【デビュー1周年記念企画】LinQ(ほぼ)全員インタビュー! 改めて「ハジメマシテ」

LinQ   2012/05/09掲載
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 福岡を拠点に活動する大所帯グループ、LinQ。1stアルバムにして名作『Love in Qushu 〜LinQ 第一楽章〜』をリリースし、先ごろZepp Fukuokaで行なわれたデビュー1周年記念公演<LinQ 1st Anniversary『豚骨革命! 濃すぎたらごめんたい!』>も成功に収めるなど、その勢いはとどまることを知らない。CDジャーナルWEBでは、これまでもメンバーやスタッフには幾度となく登場頂いているが、今回は福岡に赴き、本邦初の(ほぼ)フル・メンバーに同時インタビューを敢行!! 彼女たちも知らなかったパーソナリティが明らかになる!?
取材・文/南波一海(2012年4月) 
撮影/オオモリアスカ(取材カット、池田真亜子ソロ・カット除く)
高木悠未
――今回の取材では、皆さんでお互いを一人ずつ紹介して欲しいと思います。最初は高木悠未さんです。挙手制でいきましょうか?
一同 「……」
マネージャー 「ちょっといいですか? みんな挙手の意味わかる?」
一同 「笑」
高木悠未(以下、高木) 「わかりますよー。あ……(指差す)」
松村くるみ(以下、松村) 「うちもわかるって!」
――高木さんはどんな人ですか?
松村 「なんでも笑顔でごまかそうとする人です。ね?」
高木 「うん!」
一同 「笑」
原 直子(以下、原) 「くるみが一番身長が高くて、悠未が一番小さいんですけど、最近はこの二人ででこぼこコンビでめっちゃ仲がいいです」
――二人はどういうこと話すんですか?
杉本ゆさ(以下、杉本) 「会話じゃなくてじゃれ合ってる」
高木 「構って欲しがるんです」
松村 「おいって!」
高木 「よしよしって」
松村 「逆やろ!」
奥村ゆい(以下、奥村) 「でこぼこなのに、ストレッチで悠未がくるみちゃんをめっちゃ頑張って押したりとか、一生懸命やってるのが面白いです」
――体操する時のペアもやってるんですね。
高木 「バディですね」
一同 「笑」
――バディ制度を導入してる。
高木 「バーディ!」
奥村 「言い方やろそれ(笑)」
――高木さんと松村さんがバディ?
杉本 「いや、悠未はリーダー(上原あさみ)とペアだよね」
――引っ張りだこ。人気者ですね。
杉本 「いや、悠未がいろんな人に甘えるんですよ」
松村 「甘え上手なんですよ」
高木 「んふ」
松村 「“んふ”じゃねえ」
上原あさみ(以下、上原) 「『クレヨンしんちゃん』みたい」
一同 「ああ!」
――ちょっとイラッとさせられたり。
高木 「(周りを見渡して)するんですか!?」
一同 「笑」
上原 「笑ったと思ったら急に泣き出したり」
高木 「お尻もプリプリ出します」
深瀬智聖(以下、深瀬) 「そう、本当に出すんですよ!」
松村 「あと変顔にハマってない? ブログとかで」
高木 「これからは体を張らないと!」
――(笑)。ちなみにどんな時に泣くんですか?
高木 「私、精神的に弱いんですよ」
一同 「爆笑」
――笑われてますよ。
高木 「ナイーブなんです。ガラスのハート」
一ノ瀬みく(以下、一ノ瀬) 「いつもふざけて笑いを取ったりするんですけど、あんまり笑ってバカにしたりし過ぎると泣きます」
天野なつ(以下、天野) 「どっちなの、みたいな」
高木 「冗談が通じないガラスのハートなんです!」
一同 「笑」
杉本 「LinQのなかでは一番アイドルが好きですね」
高木 「ももいろクローバーZさんが大好きです。一度お会いすることができて。いつもYouTubeで見てる人が目の前にいて涙が……出ませんでしたけど(一同笑)、感動しました」
天野 「カラオケでも踊り狂ってます。ここ三人(天野・高木・吉川)で行った時にずっと踊ってて、うちら呆れてました」
杉本 「あとモノマネが大好き」
――アイドルのモノマネもやるんですか?
