リヴァプール出身の5人組ロック・バンド、ザ・ズートンズがL.A.レコーディングによるニュー・アルバムを発表!

ザ・ズートンズ   2008/08/15掲載
はてなブックマークに追加
リヴァプール出身の5人組ロック・バンド、ザ・ズートンズがL.A.レコーディングによるニュー・アルバムを発表!
 ソウル、ファンク、ブルース、サイケなど、さまざまなルーツ・ミュージックの要素を取り入れた独自のサウンドを展開するリヴァプール出身の5人組ロック・バンド、ザ・ズートンズ。前作『Tired Of Hanging around』に収録されている「Valerie」をエイミー・ワインハウスがカヴァーしたことでも話題を呼んだ彼らから、プライマル・スクリームブラック・クロウズを手掛けた名プロデューサー、ジョージ・ドラキュリアスをプロデューサーに迎えたL.A.レコーディングの3rdアルバム『You Can Do Anything』が届けられた。


 リヴァプール出身の5人組ロック・バンド、ザ・ズートンズが、前作『Tired Of Hanging Around』から約2年ぶりの3rdアルバム『You Can Do Anything』をリリースした。この2年の間には、ギターのボーヤンが脱退するというバンドの危機もあった。しかし、彼らは止まることなく、同じリヴァプール出身のギタリスト、ポールを新メンバーに迎え、ロスでのレコーディングを敢行し、新作を完成させたのだ。ではメンバーを代表し、ドラマーのショーンとサックスのアビ、そしてギターのポールに話を聞いていこう。



 「ボーヤンとは音楽性の違いから、別々の道を進むことになったんだ。しばらく4人で活動するか決め兼ねたけど、すごく腕の良いギタリストのポールが入ってくれたんだ。メンバーが新しくなったことで、バンドのサウンドはもちろん、他のメンバーの演奏も明らかに前とは変わったんだ。ボーヤンが抜けたことは残念だったけど、バンドとしては、すごく成長できたんだよ。それで、今までと違うことをやりたいと思い、プロデューサーに(プライマル・スクリーム、ブラック・クロウズなどを手掛けた)ジョージ・ドラキュリアスを迎えて、彼の提案でロスのサンセット・サウンド・スタジオ(ドアーズレッド・ツェッペリンなどが使った歴史あるスタジオ)でレコーディングしたんだ」 (ショーン)


 アルバムは、AC/DCローリング・ストーンズを彷彿させるパワフルなロックンロール「Harder and Harder」、ポールのスライド・ギターが冴えまくる、楽しさ全開の70'sロック・フレイヴァーな「Always Right Behind You」、フランク・ザッパやPファンク感もたっぷりの「Family Of Leeches」など、バンドの新たな一面を垣間見せつつ、ズートンズならではのポップさ、親しみやすいメロディ・センスにさらに磨きをかけたナンバーがずらりと並んでいる。
 「今回、僕らは自然にプレイすることに心がけたんだ。以前は、このフレーズは何かっぽいなと思ったら、あえて避けるようにしてた。だけど“別にツェッペリンっぽく聴こえようと、何に聴こえても構うもんか”って、とにかく自然に沸いてくるものを大事にしたんだ」 (ショーン)
 「僕は、ズートンズで初めてのレコーディングだったけど、とにかく楽しんで演奏できたよ。良い機材も使わせてもらったしね(笑)」 (ポール)
 「レコーディングは、プロデューサーのジョージが良い雰囲気を作ってくれて、緊張感もありつつリラックスもしてる、とても良い環境で進められたわ。彼は1つ1つの音作りに時間かけて、エッジの効いた生っぽいサウンドに仕上げてくれたの。あと、自分たちでアルバムの音を聴くと、ロスで過ごした時間を感じる。もしかしたら音の方にもロスの街から影響された部分が入ってるのかもね」 (アビ)


 これまでも彼らは、ソウル、ファンク、ブルース、サイケといったルーツを昇華した音を聴かせてきたが、新作では、そこからさらにダイナミックで躍動感溢れるサウンドを作り上げたのだ。そんな、前進し続ける彼らの姿勢は、『You Can Do Anything』というタイトルからもバッチリ伝わってくる。
 「“夢は絶対叶うんだ”といった、アメリカ的なポジティヴさとは違うんだ。ほら、他人は自分に対して、そこまで気を使ったり思いやりを持ってないだろ。だったら“自分たちのやりたいことをやっちまいな”って感じでこのタイトルにしたんだ。うん、たしかに今の僕らの思いを反映したタイトルではあるね(笑)」 (ショーン)
取材・文/土屋恵介(2008年7月)
最新 CDJ PUSH
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[特集] ストーンズたらしめる音楽を磨き上げた傑作の40周年記念エディションを聴く[インタビュー] ももすももす、ドラマ『どうせもう逃げられない』主題歌「サーモクライン」を発表
[インタビュー] ちゃんみな、集大成ともいえる3rdフル・アルバム その名も『ハレンチ』[特集] ザ・ビートルズ『レット・イット・ビー』 ビートルズ最後のアルバムを貴重音源満載のスペシャル・エディションで味わいつくす
[インタビュー] 荘村清志 30〜40年ぶりに弾き、その魅力に引き込まれたアルベニスの作品集に込められた思い[インタビュー] スウィート&グルーヴィなSSW、待望の新作 kiki vivi lily
[インタビュー] ローリング・ストーンズ、ジャム、レディオヘッド…UKロックの名曲に挑んだ7年ぶりの新作、1966カルテット[インタビュー] みやけん  人気ピアノYouTuberがいよいよCDデビュー!
[インタビュー] NHK「世界ふれあい街歩きコンサート」人気テレビ番組が生演奏とその音楽と公演の見どころを作曲家・村井秀清が語る大画面で楽しむコンサートに[特集] あれもこれも、やつらの仕事。天才クリエイター集団の実態に迫る、DRAWING AND MANUAL
[特集] 映像配信サービス「dTV」に新ジャンル「ライブ」が誕生、ひと味違うライブ体験ができるその魅力[特集] ジョージ・ハリスン『オール・シングス・マスト・パス』 一新されたアルバムと驚きの貴重音源を収める50周年記念盤の聴きどころ
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015