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BRADIO、アコースティックなグルーヴに酔いしれた極上のダンス・パーティーが大団円で終幕

BRADIO   2023/02/24 13:41掲載
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BRADIO、アコースティックなグルーヴに酔いしれた極上のダンス・パーティーが大団円で終幕
 BRADIOが、2月23日に〈BRADIO ACOUSTIC NIGHT〉を東京・渋谷Gee-ge.にて開催し、カヴァー楽曲を含むアコースティックアレンジを施した全13曲で観客を魅了しました。

[ライヴ・レポート]
 集まったFPP(ファンキーパーティーピープル / ファン総称)で埋め尽くされた会場の後方からBRADIOがゲストドラマーの結城泰範とともに登場すると大きな拍手が巻き起こる。

 「BRADIO ACOUSTIC NIGHTにようこそ!」と真行寺貴秋(Vo)が話すと、早速「Sugar Spot」でライブの幕が上がる。

 アコースティックならではの酒井亮輔(Ba)と結城が織りなすリズム隊の心地よいリズムが会場を包み込み、その中を真行寺のファルセットヴォイスがこだまする。

 楽曲が終わると真行寺は、「今年は、とにかくライブをめちゃくちゃやりたいと思ってます。野外とか場所とかも関係なく、なんでもやりたいと思っていて、その中で今回はアコースティックヴァージョンなのでいつもとは違う感じを届けていきたい」とMCすると、大山聡一(Gt)も続けて「ゆっくりと楽しんでください。次は楽しい曲を」と話し、「幸せのシャナナ」をパフォーマンス。

 アコースティックギターを手にした大山のサウンドも加わり、ファンキーな楽曲がアダルトな雰囲気を纏い、妖艶な魅力で会場の熱気を高めていく。

 続いて、真行寺の口笛で軽快にスタートした「人生のSHOWTIME」では、会場のFPPも思い思いに体を揺らし、アコースティックという特別な夜を楽しんでいた。

 ライブで久々の披露となる「蝙蝠」、「Jasmine」をしっとりとプレイし、ムーディなライブを展開していく。

 ライブ中盤に差し掛かった「Frisbee」では、酒井のファンキーなベースで体が自然とリズムを刻み、会場全体がダンスホールと化す。

 ここで一転、酒井がセレクトした、玉置浩二「メロディー」をカヴァーし、心に染み渡る、真行寺のしっとりとした歌声に観客は目を閉じて楽曲の世界観に没入していく。

 楽曲が終わると「今日はせっかくなんで、お客さんからのリクエスト曲をこの場でセッションしながらこの日だけのアレンジに仕上げて披露したいと思います」と大山が提案する。

 会場からは1st mini アルバム「DIAMOND POPS」に収録されている「語らぬ愛は美しい」のリクエストがあり、観客も“クラップニスト”として急遽セッションに参加することになり、BRADIOと会場が一体となり「語らぬ愛は美しい」をパフォーマンスし、圧巻のグルーヴを生み出した。

 2022年12月に開催したCOTTON CLUBでのワンマンライブにて同様に即興セッションした「真っ赤なカーチェイス」の完成ヴァージョンをプレイ。

 ライブの終盤で大山が「こんなにバラードをたくさんできる日は多くないので今日はとことんバラードを楽しんでもらいたい」と話したように「帰り道のBlues」「愛を、今」を落ち着いた雰囲気の中連続でパフォーマンスし、ラストは、「All I Need Is You」で、BRADIOは観客に感謝を伝え、会場のFPPはBRADIOからの愛にクラップで応え、大盛り上がりのうちに本編が終了した。

 BRADIOがステージから降りた後も大きな拍手が鳴り止まず、アンコールに突入すると、人気バラード曲「Chocolate Flavor」でムーディな夜を締めくくった。

 曲間には、肩肘を張らず、リラックスしたトークを展開し、パフォーマンスでは、クールでファンキーなプレイで観客を魅了したBRADIOは5月3日にメジャー3rdアルバム「DANCEHALL MAGIC」をリリースする。

 新曲リリース、ライブと精力的に活動するBRADIOの2023年にぜひ注目してもらいたい。


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Photo by umihayato

「BRADIO ACOUSTIC NIGHT」
2023年2月23日(木・祝)
東京 渋谷Gee-ge.

[セットリスト]
01. Sugar Spot
02. 幸せのシャナナ
03. 人生はSHOWTIME
04. 蝙蝠
05. Jasmine
06. Frisbee
07. メロディー
08. 語らぬ愛は美しい
09. 真っ赤なカーチェイス
10. 帰り道のBlues
11. 愛を、今
12. All I Need Is You

EN: Chocolate Flavor
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