FUNKY MONKEY BABYSの新曲は“春”がテーマの儚くも美しいミディアム・バラード

FUNKY MONKEY BABYS   2009/02/06掲載
はてなブックマークに追加
FUNKY MONKEY BABYSの新曲は“春”がテーマの儚くも美しいミディアム・バラード
 2月4日に10枚目のシングル「桜」をリリースするFUNKY MONKEY BABYS。春の季節を背景にした本作は、大切な人とのドラマティックな情景が浮かぶ、心温まるミディアム・バラードに仕上がった。シンガー・ソングライターの川村結花との共作により、新たな一面が生まれた本作について彼らに話を訊いた。




 儚くも美しいピアノのフレーズを、大らかなストリングスが包み込む。そこで描かれるのは、大切な人とずっと歩いていきたい、というまっすぐな決意――FUNKY MONKEY BABYSの10枚目のシングル「桜」は、春という季節を背景にした、温かく力強いミディアム・バラードに仕上がった。2007年に「Lovin' Life」というやはり春を連想させるナンバーをリリースしているが、彼ら自身は今回の「桜」こそが、「ど真ん中の桜ソング」 (ファンキー加藤) と位置づけている。
 「〈Lovin' Life〉でも“さくら さくら”って連呼してるんですけど、あれはどちらかというと、綺麗な言葉の響きを重視していたところがあって。〈桜〉は最初から春という季節をイメージしていたんですよ。出会いと別れが交差する季節のなかで、“ずっとこの人と一緒にいよう”と決意するっていう……」 (ファンキー加藤)





 じつは「桜」はシンガー・ソングライターの川村結花――SMAPの代表曲「夜空ノムコウ」の作曲でも知られている――との共作。作詞・作曲を他の女性アーティストと共有するのは今回が初めてだというが、その狙いについて彼らは、こんなふうに説明する。
 「女の人が持っている淡さ、柔らかさが欲しいと思ったんです。普段は男ばっかりで作ってるんだけど、そうするとどうしても暑苦しさが出てきちゃうんで(笑)」 (モン吉)
 「制作の現場もいつもとは雰囲気が違ってましたねえ。コード進行やアレンジも川村さんと一緒に作っていったんですけど、“そこは違う!”“やり直し!”みたいにビシビシ言ってくれて。すごい先輩だし、いろいろと勉強になりました」 (DJ ケミカル)

 さらにこの曲は、ラップ/フロウ/歌においても、彼らに新しい表現アプローチを与えることになったという。
 「キーをあえて落として、目の前の人に語りかけるような感じで歌ってるんです。その方が曲の世界観が伝わるかな、と」 (モン吉)
 「リリックも言葉数を減らして、余白を持たせるようにしてます。この前、初めてライヴで歌ったんですよ。曲が終わったあとに会場がシーンとしてたから、“やばい、スベったか?”って心配になったんですけど、あとでみんなの感想をチェックしたら“声を出せないほど聴き入ってた”っていう人がたくさんいて。こういう反応の曲は、いままでなかったです」 (ファンキー加藤)

 軽やかなビートとポジティヴなメッセージが「旅立ち」、骨太な思いがズッシリ伝わるラブ・ソング「告白」など、アルバム『ファンキーモンキーベイビーズ2』以降も印象的なシングルを発表し続けている彼ら。3月4日には待望のニュー・アルバムも届けられる。
 「いつものように1曲1曲に全力を注いでます。いろんな表情の曲があるし、絶対、FUNKY MONKEY BABYSらしい作品になると思います」 (ファンキー加藤)
 「うん、誰が聴いても飽きないアルバムになるんじゃないかな」 (モン吉)



取材・文/森 朋之(2009年1月)
最新 CDJ PUSH
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[特集] ドキュメンタリー作品『ザ・ビートルズ:Get Back』を観た![インタビュー] ILL-BOSSTINO(THA BLUE HERB)、dj hondaとのジョイント・フルアルバムを発表
[特集] スティング、「僕らには架け橋が必要なんだ」新作『ザ・ブリッジ』を本人のコメントとともに徹底解説[インタビュー] 藤木大地、日本が世界に誇るカウンターテナーが舞台をもとにした新作アルバムを発表
[インタビュー] “ひねくれポップの大団円”がつぽんず、初の全国流通版[インタビュー] カーネーション、4年ぶり通算18枚目のアルバム
[インタビュー] 在ノルウェーのピアニストがECMからの初リーダー作で聞かせる“静寂の美”、田中鮎美[特集] ストーンズたらしめる音楽を磨き上げた傑作の40周年記念エディションを聴く
[インタビュー] ももすももす、ドラマ『どうせもう逃げられない』主題歌「サーモクライン」を発表[インタビュー] ちゃんみな、集大成ともいえる3rdフル・アルバム その名も『ハレンチ』
[特集] ザ・ビートルズ『レット・イット・ビー』 ビートルズ最後のアルバムを貴重音源満載のスペシャル・エディションで味わいつくす[インタビュー] 荘村清志 30〜40年ぶりに弾き、その魅力に引き込まれたアルベニスの作品集に込められた思い
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015