1960年代にドイツのケルンで結成され、その後の音楽シーンに多大な影響を与え続けているバンド、
CANの歴史的ライヴ音源をリリースする『CAN:ライヴ・シリーズ』がスタート。第1弾の『
ライヴ・イン・シュトゥットガルト 1975』が5月28日(金)に発売されます。リリース元の名門レーベルMUTEの創始者ダニエル・ミラーがアルバムを語る日本語字幕付きの動画が公開中。CDでは2枚組になるこのアルバムから、冒頭の「Stuttgart 75 Eins」の編集版がYouTubeで公開されています。また、2020年に再発されたCANの全カタログ16作品のサブスク / デジタルが解禁されました。
1972年以降、ヨーロッパを精力的にツアーした際の音源から厳選してリリースするこのシリーズは、
イルミン・シュミットとルネ・ティナーによる監修。ミラーは動画のなかで「CANのライヴは、アルバムからの曲は演奏しなかったのです。そうなんです! 特にあの頃は、今でもそうですが、みんながアルバムの曲を演奏していました。しかし、CANはしませんでした。あるトラックを使ってそこから全く違う即興演奏にジャンプしたりして、それにとても興奮したものです」と語っています。