人気上昇中の韓国6ガールズApink、日本3rdシングル「LUV -Japanese Ver.-」をリリース

Apink   2015/05/08掲載
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昨年10月にシングル「NoNoNo -Japanese Ver. -」で待望の日本デビューを果たした韓国の6人組グループApink。品のある清楚な魅力は、日本でもしっかりと伝わり多くのファンをつかんだ。2月に発表した2ndシングル「Mr.Chu(On Stage)-Japanese Ver.-」はオリコンチャートで2位を獲得し、国内4都市で行われたリリースイベントも大盛況。5月20日には日本での3rdシングル「LUV -Japanese Ver.-」のリリースも決定し、Apinkの人気はますます上昇中だ。新曲の活動を控えた彼女たちに、「Mr.Chu(On Stage)?Japanese Ver.-」の話題を中心に話を聞いた。
――2月にファンミーティング〈Apink special event 〜Page1〜「Mr.Chu」〉を行いましたが、振り返って話を聞かせてください。最終日の豊洲PIT(東京・豊洲)では最後にメンバーの何人か泣いてましたね。
ウンジ 「ハイ。ボミとチョロンちゃんが泣きました」
――ナウンさんもちょっと泣いてましたよね。
ナウン 「ちょっとだけ。なんとか我慢しました(笑)」
――では豊洲でのイベントの感想を聞かせてもらえますか。
ボミ 「リリースイベントでいろんなところを回ったんです。ずっと来てくださってるファンの方がいたり、とても大勢のファンの方がいらっしゃって、みなさんが友だちのように思えて情を感じたんです。“ああ、韓国に帰ったらしばらく皆さんに会えなくなってしまうな”っていう気持ちになってしまったんですよ。〈4月19日〉(韓国で発表された、チョロンが作詞したファンへの感謝の気持ちが込められた曲)を歌ったときに、胸がいっぱいになったんです。私も泣くのを我慢しました。最後も、ファンのみなさんの大きな声援を聞いて、胸がいっぱいになってしまいました」
チョロン 「まず、ファンミーティングでファンの皆さんが客席をいっぱいにしてくださって、その満席の状態が信じられないような気持ちですごく幸せでした。各地のイベントでも客席が埋め尽くされていたので、本当に幸せな気持ちでした。言葉は通じないのに、ファンのみなさんが情熱的に応援してくださってる姿を見て、すごく感動してしまったんです。特に韓国語で応援してくださってる声も大きくて、それはみなさんががんばって韓国語を覚えてきてくれたってことじゃないですか。そういうことを考えたら、我慢していた感情が一気に出てしまって、涙が溢れてしまったんです。我慢してたんですけど、ボミさんを見たら泣いてたんですよ(笑)。私はメンバーが泣いてる姿を見ると我慢できなくなっちゃうので、涙が溢れ出してしまいました」
――福岡、名古屋、大阪、東京といろんな都市を回ってどうでした?
