2ndシングル「金魚のきんちゃん」をリリースしたお祭り系アイドルユニット、FES☆TIVEを徹底解剖

FES☆TIVE   2015/11/25掲載
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お祭り系アイドルユニットFES☆TIVE。2013年から活動をスタートさせた8人組の彼女たちは、とにかくハイ・テンションのライヴと、お祭りを題材にしたアッパーな楽曲、メンバーのアグレッシヴなパフォーマンスで注目を集め、今年は〈TOKYO IDOL FESTIVAL(TIF)〉にも出場するなど、しっかりと認知度を高めてきた。そして、メジャー2作目のシングルとなる「金魚のきんちゃん」は、楽曲はこれまで通りキャッチーでポップ、振付も分かりやすい、ライヴでは全員参加型の楽曲でありながら、歌詞にはやや切ない部分もあり、お祭りに感じる一抹の切なさも込められている……というのは考えすぎだろうか。ともあれ、これからメジャー・シーンを祭色に染めるかも知れないFES☆TIVEがどんなグループなのか、改めてメンバーに語って頂きました!
――FES☆TIVEの皆さんにはCDジャーナルに初登場頂くということで、まずは自己紹介と、併せてメンバーからの紹介をお願いしたいと思います。では最初に坂元さんから。
坂元由奈(以下、由奈) 「はい。赤担当、FES☆TIVEのハッピー・ウイルス“ゆなぴこ”こと坂元由奈です。最年長の21歳です」
――ではメンバーから見た坂元さんはどんな人でしょう。
青葉ひなり(以下、ひなり) 「うるさい!」
鈴木ことね(以下、ことね) 「赤ちゃん!」
――いきなりディスから入ってますが大丈夫ですか?(笑)
ことね 「最年長だけど、いちばん子供ってイメージですね」
汐咲玲亜(以下、玲亜) 「電車とかでもスゴい大声で笑ってて!」
由奈 「一応、気をつけてるんだけどね〜……」
椎名あかり(以下、あかり) 「FES☆TIVEの中で唯一の末っ子だからね」
由奈 「甘やかされて育ったんです(笑)」
ことね 「でも、ダンスはキレキレです」
――メリハリがしっかりしてるという感じですね。では椎名さん。
あかり 「ピンク担当の20歳、“あかりん”こと椎名あかりです。八重歯がチャーム・ポイントです」
ことね 「女子ですね。“FES☆TIVEの中で唯一の女子”みたいな感じで」
――他のみんなが男子ってことになっちゃうけど(笑)。
鈴木みつき(以下、みつき) 「“ザ・女の子”で、女の子らしさがつまってるんです」
あかり 「でも、小さい頃はお兄ちゃんとかお兄ちゃんの友達と一緒に遊んでたので、自分ではめっちゃ男の子っぽいと思うんですよね。性格もサバサバしてるなって思うんですけど、みんなが女の子っぽいっていうから、最近は自分でもそうなのかな?って思い始めてます」
由奈 「すごいおしゃれで、同じ服をあんまり見ないぐらい」
あかり 「服で部屋が一杯で、ママに捨てなさいってスゴい言われてます(笑)」
横井ほなみ(以下、ほなみ) 「ライヴ中もふと見ると“隣にアイドルがいる!”って思うよね(笑)」
玲亜 「寝顔までアイドルだよね」
――続いて大きい方の鈴木さん。
ことね 「FES☆TIVEの青担当、“こっとん”こと鈴木ことねです。以前は魔法少女っていうキャッチフレーズを使ってました」
――過去形だ(笑)。
ことね 「色んなアイドルが出るイベントになると、魔法少女がいっぱいいるんですよ! こんなに魔法使いばっかりだと、人間界が魔法界になっちゃうんで、私はその部分から身を退きました(笑)」
ほなみ 「こっとんはいつも全力だよね。みんなも全力だけど、前に出ていく精神が、メンバーの中でこっとんは一番強いかなって」
ことね 「初めてそんなこと言われた!」
桃原ひよ(以下、ひよ) 「自分に厳しいよね」
あかり 「レッスンも自分からやろうって言ったり、意識がスゴく高い」
ことね 「(満更でもない顔で)そんなことないですよ〜」
玲亜 「真面目っていうか、ちゃんと育てられてきた感じがあるよね」
みつき 「お嬢様って感じだよね。ちょっと不器用なところもお嬢様っぽい。衣装の着方とか、雑なんですよ」
あかり 「靴下も左右違ったり、裏表逆だったり」
由奈 「タグが付きっぱなしだったり」
ことね 「今日もタグついてたからバラさないで!」
――現在進行形の話だったんだ(笑)。
ことね 「でも、私は真面目じゃないですよ!」
――“真面目”って思われるのが嫌?