高木 「さまざまですね。美空ひばりさんから板東英二さんまで」
上原 「その幅(笑)」
深瀬 「バナナマンの日村さんもね」
高木 「(間髪入れず)あのねーぼぐねー」
一同 「笑」


坂井朝香
――高木さんパートはまさかの日村さんモノマネで終了です(笑)。次は坂井朝香さん。
一同 「美少女!」
奥村 「朝香は最近、いろんなところにカメラを持って行ってメンバーとか風景を撮ったりしてます。カメラマンとしてめっちゃ助かってる」
坂井朝香(以下、坂井) 「メンバーを可愛く撮るのが好きで。メンバーに褒められるのが嬉しくてハマっちゃいました」
――可愛く撮るのが上手いんですね。
一同 「うんうん」
 「撮る時にいちいち“それ可愛い!”って言ってくれるんです。撮ってもらいやすい」
――天野さんが編集長を務めた雑誌『LinQuality』でもカメラマンとして大活躍ですよね。
坂井 「一眼レフを使ってます! 最近は撮りたいところ以外の周りをボヤかすのにハマってます」
――すごい。本格的。
杉本 「あと、宇宙人なんですよ」
高木 「ねぇ、あーたんどこから来たんだっけ?」
坂井 「冥王星!」
深瀬 「意外とフツー(笑)」
坂井 「星形の町に住んでます」
――そんな甘い設定で大丈夫ですか(笑)。このまま文字として載っちゃいますよ。
坂井 「むしろ文字にしちゃって下さい」
天野 「いつもこんな感じなんです」
坂井 「これが素です」
杉本 「普段はサバサバしてるよね。しっかりしてるし」
奥村 「でもどこか抜けてるんですよ」
天野 「しっかりしてるけど、話す言葉がおかしいみたいな」
一ノ瀬 「頭のねじが外れてるんですよ。でも優しくて気が利くからしっかりしてる」
桃咲まゆ(以下、桃咲) 「優しい宇宙人です(笑)」
坂井 「ありがとうございます!」


天野なつ
――続いて天野なつさんです。
高木 「笑顔!」
――笑顔がすごいですよね。後ろにいる坂井さんと話してる時も、ものすごい笑顔がチラつきました(笑)。
高木 「笑うと目がない」
天野 「勝手になくなるんですよ」
奥村 「なつも笑顔でごまかそうとすることがようけあるよね」
一ノ瀬 「“なっちゃん!”ってこうすると(一ノ瀬、真剣な表情で天野と目を合わせる)」
天野 「(満面の笑顔)」
一ノ瀬 「(笑)。こうやってごまかされるんですよ」
天野 「すぐ終わらせたい時はこうします」
一同 「笑」
――なんで『LinQuality』を作ろうとしたんですか?
天野 「私の好きな篠田麻里子さんが雑誌の編集してて、凄いなってずっと思ってて。それでそういう話をいただいて、すぐにやるって決めました。メールで質問を一斉送信して、それをまとめたりして。楽しかったけどすごい大変でした(笑)」
高木 「なっちゃん見るたびに目がうつろになってた」
深瀬 「事務所に遅くまで残ってやってたもんね」
天野 「パソコンでずっとやってました」
姫崎愛未(以下、姫崎) 「あと、なっちゃんはめっちゃ食べます」
――天野さんが大食いするPVがアップされてますよね。
天野 「シュークリーム3つとケーキもいっぱい食べました」
一ノ瀬 「(差し入れのドーナツの残った分を指差して)多分すごい気になってますよ」
天野 「余ってたら欲しいです(笑)」
一ノ瀬 「想像されてるより凄いと思います。私たちの倍は食べてます」
深瀬 「レッスンの後にラーメン食べて、替え玉して、その後、家で晩ご飯食べてるんだよね」
高木 「それなのにスタイルを維持してる」
天野 「油断したらまずいです(笑)。でも消化が凄い早いんです」
杉本 「あと、なっちゃんは歌もダンスもいい。総合バランスAですね」


桃咲まゆ
――桃咲まゆさんです。
岸田麻佑(以下、岸田) 「もふもふしてます」
深瀬 「癒し系です」
高木 「見た感じでもう伝わると思うんですけど、凄いんです」
――話し方もふわふわしてますもんね。
桃咲 「うふふふ」
坂井 「こんなんだけど、写真撮る時はすごくエロいです。色気がヤバい」
奥村 「うん。目線かな」
――たしかに写真で見ると、実際に会ってお話しするよりもちょっと色っぽいというか。
桃咲 「最初からセクシーに撮られることが多くて。今もそれが続いてます。写真になるとなぜかそうなる」
――そう言われるのはどうなんですか?