チョロン 「昨年10月に行った日本デビュー・イベントのときにも感じたことなんですが、いろんな土地を回れるのは、すごくいいことだなって。各地のファンのみなさんにお会いできる、ご挨拶できるっていうのがうれしいです。なにより、すごく楽しくて、あっという間に時間が過ぎたような気持ちでしたね」
ボミ 「各都市の有名な食べ物を全部食べることができたので、旅行してるような気分にもなりました(笑)。福岡では博多ラーメンを食べました!」
ウンジ 「一番、一番おいしかったです!」
ナムジュ 「本当に美味しかったです!」
ハヨン 「正直、味にびっくりしました。本当に美味しかった」
ウンジ 「私は、しょっぱいものが苦手なんですけど、すごくあっさりした味で美味しかったです。ほんとは替え玉したかったんですけど……次の公演があったので我慢しました(笑)。次は最初から大盛りにします(笑)」
「Mr.Chu(On Stage)-Japanese Ver.-」
初回限定盤B
――(笑)。では、日本での2ndシングル「Mr.Chu(On Stage) -Japanese Ver.-」の話を聞かせてください。
チョロン 「〈Mr.Chu〉は、恋をしている女の子の感情をストレートに表現した曲です」
ハヨン 「歌いながら私たちも盛り上がれる曲ですね。子供の頃に、みなさん誰でも一度は夢見るような、かわいいシチュエーションを歌っている歌なんです」
ナムジュ 「韓国語の歌詞もすごくいいんですけど、日本語の歌詞を頂いたときに、すごく口に馴染む歌いやすい歌詞だと思いました」
ウンジ 「日本語の発音がすごく面白かったです。“ふわふわ回る”“チョコレートよりスイートな”とか、発音的に歌ってみてすごく楽しかったです。レコーディングも楽しくてとても早く終わりました」
ボミ 「〈Mr.Chu〉は、初めてのキスというか、かわいらしくチューする感じの曲じゃないですか。初めてのキスのときの、ドキドキする、ワクワクする気持ちを表現してるので、キスまではいかないけど、小さい頃にチューをしていたときのこととかを思い出すんじゃないかなって」
ナウン 「日本語の歌詞と韓国語の歌詞は似ているところもあるんですけど、日本語の歌詞ではさらに叙情的なところもたくさんあって、日本のファンのみなさんに気に入ってもらえるんじゃないかなって。かわいい歌詞もたくさんあるので、歌っていて楽しいです」
――では、歌詞の内容にかけた質問です。自分が男性だったら、どのメンバーにキスしたい、告白したいですか?
ウンジ 「う〜ん、私はいないです(笑)」
ボミ 「(笑)。私はチョロンさんです。男性だったらチョロンさんを彼女にしたいと思うんじゃないかと思います。料理もすごく上手で優しいんですよ。掃除も上手だし、お話も上手なので。自分が男性だったら彼女にしたいと思います!」
ナムジュ 「私もチョロンさんです」
ハヨン 「みんなそれぞれいいところがあるんですけど、ひとり選ぶなら私もチョロンさんです」
チョロン 「うれしいですけど、本気で言ってるの(笑)?」
ボミ 「本気です(笑)!」
ナムジュ 「ほんとにチョロンさんは、男の人からの人気がたくさんあります」
ウンジ 「他のメンバーは全員、男の人から人気あります。私は全然人気ないです(笑)」
全員 「(笑)」
ウンジ 「チョロンさんは、性格もサバサバしてて男らしいところもあるんですけど、生まれつきの女性らしさがあるんですよ」
――ナウンさんは?
ナウン 「ボミさん!」
全員 「オ〜ッ!」
ナウン 「ボミさんは私と反対の性格をしていて、私が持ってないものを持ってるので惹かれるんです」
ボミ 「ナウンさんは落ち着いてるけど、私はうるさいです(笑)」
全員 「(笑)」
ナウン 「こういうところです(笑)。周りの人を楽しくさせてくれるし、すごく愛嬌たっぷりなところがいいです」
ボミ 「うれしいうれしい(笑)」
――ボミさん、顔が真っ赤になってますよ(笑)。では、メンバーから一番人気のチョロンさんはいかがですか?
チョロン 「私が男性だったら……(悩み中)」
ウンジ 「さあみんな、アピールタイムだよ(笑)」
チョロン 「(メンバーが見つめる中)え〜、じゃあ、ハヨンさん」
「LUV -Japanese Ver.-」
初回生産限定盤A
全員 「オ〜」
チョロン 「彼女は聞き上手なんです。人の話をよく聞いてくれるし、心が深いんです。ただ、ゲームが好きなところがタマに傷で(笑)。私はあまり外を出歩く人はイヤなんですけど、だからといってゲームだけするのもイヤなんですよね。そうはいっても、すごく優しくていい子なので好きです(笑)」
――ハヨンさんは、家の中でずっとゲームやってるんですか?
