フランスで注目を集める新世代バイオリニスト“
レイナ・キタダ”(REINA KITADA)が、9月27日(水)にアルバム『
Dans L'Air』(ダン・レール)を発売。満を持して日本メジャー・デビューします。
本作には、
板橋文夫や
太田惠資とのセッションを収録しており、著名人から寄せられたアルバム・コメントも掲載されています。
レイナ・キタダは18歳で単身渡仏し、音楽学校Centre des Musiques Didire Lockwood(ソントル・デ・ミュージック・ディディエ・ロックウッド)に日本人として初めて入学。在学中から日本とフランスで演奏活動を開始し、2014年から、Reina Kitada(及びReina Kitadaカルテット)の活動と並行して、アコーディオニストの
田ノ岡三郎とのミュゼットシャンソン・デュオ“Authentic Midget rchestra”として名門ジャズ・クラブ“レディー・ジェーン”などに定期的に出演するなど本格始動。2021年11月5日、仏・パリGrand Rexで行われた、フランスを代表する作曲家
フランシス・レイの追悼コンサートに日本人として唯一出演し注目を浴びました。
そんなレイナ・キタダのジャズ・バイオリニストとして、初のメジャー・デビュー・アルバムとなる『Dans L'Air』は、フランス語で“空気の中”という意味。これまで数々の作品を表現してきたレイナ・キタダから生まれ、構築されてきた空気、そして今を感じる新たな空気、本作はいわばレイナ・キタダの軌跡と未来を感じさせる日本メジャー・デビュー・アルバムです。アルバムとしては珍しく、収録された1曲1曲が完結、成立されており、そこにも新世代バイオリニストとしてのこだわりを感じさせます。
フランシス・レイや
金子隆博(
米米CLUB・
BIG HORNS BEE)、板橋文夫などのカヴァーと、オリジナル曲を含む11曲は、ジャズという枠組みだけでなく、クラシック、ポップス、ワールド・ミュージックなど、様々なジャンルを超えて紡ぎ出されるオリジナリティ溢れる音楽に仕上がっています。
[コメント]アルバム「Dans L'AIr」はフランス語で“空気の中”という意味。レイナ・キタダを構築してきた空気、今を取り巻く空気、いわば私の年表のようなアルバムになっています。
3歳からバイオリンを始め、クラシックを学び、18歳で単身パリへ移住。そこからジャズやミュゼット、シャンソン、ロック、ポップス、アラブ音楽や様々な映画音楽などの演奏に関わることができ、2021年のフランシス・レイの追悼コンサートへの出演でフランスでのキャリアを成立させるまでの、私の音楽の道のりが全て詰まっています。
また、フランスを代表する作曲家フランシス・レイ。彼への追悼の意も込めて、これまで彼のカバーも多数演奏してきましたが、世界にひとつしかない私らしいカバーを作りたくて、実にクセの強いミュージシャンたちとコラボし、自分にしか出せない色に仕上げました。きっと天国でフランシス・レイも驚いているかもしれません。
バラエティーに富んだこの作品は、レイナ・キタダを軸にして、さまざまな色彩の空気が入り乱れ、自分の人生そのものを表現したアルバムとなっています。――レイナ・キタダ
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レイナ・キタダ『Dans L'AIr』特設サイト110107.com/reinakitada■
ライヴ / コンサート〈追悼!フランシス・レイ Francis Lai Story〉2023年10月16日(月)18:00 東京国際フォーラム ホールC
2023年10月17日(火)18:30 宮城 仙台 東京エレクトロンホール宮城
2023年10月20日(金)18:30 愛知 名古屋 日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール
2023年10月21日(土)17:00 大阪 サンケイホール ブリーゼ
2023年10月22日(日)15:00 大阪 サンケイホール ブリーゼ
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