「音楽って次のコントへのフリみたいなもんだからね。カッコよくクールに突き放しておいて、次のコントに移るっていう」
やつい 「でも理論がないんですよ。ただ真似してるだけなんで。そうこうしてる間に、だんだん人材が必要だということに気付いて」
いとう 「音楽とか映像の?」
やつい 「はい。それでミュージシャンや映像の編集ができるやつをサークルに入れて。あと、絵を描けるヤツがいたら面白いんじゃないかってことで入れてみたり。そうしたらただのお笑いサークルが、最終的にクリエイター集団みたいになって。みんながダサい音楽ばかり聴いてるから、これはマズいと思って、自分でミックステープを作って配ったり。そうやって、ずーっと聴かせてると、だんだん“これカッコイイね”ってなるんですよね」
いとう 「いいクラシックをかけると、牛の脂の乗りがよくなるとか、そういう話だよね」
やつい 「ホントそんな感じで(笑)。だから最近気付いたんですけど、やってることが当時から全然変わってないんですよ」
いとう 「要するにプロデューサー気質だったってことでしょ。自分がプレイヤーでありながら監督する系の」
やつい 「そういうことなんですかね。でも、プロの芸人になると、そういうことは許されないんですよね。23〜24歳だと」
いとう 「芸人は縦社会だから」
やつい 「学生時代とは違うんで、“何言ってんだ”って話になるんですよ。だから年を重ねて、やっとフェスとかミックスCDとか、自分がやりたいことができるようになってきたところがあって」
いとう 「でも、やついの年齢で企画が通ってること自体、みんなが良くしてくれてるからだと思うよ」
やつい 「そうなんですよね」
いとう 「俺なんて40歳過ぎるまで全然だったから。“また、あの人、誰かを推薦してるよ”みたいな感じで。“それより、お前自身が何かやれよ”って言われて、ハッと気が付いて。そういう人生だよ」
やつい 「それで始めたのが『虎の門』ですか?」
いとう 「いや、『虎の門』をやってた頃は、40過ぎてるんじゃないかな。でも、あれぐらいから、ちゃんと自分の意見が通る番組ができはじめたんだよね。その前は何を言っても通らなかったから」
やつい 「僕も番組に関しては、まったく意見が通らないんですけど(笑)」
いとう 「いや、40歳を越えたら通るようになるって。『虎の門』だって、よく俺を選んだと思うけど(笑)」
やつい 「そういえば、せいこうさんと初めて交流できたのって『虎の門』ですよね。それで名前を覚えてもらって」
いとう 「そうだったね」
あくまでも〈YATSUI FESTIVAL!〉なんで。〈YATSUI ROCK FESTIVAL!〉じゃないんですよ (やつい)
やつい 「一気に話を飛ばしますけど、〈YATSUI FESTIVAL!〉(※以下、〈やついフェス〉)って曽我部恵一さんに“やついくんキテるよ!”って言われたのが、最初にやろうと思ったきっかけなんです。それにしたって、“どうしたらいいんだろう?”って思ってたときに、ちょうど、せいこうさんのご自宅でやってた花見に呼んでもらって」
いとう 「ああ、恒例のな」
やつい 「はい。僕はレキシの池ちゃん(池田貴史)に“やっつんも来たら?”って言われて、1人で行ったんですよ」
いとう 「そうだったね」
やつい 「本当に池ちゃんしか知らなくて。しかも池ちゃんだって、仲良かったとかじゃなくて、単に“知ってる”ぐらいだったんですよ(笑)」
いとう 「友達まで行ってない感じだ(笑)」
やつい 「はい。で、行って、そこで社交をするわけですよね。せいこうさんにも“『虎の門』の収録ではお世話になりました”とか挨拶して。で、なんとなく皆さんと仲良くさせてもらったりして」
いとう 「集ってるのはミュージシャンが多いからね」
やつい 「それが〈やついフェス〉の原点なんですよね」
いとう 「あ、なるほどね!」
やつい 「そのまんまなんですよ。せいこうさんの家に集ってた人たちに、〈やついフェス〉とかやることになったら全員出てくださいって言ってたんですよ」
いとう 「そういえば、やつい言ってたね」
やつい 「そうなんです。で、せいこうさんにもお願いしたら“いいよ!”って言ってくれて」
いとう 「まあ、酔ってるし(笑)」
やつい 「でも、せいこうさんちでの集まりがなかったら、絶対に実現してなかったと思います」
いとう 「ありがたいことだよ」
やつい 「1回目に出てくれた、かせきさいだぁさんにしろ、レキシもそうだし、堂島(孝平)さんもそうだし」
いとう 「フジファブリックとかSCOOBIE DOとかね」
やつい 「みんな、せいこうさんちで仲良くなって」
いとう 「そういえば、こないだ曽我部恵一BANDのドラムのオータコージくんが結婚式をやったのね。俺は乾杯の挨拶をやらせてもらったんだけど、式場に行ったら新郎新婦のなれそめを書いたパンフレットみたいなのが作ってあって、時間があったから読んでみたんだけど、冒頭からいきなり“いとうせいこうさん宅の新年会で出会う”って書いてあって。“いきなり俺かよ!”って(笑)」
やつい 「今考えれば、僕、あの夫婦が出会った瞬間に立ち会ってますよ」
いとう 「常に、俺の家にフェスがあるってことだよね(笑)。でも、それって音楽やらないフェスだから。喋りメインのトーキングフェスだもん(笑)」