ハヨン 「はい。ストレス発散でずっとゲームやってます」
ウンジ 「そんなにストレスが溜まってるの(笑)?」
ハヨン 「そういうわけじゃないけど(笑)、でも楽しいです」
――そして、カップリングの「HUSH -Japanese Ver.-」についても聞かせてください。
チョロン 「〈HUSH〉も〈Mr.Chu〉も愛を告白する歌ということでは一緒なんですけど、〈HUSH〉のほうがもう少し積極的に愛を表現してるという感じですね。〈HUSH〉はテンポも速いですし、ちょっと昔のディスコ調でもあるので、とにかく聴いて楽しめる曲です」
――ビートが効いた、パワーがあるApinkみたいな雰囲気があります。
ウンジ 「そうですね。歌っていてもとてもノリやすいです」
――また、歌詞にかけた質問ですが、歌詞に“Burning Burning Heart”というフレーズがありますが、最近、燃えたこと、心にグッときた出来事などはありますか?
ハヨン 「私はゲームです(笑)」
「LUV -Japanese Ver.-」
初回生産限定盤B
ウンジ 「博多ラーメンと、ひつまぶしを食べたとき(笑)」
ボミ 「最近だと、韓国で1月にワンマン・コンサート〈PINK PARADISE〉をしたときが一番心が燃えました。私たちがワンマン・コンサートをするのは初めてだったんです。韓国でワンマンをやるのは決して簡単なことではないんですが、ほんとに大勢のファンの方が来てくださって、自分たちは愛されてるんだなって改めて感じたんです。すごく幸せな気持ちになりました。先ほど話した日本での最後のイベントのときも、同じような気持ちになりました。なので、両方ともすごく記憶に残ると思いますね」
ナムジュ 「正直、お仕事以外の時間ってほとんどないんですよ(笑)。韓国と日本で活動できるようになって、ファンのみなさんと会えるときが心が燃えます」
ナウン 「私は、ちょっと時間があると映画を観るんです。最近では『きっと、星のせいじゃない。』って映画を観て、ひとりで泣いてしまいました(笑)」
ウンジ 「あ、私、最近好きな映画を見つけたんです。『もしも昨日が選べたら』って映画で、人生の大切な部分を描いてくれている作品で、ボミさんと一緒に観たんですけど大泣きしてしまいました(笑)。まるで私たちのことを描いているような感覚があったんです。忙しい日々の中で、どうしても見過ごしてしまうものってあるじゃないですか? そういった部分を描いた内容で、もう4回観ました」
「LUV -Japanese Ver.-」
初回生産限定盤C
――いい話が多いので申し訳ないですが、僕が燃えたのは、YouTubeで観たボミさんのハイキックです。
全員 「(爆笑)」
――ボミさんは、テコンドー3段なんですよね。
ボミ 「そうなんです(笑)。最近、しばらくやってないのでパワーが弱くなってしまったんですが(笑)、見てくださってありがとうございます」
――チョロンさんは合気道をやっていたんですよね。
チョロン 「はい、長くやってました(笑)」
――武道から、Apinkの活動に役立つこともあると思うんですよ。気持ちも鍛えられるし。
チョロン 「そうですね。精神的な部分ではほんとに活かされてると思います。私はあれこれ考え込んでしまうタイプなんですよ。“リーダーとして、こんなことではいけないんじゃないか?”とか。でも、父が合気道の道場の館長をしていて、私は小さい頃から厳しく育てられてきて、師範の先生からも強くなるようにいろいろ教わって育ってきたので、精神面では鍛えられてると思います。たとえば、早く起きなければいけないときは絶対に早く起きるとか、時間は正確に守ったり。そういうことが身体に染み付いてる気がします。合気道って、運動だけの訓練じゃなくて、精神的な“気”の訓練もするので」
――ハードなお仕事も、“気”で乗り越えて来たというわけですね。さて、Apinkは、5月20日に日本での3rdシングル「LUV -Japanese Ver.-」のリリースも控えています。今後、日本でどんな活動をしていきたいですか。
ウンジ 「やっぱり、これからもいろんな場所を回って、ファンの人と直接お会いする時間を持ちたいと思っています。ファンのみなさんの性格が、ほんとにやさしいしかわいい感じがあるんです。お会いするのがとっても楽しいので、そういったいい時間をたくさん持ちたいです」
取材・文 / 土屋恵介(2015年2月)
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