桃咲 「嬉しいです」
一ノ瀬 「女の子が好きで、メンバーに近づいてくる時の手つきがエロいんですよ」
桃咲 「うふふふ」
杉本 「耳元で囁くんですよ」
天野 「後ろからお尻を触られると“ああ、ももまゆやね”って思う」
松村 「めっちゃ触ってきます」
桃咲 「ほっぺにチューするの好きなんです」
松村 「キス魔だもんね」
桃咲 「LinQはみんな可愛いからチューせずにはいられない(笑)」
姫崎 「さっきも遅刻してきたゆうみん見て“かわいい、かわいい”ってずっと言ってて」
桃咲 「反省している風なのが可愛い」
高木 「“風な”って! 反省してます!」
天野 「この子(高木)もベタベタ系だから、二人が一緒だとヤバいです」
高木 「帰る方面が一緒だから、電車の中でも“ゆうみん……”って抱きしめてくるんですよ。私、でもやだ(笑)」
――電車の中でも想いが止められないんだ。
桃咲 「してますね〜」
高木 「周りの目が気になってしょうがない!」
一同 「笑」
天野 「こんなにふわふわしてるのにパフォーマンスは一生懸命で。シャキシャキ踊ってますね」
高木 「応援したくなるようなダンスをしてます」




姫崎愛未
――次は姫崎愛未さん。今朝、事務所に早く着いたら電気が暗い中で一人でグッズを作っていて。
姫崎 「はい、節電で(笑)」
奥村 「魔法で写真の加工してるんだよね」
杉本 「アニメの世界から飛び出してきた人」
奥村 「作業していて、夜遅くなると“私、家に帰らないとアニメが観られませんから!”って言うんですよ(笑)」
姫崎 「アニメは1日2話は見ないと。一日お休みだったら1話から12話までガッと見ます」
坂井 「趣味はコスプレよね」
姫崎 「実際してます」
――こういう趣味が合うメンバーはいらっしゃるんですか?
芹澤怜奈(以下、芹澤) 「私はアニメというより声優さんが好きです」
――二人ではそういう話はあります?
芹澤 「私があんまり喋らないから……」
一同 「笑」
――では後でその話を聞かせて下さい。
吉川千愛(以下、吉川) 「あーみんと言えば前髪です」
天野 「安定の前髪!」
姫崎 「振っても動かないんですよ(頭を振る)」
――本当だ!
姫崎 「自転車乗っても前髪だけ動かないんですよ。通りすがりの人に驚かれたりする」
天野 「ライヴ写真とかみんな結構バサーとなってるのに、一人だけ動いてないんです」
杉本 「おでこにくっついとうと?」
姫崎 「そんなことはない(再び頭を頭を振る)」
――どういう風になってるんですか?
姫崎 「魔法です」
一同 「笑」
――その前髪の分け目もきっちり決まってるわけですよね。実際、ガチガチに固まってるんですか?
姫崎 「(天野に)ちょっと触ってみて」(天野、姫崎の髪を触る。姫崎、表情が強ばる)
天野 「求められたのに嫌がられてる!」
――崩されたくないから(笑)。いかがですか?
