キノコホテル   2010/08/04掲載
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志磨遼平(毛皮のマリーズ)志磨遼平(毛皮のマリーズ)
ロックンロール・バンド、毛皮のマリーズのヴォーカル。2003年、毛皮のマリーズを結成。以降、東京のライヴハウスを中心に活動するとともに自主音源をリリース。2006年、DECKREC RECORDSより初のフル・アルバム『戦争をしよう』をリリース。70'sパンク、グラムロックなどを過剰にデフォルメしたサウンドと破壊と狂乱のライヴ・パフォーマンスでアンダーグラウンドシーンで一躍注目を浴び、全国各地に中毒患者を一気に増殖させる。各社争奪戦の末、コロムビアミュージックエンタテインメントと契約し、2010年4月21日にアルバム『毛皮のマリーズ』をリリース。
※発売中
毛皮のマリーズ『毛皮のマリーズ』
■オフィシャル・サイト :
http://www.kegawanomaries.jp/home.html

『円楽のプレイボーイ講座12章』
なぜか“和モノ”といえばこれが真っ先に思い浮かんでしまいます。和モノラウンジ / モンド・レコードの代表盤。まだ未聴の方はだまされたと思って是非。松岡きっこさんのジャケも素晴らしい。
『GO!CINEMANIA SERIES REEL 3 ワイルド・サイケを歩け』
『野良猫ロック』シリーズから『八月の濡れた砂』『白昼の襲撃』まで60〜70年代邦画の名サントラばかりを素晴らしいチョイスで集めた、ありそうでなかった名コンピレーション。
『SLiTHERAMA / PSYCHEDELIC TOKYO 1966-1969』
GSコンピの、なんとイタリア編集盤! 海外でも再評価されたGSはもはや「グループ・サウンズ」ではない、「ガレージ・サウンド」の略なのだ!(←なんかの受け売り)アウトキャストにザ・ボルテージなど実力派GSも収録、ジャケはGODZILLA!



ロベルト吉野(サイプレス上野とロベルト吉野)ロベルト吉野
(サイプレス上野とロベルト吉野)
2人組ヒップホップ・ユニット、サイプレス上野とロベルト吉野のターンテーブル&CDJ担当。“HIP HOPミーツallグッド何か”を座右の銘に掲げ、“決してHIPHOPを薄めないエンターテイメント”と称されるライヴ・パフォーマンスを武器に毎年120本近くのライヴを全国規模で展開。そのライヴが話題となり、ヒップホップ界のみならず、他ジャンルからも客演や対バンのオファーが殺到。自らが所属するZZプロダクションの1stアルバム『ダブルゼータ』が発売中。
※発売中
ZZPRODUCTION『ZZ』
■オフィシャル・サイト :
http://www.sauetoroyoshi.com/

The Willard
『GOOD EVENING WONDERFUL FIEND』

85年作の1stアルバム。有頂天やラフィンノーズに引けをとらないくらい人気があった誰もが知るインディーズ・パンク・バンド。まだ生まれて5歳。この頃、僕が20代で不良だったら間違いなく聴いてたな〜。
外道
『外道』

ヴォーカル加納秀人が警察に「おい外道!」と言われ「外道」と名付けられた73年発伝説的ロック・バンド。「香り」はかなり思い入れありまくりの曲。2009年のDMC関東予選で披露したルーティンで、作るのに一年かかった曲。
『NO PRESENCE』
(※NICKEY&WARRIORSとTELLのスプリット12inch)

86年、遠藤ミチロウ・プロデュース作。外見はLAメタル系。NICKEY&WARRIORSの「DREAM IN」は自分のプレイでヘビロテ中。こうゆうメロウでグッとくる曲大好きです。この曲でガールズのみでプレイしようと決め、ロックすべてのガールズ物を日々探し中。