ことね 「いつもフザケてますよ、私は」
――真面目の殻を破りたい感じなんですね。
ことね 「ウフフ、そうですね」
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――ではリーダーの汐咲さん。
玲亜 「FES☆TIVEの黄色担当、“れいあん”こと汐咲玲亜です。高校一年生、16歳のグループ最年少でリーダーです」
ひなり 「れいあんはしっかりしてるんです」
――今の受け答えもキビキビしてましたね。
ことね 「FES☆TIVEのママだよね」
ほなみ 「いちばん大人っぽいかも。あと、歩くのが速い! 走るぐらい速い。移動の時とか、れいあんが先頭を歩くんですけど、速くてみんな置いて行かれそうになるんですよ」
玲亜 「多分、通ってた保育園がみんな動きが速くて、お散歩とかもスゴく速かったんですよ。それでめっちゃ速くなってるんだと思います(笑)」
みつき 「でもれいあん、行動が全部速いよね」
玲亜 「みんなが遅いだけだと思う(笑)」
ひよ 「頼りにしてます!」
玲亜 「ありがとうございます(笑)」
――リーダーとして考えてることはありますか?
玲亜 「去年まではみつきがリーダーだったんですけど、今年から私が引き継いで。それまでみつきがやってくれてたことが、自分にも出来るかなっていう不安は、最初はありました。でも、今はちょっとリーダーらしくなれたかなって思うし、みんな、ちょっとどこかしら抜けてる部分があると思うんで、そこをしっかり纏めていければなって」
――最年少に“抜けてる”って言われてますよ、みんな。
ことね 「何も言えないよね、的確(笑)」
玲亜 「リーダーだけど、全部仕切ったり、命令したりするのは良くないと思うんですよね。FES☆TIVEはみんなで進んでいきたいので、リーダーだけども、みんなと一緒に力を合わせていきたいなって」
ひなり 「その考え方がもうスゴいよね」
由奈 「最年少なのに大人だから背負い過ぎないでね」
――では横井さんお願いします。
ほなみ 「白担当、“ほーみー”こと横井ほなみです。静岡県出身で、FES☆TIVE唯一の関東以外の出身です」
あかり 「正統派アイドル!」
由奈 「目が大きい!」
玲亜 「可愛い!」
ほなみ 「……ホントに恥ずかしい! 可愛いって言われるのがめっちゃ恥ずかしいんですよね。それで変なキャラがついちゃって」
玲亜 「YouTubeで、ほなみが〈世界一かわいい選手権〉で優勝したっていう設定で、勝利者インタビューをした動画をアップしたんですけど、そこからそのキャラが確立していってて」
ほなみ 「だから“可愛いね”って言われると“え〜そんなことないですよ〜”って……」
――猫なで声で返すキャラが出来上がってると。玲亜さんの無茶振りインタビュアーぶりといい、ほなみさんもそれに結構ノリノリで返してる様子といい、かなり面白かったですよ。
ひなり 「何かを振られた時の対応が速いよね」
玲亜 「頭の回転が速いんですよね。基本的になんでも出来るよね」
ことね 「普通に話してる時も、頭が良いなって思うもん。何かを貸してって言う時も、貸してあげたくなる言い方をしてくれるんですよね。“いつも借りちゃってごめんね、本当に助かる!”とか」
ほなみ 「確かに“ホントにお世話になってて”とか言うかも(笑)」
ことね 「それで“もういくらでも借りて!”って思っちゃうんです」