天野 「前はカチカチだったけど、思ったよりナチュラルです」
坂井 「前は鉄板でしたね。自然にできるようになってきた」
 「あみーはロボットダンスがすごいんです」
姫崎 「ロボットの真似が得意なんですよ」
――おお、見せてもらってもいいですか?
姫崎 「ええ〜!?(姫崎、ロボットダンスを披露)」
一同 「おおー(拍手)」


吉川千愛
――次は吉川千愛さんです。
吉川 「言いにくいと思いますよ。特徴がないんです」
杉本 「一番大人!」
姫崎 「素直」
高木 「自分に嘘をつけない」
杉本 「気が利く。散らかったゴミとかを最初に片付ける」
天野 「クールに見えて……二人で遊んでいる時はめちゃ大きな口あけて笑ったり。急に“これ見て”って、にょきにょきーとか言ってキノコのダンスとか見せてくれます。ちょっと意味わかんないんです」
――クールぶってるけど実は、という。
天野 「ギャップがある」
――モテるタイプですね。
一同 「うんうん」
吉川 「LinQメンバーにはモテてると思います」
一同 「笑」
吉川 「ももまゆとかね」
桃咲 「うふふふ。触りますね(笑)。お尻もほっぺもヤバいです」
吉川 「あさみさんから“赤ちゃんみたい”って言われます」
上原 「顔がすごいベビーフェイスだから」
――怒らなそうですよね。
吉川 「怒る時は怒りますよ」
岸田 「“ロッカー汚い!”みたいに言って怒ってました」
杉本 「お母さんみたい」
一ノ瀬 「だから信頼できます。年上から見ても頼れる」
 「あと、ツッコミが鋭い」
松村 「いきなりめっちゃ突っ込んできますもんね」
吉川 「だって……」
天野 「(松村は)ツッコミどころが多いから」
吉川 「皆に突っ込まれますよ。バカキャラ……」
松村 「お前うるせえよ!(笑)」
一同 「笑」
杉本 「パフォーマンスは、ももまゆのがむしゃらとは反対で、落ち着いて安定している」
深瀬 「心には“めっちゃ頑張ってやるぞ”っていうのがあるんですけど、それをまだ表に出せないでいるというか。秘めてるものがあります」
吉川 「自己紹介とかハキハキやればいいのにって言われます。声が小っちゃいって」
天野 「遊んでる時と切り替えができる。レッスン中はしっかりしてます」
――天野さんと二人で遊ぶ時は、どんなことをするんですか?
天野 「ごはんに行きますね。あそこがおいしそうや、行ってみようって。ラーメン巡りしようとか」




城崎はるな
――続いて城崎はるなさんです。
天野 「根暗キャラ。自己紹介が根暗やもんね」(※城崎の自己紹介は「ネガティブと根暗は 一緒じゃないよ キャラかぶり? なにそれー LinQで唯一 アイドル界で唯一 根暗担当、城崎はるなです」)
坂井 「たまに忘れられるよねメンバーに」
城崎はるな(以下、城崎) 「聞いて下さいよ!」
奥村 「聞いて下さいよって(笑)。悩み相談じゃないんやから!」
――いやいや、こういう機会じゃないと話せないこともありますから。
城崎 「この前ZEPP公演のメンバー発表をやった時、先生に名前を呼ばれるんですよ。30人名前を呼ばれて、私も呼ばれたんですけど、皆メモで書き留めてて。みんな“あれ、29人しかいない、あと一人誰?”って言ってて。“それ私です”って手を挙げて言ってるのに、誰も気づかなかったんですよ……」
一同 「笑」
――それはひどい(笑)。
奥村 「これでもQtyの副リーダーなんですよ」
一ノ瀬 「結成当初は根暗ってイメージはなかったんです。でもある時、みんなでオーディションの動画を見てたら、ずっと下向いてて」
城崎 「この角度が落ち着くんです」