ジャンク フジヤマジャンク フジヤマ
大学時代よりバンドで活動。解散後、ソロ活動を開始。2009年4月、ミニ・アルバム『A color』」リリース。洗練されたサウンドと山下達郎を彷彿とさせる伸びやかな歌声で注目を集める。その後、アルバムを聴いた村上“ポンタ”秀一がその歌声に惚れ込みスペシャル・バンドを結成。同年11月と翌年1月に目黒ブルースアレイにてワンマン・ライヴ開催。その伝説のパフォーマンスを収録したアルバム『ジャンクタイム』を4月29日タワーレコード先行でリリース。新人ながら記録的なセールスを更新。7月7日には同作を全国リリース。また8月25日には新曲「SUMMER BREEZE」を配信リリースする。
※8月25日より配信スタート
ジャンク フジヤマ「SUMMER BREEZE」
■オフィシャル・サイト :
http://www.junkfujiyama.com

センチメンタル・シティ・ロマンス
『センチメンタル・シティ・ロマンス』

曲のタイトルが面白い。おもいっきり和製洋楽なのに今ではあまり口語でお目にかからない「うちわもめ」「庄内慕情」など歌謡曲的なタイトルがずらり並ぶ。センチメンタルロマンチストなるクレジットで載っかっている細野晴臣さんにも注目。全員歌えるバンドってのも少ないし、コーラスワークもツボですね、僕は。
西岡恭蔵
『ろっかばいまいべいびい』

西岡恭蔵さんの名作。『ディランにて』が有名なアルバムであるが、細野晴臣さんとハックルバック参加の本作が僕のベスト。前半はハックルバックのファンキーチューンが続き、後半は細野晴臣さんが担当。中でもタイトル曲の「ろっかばいまいべいびい」が最高!細野晴臣さん自身『HOSONO HOUSE』で名演を披露しているが、アレンジはほぼ一緒。後半の進行が涙ものですね。
山下達郎
『IT'S A POPPIN' TIME』

山下達郎さんの音楽に出会ったのは、12〜13歳のころ。耳年増と言われ続けてきたけれど、何にも解らずに聴いていた。結局この時期に出会ったことで、人生観まで変わって今に至る僕。実際に参加されていたミュージシャンと共演出来たことも自身奇跡と思っています。ポンタさんは「音楽は輪廻だ」とおっしゃっていましたが、輪廻以上の何かを感じますね。リアルタイムではないけれど、僕らの世代こそ聴いて感動出来るアルバムだと思います。永遠の名盤です。



やけのはらやけのはら
2003年、エレクトロ・ヒップホップ・ユニット、アルファベッツでアルバム『なれのはてな』リリース。その後、イルリメ、STRUGGLE FOR PRIDE、サイプレス上野とロベルト吉野、BUSHMIND、『ピューと吹く! ジャガー』ドラマCDなど50を超える作品に参加。NHK〜SSTV番組の楽曲制作も手掛ける。2009年9月、七尾旅人×やけのはら名義でリリースした「Rollin' Rollin'」が大きな話題を呼ぶ。8月4日に1stアルバム『THIS NIGHT IS STILL YOUNG』をリリースする。
※8月4日発売
やけのはら『THIS NIGHT IS STILL YOUNG』
■オフィシャル・ブログ :
http://yakenohara.blog73.fc2.com/

山下達郎
『FOR YOU』

「SPARKLE」のイントロのギターが鳴れば否応なしに夏です。「LOVE TALKIN'」のブートのDUBミックス、人が減りつつもダンサーの足がだれてない朝6時半くらいにかけたいですね。
山下達郎
『MOONGLOW』

なんといっても「FUNKY FLUSHIN'」でしょうか。永遠のダンス・フロア賛歌。エフェクティブ&ロングなA○○○さんエディットをかけてます。
山下達郎
『RIDE ON TIME』

「RIDE ON TIME」ですかね。カヴァーになっちゃうんですがSWCコンピのドリアンのバージョンを大事なタイミングでつかみにかけたいですね。曲的には「夏への扉」で感涙。