――将来が末恐ろしくなるような、一歩間違えば危険な技ですね(笑)。では青葉さん。
ひなり 「オレンジ担当の、“ひなりん”こと青葉ひなりです」
ことね 「ひなりは……おバカ(笑)」
あかり 「抜けるよね(笑)」
ひよ 「“これが天然っていうんだな”っていう見本みたいな」
――……メチャクチャ言われてますけど(笑)。
ひなり 「でも、その天然のせいで、自分でも昔からめっちゃ苦労してきました。すぐモノとか忘れちゃうし、無くしちゃうし、時間の使い方も悪くて……。全ての選択肢を間違えてきたんですよね。ホントにヤバいです」
――……急激に暗い話になってしまったけれど、そのまま伺いましょう。
ひなり 「この性格は直そうと思っても直らなくて。高校入学の時も、その区切りでキャラをチェンジしようと思って、真面目な学級委員キャラとかになろうと思ってたんですよね。でも、入学初日から座る席を間違えてて、そこに座っちゃってたせいで座れない人が発生したんだけど、名前を呼ばれるまで間違ってることに気づかなくて。だから、いきなりキャラチェン失敗しました(笑)」
――涙無くしては聞けません!
玲亜 「でも、ダンスはスゴく上手いし、ライヴに対する思いや気持ちは人一倍強いんですよ。ちょっと抜けてるけど、やる時はしっかりやるタイプです」
ひなり 「だからプラマイ0だよね」
玲亜 「ん〜、ちょいマイナスぐらいかな(笑)」
ことね 「でも、私は可愛くて抱きつけなかったんですよ。ひなりに抱きつく振付があったんですけど、“ここで抱きついたらめっちゃ色んな人に怒られるかな……”って思っちゃって、上手く抱きつけなくて」
みつき 「ひなりは他のアイドルさんからも人気があるんですよ」
ほなみ 「女の子に好かれるタイプだよね」
ひなり 「男の子にはモテないんですけど、女の子にはモテるんですよ。アイドルになる前から、高校で私のファンみたいな子たちがいて、たまにお菓子とか作って持ってきてくれたり!」
――嬉しそうに話してくれて、笑顔が見られて良かったです(笑)。では、小さい方の鈴木さん。
みつき 「緑担当の“みっき”こと鈴木みつきです。チャーム・ポイントは金髪です」
――みつきさんはどんな人でしょうか?
ひよ 「ちっちゃい(註: 147センチ)」
――グループでいちばん大きい人がいいました(笑)。
ほなみ 「いつも絆創膏を持ってますね」
ひよ 「マッサージしてくれたり、美容のことも詳しかったり」
ほなみ 「万能型だよね。FES☆TIVEの保健委員って感じ」
あかり 「裁縫道具も持ってます」
みつき 「衣装がほつれてたら、ちゃちゃっと直したりしたいなって」
――そういうの好きなの?
みつき 「好きです。裁縫とか美容も好きだし、自分が腰を悪くした時に先生から教えてもらったマッサージを、メンバーにやってあげたり」
――世話焼きというか、家庭的な感じなんですね。
ことね 「あかりんと同じぐらい女子力が高いよね。お料理も上手で」
由奈 「ハロウィンの時もお菓子作ってきてくれて」
ひなり 「メンバーで唯一(笑)」
ほなみ 「奥さんにしたいタイプですね。ファンも結婚したいって思うんじゃないかなって」
ことね 「メンバーの髪の毛のセットもやってくれて」
ひなり 「私とみつきが髪の毛をセットする場合が多くて。私の“青葉美容室”でパリコレ系が中心で奇抜な髪型、みつきの“ミニマム美容室”はスタイリッシュな感じで、お好みに合わせて選んでもらってます(笑)」
――金髪にしたのはいつ頃?