上原 「歌も凄かったよね。歌唱審査が凄い小さい声で、ホントに何歌ってるかわからなかった」
奥村 「オーディションが私と朝香ちゃんと一緒のグループだったんです」
坂井 「私たち二人は“いたねー”って言ってたのに、はるなんいたの知らなかったんです(笑)」
奥村 「“いたっけ?”って(笑)」
一ノ瀬 「それから根暗な部分を見せてくれるようになった」
天野 「最初は“私、明るいよ!”みたいな感じで」
――無理して頑張ってたんだ(笑)。
天野 「オーディション映像見られたときから“実は……”みたいな開き直りをして」
杉本 「佐世保から通ってるんですけど、学校のジャージで帰るんです(笑)。びっくりですよ」
――でも宣伝用の写真はバッチリポーズとってますね。
城崎 「頑張ってた時期なんですよ!」
秋山ありす(以下、秋山) 「まだ根暗を発揮してない時(笑)」
天野 「でも、パフォーマンス中は全然根暗に見えないです」
深瀬 「ライヴの時は一番最初に楽屋を出て、一人で舞台袖に行って。音楽聴きながらイメトレして準備をしてるんです」
城崎 「人が多いところが苦手で」
一同 「笑」
深瀬 「ええ? 今めっちゃいいところ言ったのに!」
城崎 「ベストホールの舞台袖が暗くて居心地がよくて落ち着くんです!」


桜 愛美
――桜 愛美さんです。
一同 「おお、きたー」
杉本 「まなみんワールドだよね」
城崎 「ダジャレが大好き」
坂井 「でも凄いスベるんですよ」
桜 愛美(以下、桜) 「思いついたらツイッターとかで呟いたりして」
吉川 「めっちゃ面白くないよね」
一同 「笑」
――これが吉川さんの鋭いツッコミですね!
杉本 「別の子が言ったら面白くても愛美が言ったら面白くなかったりするよね」
天野 「メンバーどころか公演でも普通にスベってます。凍り付きます」
 「スベりすぎたらツラいです。シーンとなった後にそれで笑ってくれると嬉しいです」
杉本 「そうそう、滑ったっていうことが面白い」
岸田 「ダジャレはスベるけど、モノマネは得意だよね」
――プロフィールに特技がタラちゃんの真似って書いてありますね。
 「はーい僕タラオです」
――普通にめちゃくちゃ上手いですね!
高木 「YUIさんとかもめっちゃ上手いです」
――つまり歌が上手。
一同 「うんうん」
――そういうところを言っていきましょう。スベるとかじゃなくて(笑)。
杉本 「ダンスも上手いですね」
奥村 「総合評価Aですね」
姫崎 「あと空手もできる」
――型ができるからダンスのキレもある。
高木 「ええ!? 私も空手しよ!」
松村 「せんやろ。言うだけやろ」
杉本 「まなみんは勉強もできるし、何でもできる」
 「新幹線の中でもみんな寝てるのに一人だけ勉強してる」
――スベること以外は完璧じゃないですか。
天野 「でも抜けてます、どこか」
姫崎 「東京行った時は必ず切符なくしてました」
杉本 「そうなんですよ! 飛行機のチケットをさっき見せたばっかりなのにもうなくなってて」
天野 「東京では一緒の部屋だったんですけど、朝、お化粧の途中に勉強始めるんですよ」
 「直してる途中に気になって……」
天野 「そのボケ方が面白くてみんな近寄ってます(笑)」
杉本 「ああいう帽子とかでもなんか面白くないですか?(小さな帽子がついたヘアピンを指して)」
一同 「笑」
 「ピン探してたんですよ。そうしたらちょうどこれが出てきて。もうピンはいいからこれつけようって」
杉本 「全身ピンクで来る時とかもあるよね」
坂井 「あと、小さなことで凄いびっくりする」
――どういうことですか?
