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オーストラリアのジャズ・ヴォーカリスト、ジャネット・サイデルが逝去

ジャネット・サイデル   2017/08/30 13:02掲載
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オーストラリアのジャズ・ヴォーカリスト、ジャネット・サイデルが逝去
 オーストラリア出身のジャズ・ヴォーカリスト / ピアニストのジャネット・サイデル(Janet Seidel)が、8月7日にシドニーの病院で卵巣がんのため逝去しました。62歳でした。

 ジャネット・サイデルは1980年ごろからベース奏者の兄デイヴィッドとシドニーを拠点に活動を始め、92年に1stアルバム『リトル・ジャズ・バード』をリリース。本国ではこれまでに17枚のアルバムを発表しています。

 イギリス、アメリカ、ヨーロッパ、中東、東南アジアなど世界各地でツアーを行ない、日本には2001年に〈神戸国際ジャズ・フェスティバル〉で初来日。アルバムも『ベッドで煙草はよくないわ〜ペギー・リーへ捧ぐ』(2002年)から『ある恋の物語〜想いは遠く』(2013年)まで14作品が発売されています。特に、2005年にリリースされた『マナクーラの月』は『スイングジャーナル』誌のヴォーカル・チャートで3ヶ月連続1位に輝き、ロング・セラーとなりました。2009年9月には、初のベスト・アルバム『スウィート・デイズ』を発売。アルバムは大のジャネット・ファンを公言する水森亜土の書き下ろし作品がカヴァーを飾り話題となりました。昨年末からジョージ・ガーシュウィンのトリビュート・コンサートを展開し、4年ぶりのニュー・アルバムの制作も予定されていました。
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