みつき 「去年の9月です。身長が低いから、ステージでどうやったら目立てるかなってことを考えたら、“……金髪だ!”って。それで、いきなり黒から金髪に急に変えました」
―― 一夜にして変わったんだ! ファンは驚かなかった?
みつき 「やっぱり動揺されました。“何が起きたの?”って(笑)。でも似合ってるって言ってもらえたし、すぐにみんな受け入れてくれたんで、金髪にして良かったですね」
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――最後は桃原さん。
ひよ 「紫担当、“ひよちゃん”こと桃原ひよです。キャッチフレーズはミステリアス少女です」
――どんな部分がミステリアス?
あかり 「好きなモノが変わってるよね」
由奈 「深海魚とか宇宙人とかオカメインコとか」
――最後は普通だけども(笑)。『ムー』的なモノが好きなんだ。
ひよ 「UMAとか好きなんです」
――「ネッシー現る」「ビックフット現る」みたいな。
ひよ 「あ、それ言われたことあります、ビックフット」
――ごめん、それを意図して言った訳ではなかったんだけど、傷つけてたら申し訳ない。でも、グループで背がいちばん大きいよね。ライヴでもそれはスゴく目を惹くポイントでもあって。
ひよ 「いま174センチあります。それも長所になればいいなって」
ことね 「ご飯の食べ方も変わってて。ハンバーグだったら焼けてる部分、表面だけ食べるんですよね。中身は私が食べてます(笑)」
ひよ 「好きじゃないんですよ、焼けてないところが。だから焼いてあるところだけ食べます。アメリカにライヴで行った時も、ステーキの焼けてるところだけ削って食べて、中は食べてもらって。唐揚げは衣だけ食べます」
ことね 「でも、食べ物をスッゴい美味しそうに食べるよね」
あかり 「食べることがすっごい大好きなんだなって食べ方で」
ほなみ 「ひよちゃん、ほうじ茶がめっちゃ好きで、その影響で私もほうじ茶が好きになって。食べ物でも飲み物でもこだわりがあって、それにナチュラルに影響されますね」
あかり 「あと、スゴいつまんないこと言っても笑ってくれます。自分でもヤバいと思うぐらいつまんないこと言っても、キャハハって笑ってくれるんで」
ひよ 「基本、何でも面白いです。電車で前の人が寝てて、ちょっとビクッとなっただけでも笑いが止まらなくなって。笑いのツボが浅くて広いんです」
――以上、自己紹介とメンバー紹介ありがとうございました。なかなか変わり者が多いグループだと言うことがわかりました。さて、FES☆TIVEは“お祭り”をコンセプトに活動されてますね。
玲亜 「全部が“お祭り”なんで、衣装もそれに沿ってるし、曲も全部アップ・テンポの曲なんですよね。ライブもテンションが落ちる瞬間がなく、最初から最後まで盛り上がってて。それにファンの皆さんも付いてきてくれるんで、私たちもスゴく楽しいですね。お祭りがコンセプトで良かったなって。……でも最初に“お祭り”って聞いた時は“?”ってなりましたね」
由奈 「戸惑ったよね」
あかり 「“……お?”って思ったよね(笑)」
ほなみ 「“お祭り系アイドル”って言われて、最初に浮かんのはハッピ着て、おじさんが履くようなステテコはいて、お神輿を担いでるようなイメージで。それは目指してたアイドル像とはかなり違ってたし、アイドルアイドルしたアイドルに憧れてたんで、最初はどうしよう……って」
ひよ 「でも、やりだしたら楽しくなりましたね」
ほなみ 「ライヴを見て好きになってくれる人が多くて。FES☆TIVEを見に来る理由も、ライヴが楽しいって言う理由が一番多いんですよね」
――その意味では、かなり独特のスタンスですよね。
みつき 「アイドルなのにガニ股の振りがあったり。そういうのはFES☆TIVEだなって思います(笑)」
