ベルギーでもっとも有名なジャズ・ミュージシャンであるトゥーツ・シールマンスに続く存在として注目されているピアニスト、ジェフ・ニーヴ（Jef Neve）が、新作『One』を携えて来日公演を行なうことが決定しました。公演スケジュールは6月14日（日）茨城県水戸市の自由が丘スタヂオを皮切りに、16日（火）東京・丸の内 COTTON CLUB、18日（木）神奈川・横浜 Motion Blue Yokohama、19日（金）静岡・GARDEN CAFE LIFE TIME、20日（土）兵庫・伊丹市立演劇ホール AI HALLの5公演。

　2003年のデビュー作以来、発売するアルバムは国内のジャズ・チャートでつねに1位を獲得。レマンス音楽院でジャズと室内楽を学び、クラシック分野でもフランドル放送管弦楽団のためのピアノ・コンチェルトを書き下ろすなど幅広く才能を発揮しています。またホセ・ジェイムズとのデュオ作品『フォー・オール・ウィ・ノウ』は、後にホセがブルーノート・レーベルからデビューしたことで再注目されました。今年の豪州ツアーでは、現地のビックバンドにマリア・シュナイダー（指揮）とともにピアニストとしてフィーチャーされ、絶賛を浴びています。

　ジェフ自身が「これまでの録音のなかで、もっともチャレンジングだった」と語る新作『One』を携えての本公演。ピアノ一台で美しくドラマティックな世界を表現します。