澤竜次(黒猫チェルシー)澤竜次(黒猫チェルシー)
ロックバンド黒猫チェルシーのギタリスト。2007年、黒猫チェルシーを結成。地元・神戸を中心にライヴ活動を行なう。2009年春、高校卒業後拠点を東京に移し、1stミニ・アルバム『黒猫チェルシー』を全国リリース。夏フェスにも多数出演する中、ヴォーカル渡辺大知が映画初出演にして初主演を務めた青春映画『色即是ねれいしょん』が全国公開される。同年12月には2ndミニ・アルバム『ALL de Fashion』をリリース、一躍話題の新人バンドとして注目を集める。2010年5月、メジャー移籍第1弾作品『猫Pack』を発表。
※発売中
黒猫チェルシー『猫Pack』
■オフィシャル・サイト :
http://www.kuronekochelsea.jp/

ローザ・ルクセンブルグ
『ROSA LUXEMBURG II』

1stもバカバカしい曲が多くて大好きなんですが、この2ndは擦り切れるほど聴いたので。このアルバムを初めて聴いたときは、とても不思議な気持ちになりました。ピエロの不気味さのような、楽しげやのにどこか奇妙な、そんな感覚に似ています。最近は「まったくいかしたやつらだぜ」が一番好きです。
西岡恭蔵
『ディランにて』

初めて知ったのはディランIIの方のアルバムなんですが、小さい頃によく父親が歌ってたのを覚えています。ずっと歌っていてしつこいので、当時はそれらの曲は大体好きではなかったんですが、中学生の頃に改めてそれら曲を聴いて、虜になりました。西岡恭蔵さんの歌声は、とくに「街の君」は、優しくて本当に切ない。この人の曲は、白いもやのかかったような思い出を、ふと思い出させてくれます。夜に一人で聴いたりするのは、寂しくなるのでやめておいた方が良いと思います。
INU
『メシ喰うな!』

このアルバムは、高1の頃に初めて出会いました。ジャケットから想像して、「ハードコア系かな」、「リズムどんな速さなんやろ」などと考えながら家に帰ったのを覚えています。デッキで流した途端、「なんやこのヘンテコな音!!」「<つるつるの壷>のイントロのギターどうなってんねん!」と、度肝を抜かれた。しかし、どの曲も本当に名曲ばかり。パンクのポップさや、ユーモアやおもしろさを初めて知ったのが、このアルバムでした。



コヤマシュウ(SCOOBIE DO)コヤマシュウ(SCOOBIE DO)
SCOOBIE DOのヴォーカリスト。95年、バンド結成。2002年6月、コンパクト・アルバム『GET UP』でメジャー・デビュー。06年より自らのレーベル、チャンプ・レコードを旗揚げ。以降、精力的にライヴ活動を展開、“LIVE CHAMP”の名に恥じぬその圧倒的名ライヴ・パフォーマンスは、近年若年層を中心に熱烈な支持を集めている。最新アルバムは2010年7月リリースの『何度も恋をする』。9月12日には自主企画のライヴ・イベント『Root & United vo.14』を開催。今回のゲストはサンボマスター。全国ツアー<SCOOBIE DO TOUR Funk-a-lismo!Vol.6>も。
http://www.scoobie-do.com/
※発売中
SCOOBIE DO『何度も恋をする』
■オフィシャル・サイト :
http://www.scoobie-do.com/

成田賢
『汚れた街にいても』

ルパン仕事でお馴染み大野雄二氏のアレンジが一聴フリーソウル感を漂わせるが「これじゃ危なくて使えねぇ!」というところまで尖ってしまったアイスピックのような成田氏の歌声がそれを許さないという、和モノならではのスリルとソウルが味わえる名盤。ブラス・ロック、M-8がSO FUNKY。
深町純
『HELLO! 深町 純 II』

「朝の紅茶はレモンがいいね」との歌い出しがイカすメロウなシティ・ソウル、M-7「朝 昼 晩」がお気に入り。このメロウネスは後の深町氏の編曲仕事『とん平のヘイ・ユウ・ブルース / 東京っていい街だな』でも体感可能。
フォー・セインツ
「お前だけは、ギター」(シングル盤『希望』B面)

イントロ8小節のR&B具合があまりにも素敵なので、導かれるようにINする「独り寂しい若者のことを歌った堂々と悲しいコーラス歌唱」もカッコよく聴こえてしまう、R&Bと和モノの偉大さを再確認できるナンバー。



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