やつい 「でも、あのトーキングフェスがすごくハッピーなのは、それこそ〈やついフェス〉もそうですけど、ジャンルの壁が何もないんですよ。ミュージシャンもいれば、僕みたいな芸人、イラストレイター、声優さん、小説家、あとは普通に着物問屋の人がいたり」
いとう 「そうそう。普通にいるんだよ。あと、俺の知らない人もよくいる(笑)。“誰が連れてきたんだろう?”って」
やつい 「雰囲気がハッピーなんですよ。あと、あの集まりって、季節を感じるじゃないですか。花見とか花火とか年末年始とか。そういうので繋がってる感じがあって」
いとう 「その行事のひとつが〈やついフェス〉だと考えていいってこと?」
やつい 「そうですね」
いとう 「トーキングフェスの本当に音を鳴らしていいやつだ。ようやく自分たちの持ち味を活かせるって、みんな大喜びでしょ」
やつい 「いえ、まだまだジャンルが少ないですね。僕、普通の人に出てほしいんですよ。経理の人とか」
いとう 「経理の人?」
やつい 「はい。“誰が一番、いい経理なのか”とか。あと、“グッド接客大賞”みたいなのもやりたいんですよ。地方のスーパーに営業とか行くと、バックヤードに“この人が我が店一番の営業ウーマンです”とか張ってありますよね。ああいう人に出てほしいんですよ」
いとう 「それは見たいね」
やつい 「まだまだ、歌を歌ったりとか、そういう人に偏っちゃってる気がして」
いとう 「あれがすごいよ。カンナ引く大工さん。4人ぐらいの大工さんがカンナで木を削るのを競うイベントを見たことあるけど、誰かが0.0何ミクロンっていう記録を出すと、次の人がさらに少ない数値で木を削っていくわけよ(笑)。あれはワクワクしたね。カンナフェス(笑)」
やつい 「その人たちは呼び込みたいですね(笑)。あと、昔、僕がバイトしてたペンキ屋さんの大将が、普通はペンキを何リットルずつ混ぜて色を作るとかってやると思うんですけど、その人は天才だから、ペンキの配分とか適当なんですよ。でも、塗ってみると完璧な色なんです。で、その人のお金の数え方が、100、200、300、400、500、600、700、800……100、200って、800円で止めるんですよ(笑)。普通、そこは1000円まで行くと思うんですけど」
いとう 「800進法だ(笑)」
やつい 「天才なんですよ。そういう人に出てもらいたいです」
いとう 「俺は時計職人さんが片目につけてるレンズをアップで見てみたいね。“うぉー、ここの歯車いじってるんだ!”とか(笑)」
やつい 「そういうのをみんなで楽しんで」
いとう 「そうそう。楽しまなきゃ損ですよっていうことを、皆さんに分かってもらいたいわけじゃないですか、〈やついフェス〉的には」
やつい 「あらゆる面白い人が集ってて、すべてが楽しいイベントにしたいんですよ」
いとう 「たとえばドリンクコーナーにも、すでにそういう人たちがいるわけ。“コップのふちギリギリにオレンジジュース注いでるわ!”みたいな(笑)」
やつい 「泡盛を美味しく入れる名人とかいるじゃないですか。その人が泡盛を注ぐと美味いみたいな」
いとう 「ビールだって本物のマイスターが注ぐやつは泡が違うから」
やつい 「泡盛職人対決見たいですよ。お互いが作った泡盛を飲み合ってもらって」
いとう 「“負けました!”みたいな(笑)。あと、靴磨きの名人とか。フェスで靴が汚れちゃったりしたら、ピカピカに磨いてくれるの。ピカピカの靴でみんな家に帰るの」
やつい 「いいですね」
いとう 「それがやがて浸透することによって、“ああ、今日は靴がピカピカだから〈やついフェス〉行ったんだ”って言われるようになるっていう」
やつい 「手首に入場者用のリングを付けてるとかじゃなくて」
いとう 「そうじゃなくて。入場した人はみんな靴がピカピカなの」
やつい 「入り口で靴をピカピカに磨いてもらった人が入れるとか」
いとう 「再入場できるのは靴がピカピカの人だけだから」
やつい 「“偽ピカピカが入ったぞ!”みたいな(笑)」
いとう 「“お前、上手くピカらせたな〜”とか(笑)」
やつい 「あくまでも〈YATSUI FESTIVAL!〉なんで。〈YATSUI ROCK FESTIVAL!〉じゃないんですよ」
いとう 「やついが面白がった人が集るフェスなんだよな」
やつい 「ロックじゃなくたって、なんでもいいんですよ」
いとう 「“この人たちは世に出せないけど凄い!”っていう人が、世の中にはまだまだいっぱいいるからね。そういう人たちがステージにもいるし客席にもいるし、どこに潜んでるか分からないっていうのがいいよね。呼び出しの天才がいたり」
やつい 「ははははは。“あの人に呼ばれると、なぜか行きたくなる”みたいな(笑)」
いとう 「迷子もすーっと、その人のところに行っちゃうから」
やつい 「いい声なんだろうなぁ」
いとう 「だから、自分磨きのためのフェスなんだよ。だって自分が気付かなければ、そんな素敵な人が呼び出してると思わないもん」
やつい 「最高のフェスですよね」
いとう 「〈やついフェス〉は、オレンジジュースに入ってる氷の砕き方からして違うから」
やつい 「“物”じゃなくて“人”なんですよね。普通のオレンジジュースなんだけど、その人が注ぐと、めちゃくちゃ美味いっていう。達人のフェスですね」
いとう 「そんなフェスがあったら俺も参加したいわ」
