名古屋拠点の2人組ポップス・デュオ“sucola”(スコラ)が、新曲「トロイメライ」を11月5日(水)に配信リリース。本作は、HIP LAND MUSICによるデジタルディストリビューション&プロモーションサービス「FRIENDSHIP.」がデジタル・リリースをサポートしています。
本作は、11月26日(水)発売の新作EP『MUNI』(ムニ)からの先行シングル。タイトルの「トロイメライ(Träumerei)」は、ドイツ語で“夢想”を意味する言葉。どこか懐かしくも幻想的な音像と、祈りにも似た優しさをたたえた1曲に仕上がっています。
本作のサウンドテーマは「タイ・ポップス」と、日本的な情緒を感じさせるメロディラインが特徴的です。トラックメイクを担当したyopecoがタイのポップスから影響を受けて制作したもので、sucolaらしい透明感と温かみのあるポップスとして昇華されています。
ヴォーカルのKiBiは、日本的な旋律を意識し“ヨナ抜き音階”に挑戦。歌詞には、「千代に八千代に 君のまにまに」といった古風で詩的な表現を散りばめ、風の便りのような包容力や祈りを感じさせる言葉で、人の心の奥に静かに寄り添うような世界を描き出しています。中でも「サラダ街道」というフレーズは、KiBiの幼少期の記憶に基づくもので、地元の野菜畑が広がる道を思い出しながら綴られたとのこと。
サウンドの華やかさの裏に、どこか懐かしさや郷愁を滲ませた本作は、タイ・ポップスのオリエンタルな多幸感と、日本の原風景を思わせる温もりが交錯する“日本のエキゾチック”を体現した1曲となっています。日常の中でふと立ち止まった瞬間や、旅の終わりに感じる余韻のような時間に、心をやわらかく包み込むように響く楽曲です。11月26日リリースのEP『MUNI』の世界観を先駆けて感じられる作品としても注目です。
また、EPリリース後、YouTubeにて「トロイメライ」のミュージック・ビデオを公開予定。幻想的な光と自然の風景を組み合わせた、“夢と現のあわい”を描く映像作品となっています。
さらに、12月19日(金)に名古屋にてEPのリリース・パーティーの開催も決定。ゲストには、今年放送の『EIGHT-JAM』「プロが選ぶ年間マイベスト10」企画に取り上げられ話題を呼んだ
luvisを迎え、熱いイベントになること必至です。