
PARTY PEOPLE 3』からのナンバーも、これまでのパーティチューンに織り交ぜながら歌っていく。
さあ、バラエティに富んだパーティは、本編で収まるはずもなくアンコールに突入。MCでは、今回の引退のきっかけが“親バレ”だったこと、二代目DJ OZMAのリーダーはPANCHOに任せることなどが語られる。そして「BYE-BYE」が終わったところで、矢島美容室のマーガレットとストロベリーが自転車で登場! 「ナンシーがどこか行っちゃった」ので、OZMAがキラキラ・スーツで「ニホンノミカターネバダカラキマシター」をこの日限りのトリオで歌う。続く「TOKYO BOOGiE JACK」で、公演の終了のアナウンスが流れるが、そこからはMC KOREA仕切りのアフター・パーティがスタートだ。しかも「ここにいる人だけにプレゼント」として、キャッチーでメロディアスな「NEW AGE」というアルバム未収録の新曲を披露。ラストは2度目の「アゲ♂アゲ♂〜」で華々しくフィニッシュ! と思ったら最後のカーテン・コールが始まった。電気グルーヴの前身バンド、人生のカバー「ALL NIGHT LONG」でバカ盛り上がりし、遂に遂に正真正銘のさよならタイムである。ステージ上の階段を登り、途中で山口百恵の引退コンサートの名場面のごとく3人はマイク置く。だが、PANCHOは二代目リーダーなので、OZMAが1本拾ってPANCHOにマイクを渡す。KINGとPANCHOは階段をさらに登ってステージを去る。そして残ったOZMAは、後ろを向くとおもむろにパンツを降ろしおケツ丸出し……っていうか全裸に(ガチです)! そのまま階段を登り、こちらをチラッと向いて最後のお別れだ。その姿からは、みんなへのお別れのエンタテイメントだけでなく、かつての紅白全裸ボディ・スーツ騒動にリアルな全裸でケリをつける……なんて印象すら受けてしまった。フィクションとノンフィクションが入り交じるDJ OZMAワールドの最後の最後がガチンコ勝負とは素晴らしすぎる。彼こそは、男の中の男だ! 約3時間半に渡っての最後のパーティは、初代DJ OZMAの集大成にふさわしい見どころ満載の、ほんとにいいライヴだった。 
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