やつい 「せいこうさん今年も出場決まってますから(笑)。2年連続出場です(笑)。そもそも、せいこうさんちと繋がったフェスですから。でも、今回、さらに規模が大きくなったんですよ」
いとう 「そうだよ。(タイムテーブルを取り出し)俺は見たい人に全部印付けてるんだから」
やつい 「本当ですか」
いとう 「鉄割アルバトロスケットとか絶対観たいし。あと鬼ヶ島ダブルブッキングも観たいじゃん」
やつい 「せいこうさんの秘蔵っ子ですよね」
いとう 「ザ・ギースとか。このへんは大好きだから」
やつい 「ツイッターで書かれてたのを見て。“鬼ヶ島とダブルブッキングが同じ時間に見たい”って」
いとう 「あ、あのスケジュールって俺のためだったんだ」
やつい 「そうです。ツイッターで発信してくれた情報って、結構、僕、影響受けるんで」
いとう 「影響受けてるんだ(笑)!」
やつい 「はい」
いとう 「まあでも、1日楽しませていただきますよ。出演するっていう口実で、1日空いてるから嬉しいね」
やつい 「僕は観たい人に集ってもらったのに、まともにひとつも観れないで終わると思うんですけど」
いとう 「主催する側ってそういうものなのよ。それはしょうがない」
やつい 「でも、これから、どんどん規模をデカくしていったほうが楽しいですよね」
いとう 「そりゃそうだよ。武道館でもやってるし、さいたまスーパーアリーナでもやってるし、北九州のどこかでもやってるとか。“日本全国、全部〈やついフェス〉なんだ!”みたいな(笑)」
やつい 「こじんまり渋谷の一角でやるのもなーと思ってたんですよ。ただ、僕、移動が嫌いだから。移動ってことに対しての嬉しさって、ドカーンってでっかい、それこそフジロックだなんだみたいな場所だったら楽しいと思うんですけど、街なかの移動で遠いって、マジで腹立つじゃないですか。で、遠くまで行ったら戻ってこないじゃないですか」
いとう 「まあね」
やつい 「だから、なるべく移動する距離が短いほうがいいなと思って。今日、それぞれの会場を回ったんですけど、ま〜、とにかく近いです。全部の会場3分くらいで回れるんじゃないかっていう場所で繰り広げられるフェスなんですよ」
いとう 「それはそれで良さがあるからね」
やつい 「そうなんです。移動も時間がかからないし、疲れないし」
いとう 「ああいうイベントって何が楽しいって、人の楽屋に勝手に入れるのが楽しいよね」
やつい 「居酒屋感覚で(笑)」
いとう 「ちょっと歩くと誰かの楽屋じゃん」
やつい 「はい」
いとう 「それでいろんな人と交流して。それって大事なことだよね。お客さんがアーティストを観ることも大事だけど、アーティスト同士が、そこで交流を結べることが素晴らしいわけじゃないですか。そういう場を提供するのが、やついの仕事のひとつだと思うし」
やつい 「お客さん同士の交流もできると思うんですよね。“このアイドルめっちゃいい!”とか思ったときに、そのアイドルのファンの人たちが、すげえ紳士的で“僕らいつも観てるんで、お嬢さん、こちらで観てください!”とか観やすいポジションを譲ってくれたり」
いとう 「それはいいね」
やつい 「お互いのファンが最高にリスペクトしあってるみたいな」
いとう 「やついのイベントのいいところは、“このバンドとこのバンドを目当てに来てるんだ”って、見る側のセンスが分りやすいところだよね。時間で何を選んでるか分かるから」
やつい 「“また、あの人に会った”とか。そうそう。今回、“おひとりさまバッヂ”っていうのを作ったんですよ」
いとう 「お、婚活ですか」
やつい 「よくツイッターで“一人で観にいっても大丈夫でしょうか”ってつぶやいてる人がいるんで、そういう人には、おひとりさまバッヂを付けてもらえれば、お一人様同士仲間になれるし」
いとう 「街コンならぬフェスコンだね」
やつい 「逆差別が起きないかだけ不安です。“お前、おひとりさまバッヂ付けてるけど、仲間いるじゃねえか!”みたいな。そういうのがないといいですけど」
いとう 「いい試みだと思う」
やつい 「今後、大きくして……まあ、大きくというか、快適に楽しんでもらえるような大きさみたいなものは欲しいと思います」
いとう 「もうちょっと大きいところでやってもいいんじゃないかな」
やつい 「そのために、またせいこうさんちに、いろんな人を呼んでもらわないといけないですね」
いとう 「俺んちに1個、網をかけると獲物は多いからね(笑)」
やつい 「そうなんですよ。そのために、せいこうさんに結構な大物を仕込んでもらわないと」
いとう 「心掛けておきます(笑)」
やつい 「今日は本当にありがとうございました」
構成 / 望月 哲
撮影 / 相澤心也
(※この対談は2013年6月18日、渋谷2.5Dで行なわれた〈2.5D & CDJournal presents 「YATSUI FESTIVAL!」 発売記念 やついいちろう(エレキコミック) x いとうせいこう 公開対談インタビュー〜音楽とお笑いについての考察〜〉を再構成したものです)
YATSUI FESTIVAL! 2013
2013年6月22日(土)
東京 渋谷 O-EAST / O-WEST / o-nest / O-Crest / duo MUSIC EXCHANGE / 7th FLOOR / clubasia / VUENOS / Glad