坂井 「虫がいただけで、(急に大声で)“ああーー!!! 虫だーーーー!!!”って」
一同 「爆笑」
天野 「オーバーリアクションですね」
高木 「リアクション芸人」
杉本 「やっぱり総合バランスAですね」




瑞稀もえ
――瑞稀もえさんです。初の二期生です。
一同 「可愛い!」
木村早希(以下、木村) 「とりあえずいつも笑ってます。いつも笑顔でごまかします」
大庭彩歌(以下、大庭) 「あんまり思ったことを言わないタイプで秘めてる。だから何考えてるんだろうっていつも思います。で、“もえちゃん?”って聞くといつも笑顔でごまかす。結構謎ですね」
――何を思ってるんですかね。本当は腹黒いとか?
一同 「笑」
一ノ瀬 「もえ姉さんだからね」
天野 「落ち着いた感じじゃけど、テンション高い時は凄いです。ダジャレとか言っちゃいます」
高木 「こんな可愛い顔して、性格が似てるんです。同じ匂いを感じる」
天野 「似た感じあるよね。悠未も人見知りで最初はこんな感じだったんですけど……」
――これからどんどん今の高木さんみたく自由になるんじゃないかと。
高木 「私を見てるみたいですもん」
奥村 「もえぴー、言う時は千愛みたくズバッと言うよね」
木村 「笑顔でひどいこと言います(笑)。でも笑顔だから憎めないんです」
姫崎 「東京で一緒に泊まったんですけど、1回も自分で起きなかったです」
瑞稀もえ(以下、瑞稀) 「3回、4回? 起こしてもらいました(笑)」
姫崎 「“もえぴー、もえぴー”って言っても手だけ挙げて寝るんですよ」
一同 「笑」
天野 「この子(桃咲)も起きません。ふわふわ系は朝起きれない(笑)」
杉本 「もえは子役をやってたのでキャリアが長いですね」
高木 「めっちゃ先輩」
――自分の見せ方が上手いんですかね。
志良ふう子(以下、志良) 「甘え上手。もえちゃんの方が年上なのにめっちゃ甘えてきます」
――やっぱり悪そうですね(笑)。
杉本 「演技だと人が変わりそう。いたずらしそう」
奥村 「いやあ、悠未みたいになられたら困ります」


山木彩乃
――山木彩乃さん。
木村 「彩乃はマイペース中のマイペース。ふと気づくといないし、先生がいろいろ注意しようと“彩乃!”とか言っても“は〜い”みたいに危機感がなくて(笑)。でも本人に聞くとめっちゃ焦ってる」
山木彩乃(以下、山木) 「考えてるんですけど、何も考えてないように思われる」
木村 「昨日も一緒に帰ろうっていってたメンバーを置いて他の人と一緒に帰ってて(笑)。“一緒に帰ろうってゆったやん?”“あ、忘れてた”って(笑)。いつもそんな感じですね。普通にひどい」
一ノ瀬 「“彩乃、そこ違うよ”って注意して、“ああ、わかりました”って言うんだけど、次また同じことをやってたりしますね」
――でも許されるキャラなんですね。
杉本 「怒られても落ち込んでなさそうに見える」
深瀬 「表情が変わらないんです」
天野 「第2の愛美や」
奥村 「しょっちゅう怒られとうイメージがある」
山木 「めっちゃ怒られます」
木村 「でもめちゃネガティヴやんね」
山木 「そうなんですよ。でもすぐ立ち直れる」
木村 「それポジティヴやん(笑)」
山木 「(木村が)すごいポジティヴなので、話すと立ち直れます」
木村 「めちゃあたしのこと大好きなんです」
山木 「二期生とメンバーがホント大好きです。学校よりめっちゃ楽しいです」
大庭 「本当にメンバー想いで、相談はいつでも丁寧に乗ってくれるから優しいなって思います」
杉本 「でもちょっとおじさん入ってるよね。ガニ股やし」
大庭 「好きな食べ物もおじさんやね」
――どんなのが好きなんですか?
山木 「生ハムです。カルパスもめっちゃ好きです」
木村 「公演前に生ハムをパックごと食べてました(笑)。塩分ばっかり摂って!」
――ちなみに約束をほったらかす自覚はあるんですか?
山木 「ないです……」
一同 「笑」
深瀬 「でもさらっとダンスをこなすんですよね」
――そういうところで輝くわけですね。
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