日本ゴスペル・シンガーの第一人者として“BIG MAMA YUKA”と名高い亀渕友香が結成したコーラス・グループ“亀渕友香 & VOJA（The Voices of Japan）”が12月22日（日）、東京・上野の東京文化会館にてコンサート〈亀渕友香＆VOJA Christmas Gospel Night 2013〉を開催。

　ゴスペル・シンガー、ヴォイストレーナーとして活躍する亀渕友香は1968年、R＆Bグループ“リッキー＆960ポンド”のヴォーカリストとしてデビュー。パワー溢れるリズミカルなサウンドは、日本R＆B界の伝説として語り継がれています。1993年にゴスペルを中心としたコーラス・グループ、亀渕友香 & VOJAを結成。2008年には〈第1回 野口英世アフリカ賞〉授賞式および記念晩餐会にて天皇皇后両陛下や歴代総理大臣、アフリカ各国の大統領や国王といった国賓の前で演奏を披露しました。またヴォイス・トレーナーとしては久保田利伸、SPEED、Misia、倖田來未、和田アキ子、平井 堅といった数多くのミュージシャンや俳優・声優を指導しています。

　1999年より毎年開催されている〈亀渕友香＆VOJA Christmas Gospel Night〉はこの日、多くのファンで会場は超満員。オープニングでは、亀渕友香＆VOJAメンバー、リユニオン、ハレルヤコーラスほか総勢281名がステージに集結し「Hallelujah」を披露。ライヴのスタートから会場の盛り上がりは最高潮に。

　亀渕友香は「今年は20周年記念のコンサート。ますますゴスペルを愛する人が増え続け感謝と嬉しさでいっぱいです。クリスマスでしか歌わない曲もあります。最後まで楽しんでください」と挨拶。様々なクワイヤ編成で観客を魅了しました。

　亀渕友香＆VOJAは、数々のクリスマスソングに加え、映画等で起用された楽曲「Joyful Joyful（〜迎春Ver.〜）」や12月25日（水）にリリースされるニュー・ミニ・アルバム『Person to Person』の収録曲「Happy Together」を交えた計22曲を披露。聴く人の心を掴んで離さないパワー溢れる歌声に会場は一様に酔いしれていました。

　12月25日には、クリスマス・シーズンに満を持して新作『Person to Person』をリリースする亀渕友香＆VOJA。亀渕友香の原点ともいえる「ワッハッハ」のセルフ・カヴァーや、60年代から70年代に全国的に親しまれたCMソング「どこまでも行こう」から現在の亀渕友香＆VOJAを感じる書き下ろし新曲2曲までが収録されており、その多彩な活動の集大成とも言える1枚に仕上がっています。