開場 / 開演 12:30
前売 6,500(別途ドリンク代)


[MUSICIAN]
DJやついいちろう / 相沢 舞 / 赤い公園 / ircle / AZUMA HITOMI / アーバンギャルド / AFRAに曽我部 / あらいふとし / あらかじめ決められた恋人たちへ / andymori / イツエ / EA / いとうせいこう / 荻野目洋子 / おとぎ話 / 画家 / かせきさいだぁ&ハグトーンズ / COMEBACK MY DAUGHTERS / 鴉 / 奇妙礼太郎 / KETTLES / GOING UNDER GROUND / 黒色すみれ / THE OTOGIBANASHI'S / SAKANAMON / The SALOVERS / さめざめ / THEラブ人間 / SUNDAYS / SISTER JET / 渋さ知らズ / SIMI LAB / 真空ホロウ / SEBASTIAN X / 曽我部恵一BAND / チャラン・ポ・ランタン / TRF(DJ KOO & YU-KI) / DJみそしるとMCごはん / TEMPURA KIDZ / 東京カランコロン / 堂島孝平 / TOTALFAT / 中村一義 with Hermann H. & The Pacemakers / 南波志帆 / NONA REEVES / 野宮真貴&BIBA / PERSONZ / バックドロップシンデレラ / ハナエ / ハンバートハンバート / ビッケとカツマーレー / Who the Bitch / bloodthirsty butchers / ホフディラン / bomi / マキタスポーツ / Mary's Blood / MOROHA / RAM RIDER / ランタンパレード / レキシ

