1993年に発表されたデビュー・アルバム
『ワウ(WOW)』(写真)が大ベストセラーとなり、98年発表の
『フラジャイル』まで多くの作品を発表したジャズ・ピアニストの
大西順子が、11年ぶりとなるニュー・アルバム
『楽興の時』(TOCJ-68085 税込2,800円)を7月22日に発表することが決定いたしました!
この『楽興の時』は、ベースに
井上陽介、ドラムスに
ジーン・ジャクソンを配したピアノ・トリオを中心に、カヴァー曲をはじめ、自ら書き下ろしたオリジナル楽曲3曲も収録したアルバム。鬼才
エリック・ドルフィーが64年に発表した、ジャズ史に残る傑作『アウト・トゥ・ランチ』から「ハット・アンド・ベアード」「サムシング・スイート、サムシング・テンダー」の2曲をピックアップし、さらにドルフィーの作品「G.W.」やドルフィーに
チャールス・ミンガスが贈った「ソー・ロング・エリック」を今作で披露。大西自身が1990年後の在米時代に伴奏を務めていた大物歌手
ベティ・カーターの重要なレパートリーから「ブルースを歌おう」「イル・ウィンド」「煙が目にしみる」の3曲を、ソロ・ピアノにて演奏しています。
また、9月に東京国際フォーラムで開催される「東京JAZZ 2009」に出演することも決定! 福岡、東京、大阪などで単独公演を行なうことも発表されています。
多くの熱狂的ファンが10年以上待ち続けた、大西順子の本格稼動。今後の活動から目が離せません!