[OWARAI]
アウェイ部 / 阿佐ヶ谷姉妹 / アナログタロウ / アメリカザリガニ / アルコ&ピース / Yes-man / イワイガワ / ウエストランド / ウクレレえいじ / 江戸むらさき / エルシャラカーニ / エレ片劇団 / エレキコミック / エレファントジョン / オグリ / 鬼ヶ島 / カオポイント / かもめんたる / キック / ゴールドラッシュ / THE GEESE / 三四郎 / 三拍子 / Gパンパンダ / 少女ジャンプーズ / しろたてるひさ / スタンプラリー / スパローズ / ダブルブッキング / ツィンテル / 東京アヴァンギャルド / どぶろっく / 流れ星 / 日本エレキテル連合 / Hi-Hi / 爆烈Q / X-GUN / 花香よしあき / ハマカーン / 藤子 / ホシカワ / マシンガンズ / モンブランズ / 安本精肉 / ゆってぃ / ユリオカ超特Q / ラバーガール / ラブレターズ / 惑星ボルヘス

[IDOL]
アップアップガールズ(仮) / 危険日チャレンジガールズ! / 小桃音まい / THE ポッシボー / 椎名ぴかりん / SMALL BOYS / でんぱ組.inc / 東京女子流 / Negicco / hy4_4yh / バニラビーンズ / バンドじゃないもん / bump.y / BiS

[CULTURE]
あやめに美津留 / 神谷 明 / ゲッターズ飯田 / 佐藤すみれ / しりあがり寿 / 杉作J太郎 / 鉄割アルバトロスケット / ヒャダイン / 宮沢章夫 / 森崎弘也(BMX)/ 吉田 豪

[DJs]
サイトウ”JxJx”ジュン(YOUR SONG IS GOOD)/ 庄司信也 / タカラダミチノブ / 田中 貴 / DJニッチャメン / 兵庫慎司 / 三浦康嗣(□□□)


主催: やついいちろう
制作: シブヤテレビジョン、トゥインクル・コーポレーション
協賛: イープラス、日本工学院ミュージックカレッジ、NOTTV「#エンダン」
協力: ビクターエンタテインメント / duo MUSIC EXCHANGE / Culture of Asia / 7th FLOOR / LINE6


DJやついいちろう『YATSUI FESTIVAL!』
DJやついいちろう
『YATSUI FESTIVAL!』

VICL-64028 税込2,500円
※CD初回生産分のみ「てんけてんけてん」ステッカー封入


[収録曲]
01. 奇妙礼太郎トラベルスイング楽団 / E列車で行こう -イントロダクション
02. andymori /クラブナイト
03. サカナクション / セントレイ
04. MAN WITH A MISSION / Get Off of My Way
05. サンボマスター/ 恋する季節
06. GOING STEADY / 愛しておくれ
07. ザ・クロマニヨンズ/ クロマニヨン・ストンプ
08. locofrank / START
09. Penpals / イージュー★ライダー
10. SPECIAL OTHERS & Kj(from Dragon Ash) / Sailin'
11. フジファブリック / バウムクーヘン
12. くるり / ワールズエンド・スーパーノヴァ
13. androp / World.Words.Lights.
14. HaKU / masquerade
15. WHITE ASH / Kiddie
16. ASIAN KUNG-FU GENERATION / リライト
17. ZAZEN BOYS / COLD BEAT
18. 田我流 feat. stillichimiya / やべ〜勢いですげー盛り上がる
19. でんぱ組.inc /Sabotage
20. 伊藤さやか / 恋の呪文はスキトキメキトキス
21. N'夙川BOYS / Freedom
22. SHOGUN / Otokotachi no Melody
23. レキシ / 姫君Shake! feat. 齋藤摩羅衛門
24. YOUR SONG IS GOOD x BEAT CRUSADERS / FOOL GROOVE
25. THE BAWDIES / ROCK ME BABY
26. 奥田民生 / マシマロ
27. KAN / 愛は勝つ
28. 大塚 愛 / さくらんぼ
29. Fantastic Plastic Machine / paparuwa
30. 危険日チャレンジガールズ / ニコらス!feat. Negicco
31. てんけてんけてん / DJやついいちろう


■配信シングル
DJやついいちろう
「てんけてんけてん」

作詞・作曲・編曲: 前山田健一
エレ片・曽我部恵一BAND・NONA REEVES・SCOOBIE DO・THE ポッシボー・Negicco
「月が今夜笑ってるから、ぼくらそっと東京の空を見上げる」

作詞・作曲・編曲: 曽我部恵一

iTunes / 各種PC配信サイト / 着うた(R) / 着うたフル(R) / RBT ほか
■やつい孔明のヴィレ蛮征伐
〜サインお渡し会ツアー


6月23日 (日) 12:00 イオンモール高崎
6月23日 (日) 17:30 リバーサイド千秋
6月29日 (土) 12:00 リーフウォーク稲沢
6月29日 (土) 15:00 名古屋中央
6月29日 (土) 18:00 イオンモール東浦
6月30日(日)18:00 ラザウォーク甲斐双葉
7月6日(土)11:00 仙台フォーラス
7月6日(土)15:00 イオンモール利府
7月6日(土)18:00 イオン石巻
7月7日(日)11:00 イオンモール札幌苗穂
7月7日(日)13:30 札幌パルコ
7月7日(日)17:30 イオン旭川西
7月14日(日)11:00 イオンモール姫路リバーシティ
7月14日(日)15:00 アメリカ村
7月14日(日)18:00 HR(イオンモール堺北花田プラウ3F)
7月15日(月)12:00 イオンモールKYOTO
7月15日(月)16:00  新京極(路面)
7月22日(月)16:00 上野マルイ
7月22日(月)19:00 お茶の水
7月23日(火)16:00 レイクタウンKAZE
7月23日(火)19:00 浦和パルコ
7月25日(木)17:00 本厚木ミロード
7月25日(木)19:30 町田路面
7月26日(金)15:30 ららぽーと豊洲
7月26日(金)18:00 渋谷宇田川
7月27日(土)12:00 小倉駅前
7月27日(土)12:00 熊本パルコ
7月28日(日)15:00 福岡パルコ
7月28日(日)18:00 福岡大名
7月29日(月)15:00 アピタ長津田
7月29日(月)18:00 横浜ワールドポーターズ
7月30日(火)15:00 イオンモール北戸田
7月30日(火)18:00 池袋アルタ

 
※ご予約者優先で上記ヴィレッジヴァンガード店舗にて、DJやついいちろう『YATSUI FESTIVAL!』をお買い求め頂きましたお客様に、先着でイベント参加券を差し上げます。
※ご予約いただいたお客様には優先的にイベント参加券を確保し、対象商品ご購入時にお渡しいたします。

 
※詳細
www.jvcmusic.co.jp/-/Information/A022595.html


最新 CDJ PUSH
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] 進化するKIRINJI “シティ・ポップ”で“夜の匂い”のする14thアルバム[インタビュー] Carpainter ジャパニーズ・テクノへの懐古と再構
[インタビュー] chay 「今の時期だからこそ歌えた歌」心の成長や変化が昇華された新作[インタビュー] みずからを解き放ち、どこへでも自由に羽ばたいて行ける――ミロシュの復帰第1作『サウンド・オブ・サイレンス』
[インタビュー] 大阪在住の4人組、POP ART TOWNの1stアルバムに満ちるフレッシュなポップ・センス[インタビュー] 大切なのは生活リズムのメリハリ。“睡眠研究の権威” 西野精治教授が監修する眠りと目覚めのクラシックCD
[インタビュー] のろしレコード 松井文、折坂悠太、夜久一、シンガー・ソングライター3人が出会って生まれた歌[インタビュー] ピアニスト、ユップ・ベヴィンが映画『楽園』に提供した寂しさと希望の共存する音楽
[特集] 1日だけのポイントカラーを楽しむ毛髪着色料「PAF 1-day hair tint」×ファッション・アイコン「lol」が盛り上げる「特別な1日」[インタビュー] インドで生まれ、アメリカで学び、現在は日本で活躍する異色のシンガー・ソングライター、teaがメジャー・デビュー・アルバム『Unknown Places』を発表
[インタビュー] ジョヴァンニ・アレヴィ ポップからクラシックまでジャンルを横断するイタリア出身のピアニストの“愛のアルバム”[インタビュー] 高野寛 デビュー30周年の締めくくりとなるアルバムは“今”を表現する原点回帰作
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015