ほなみ 「だから、アイドルっぽい曲をやる時にも、めっちゃガニ股になっちゃって、先生に“ガニ股にならないで!”って注意されたりします(笑)」
玲亜 「お客さんも変わった曲が好きな方が多い気がします」
――変わった曲といえば、「ドンドコ祭りズム -燃え上がれタイコちゃん-」は、メロウなサウンドが流行ってる今の音楽シーンに、一石どころかコンクリート・ブロック投げつけるような、異常なハイ・テンションの曲ですよね。
ことね 「インパクトが強くて、一回聴いたら頭に残る曲ばっかりだと思います」
玲亜 「最近はパフォーマンスにも力を入れてて、ライヴでもテンションを下げるような間やタイミングを作らないようにしているんですよ」
――オーディエンスが素面に戻るタイミングを無くしていくと。洗脳と同じ方法論ですね(笑)。
ほなみ 「6曲とかノンストップでやることが多いんで、ファンの人たちもライヴが終わるとめっちゃ疲れてますね。最後にジャンプする曲を入れたりすると“マジか!”って言う声が客席から聞こえます(笑)」
――“殺す気か!”と(笑)。では、FES☆TIVEの活動で印象に残ってることは?
ことね 「今年、TIFに初出場させて頂けたのは嬉しかったですね。去年は出れなくてスゴく悔しい思いをしたんで、今年は“やっと出られた!”って、リハーサルの時から感動しましたね」
由奈 「やっぱりTIFに出ることで、アイドルって認められたって思えたし、一つの夢が叶いましたね。あと〈CHEERZ〉(註: アイドルによる写真投稿アプリ)で1位を獲得したご褒美で、タイとアメリカでもライヴをさせて頂いて」
――「マジカルパレード」はファンコットっぽいノリがある曲なので、タイや東南アジアでも受けそうですね。
玲亜 「タイに行く前から、日本でもタイの方がファンになって頂いてたんですよね。その方の友達の方とかも、タイの会場に来て、一緒に盛り上がってくれて。あと、タイ語で挨拶したら盛り上がってくれたのが嬉しかったですね」
ひよ 「それが4月で、8月はアメリカのサンフランシスコでライヴをしました」
ひなり 「〈J-POPサミット〉っていうイベントだったんですが、アメリカの方は本当にノリが良くて、リアクションが大きくてビックリしたし、嬉しかったですね」
ことね 「“お祭り”も“アイドル”も、日本独特の文化だと思うから、それを海外で伝えられるのは嬉しいですね。私自身、小学校2年生まで海外に住んでたので、日本に帰ってきて、初めてお祭りを見た時に、日本ってこんなスゴいところなんだってカルチャー・ショックを受けたんですね。その驚きを海外にも伝えられたらいいなって」
――そして、11月25日には「金魚のきんちゃん」がリリースされます。
玲亜 「メロディがスゴく記憶に残る曲ですよね。家で聴いてたら、お父さんが聴き終わった後に、サビをもう口ずさんでたんですよ(笑)。それぐらいキャッチーな曲だと思うし、日本中のみんなで楽しめる曲だと思いますね」
由奈 「最初に聴いた時には“なんだこれは!”って思ったんですけど、同時に絶対盛り上がる曲だなって思えたんですよね。ライヴで初披露した時も、最初からみんな盛り上がってくれて、スゴく手応えがありました。だから、大事にしたい曲だなって思います」
あかり 「サビのフリも覚えやすいので、一番で見たら、二番では一緒に踊ってもらえると思います。曲としても、バックに水の音が入ってたり、可愛い部分がある曲ですね」
みつき 「今回の衣装には、屋台にまつわるパーツがひとりひとり付いてるんですが、私は金魚すくいのパーツを付けてるんで、“私の曲が来た!”って(笑)」
ことね 「小さい子とかも好きになってもらえるタイプの曲だと思うんで、ショッピング・モールとか、いろんな場所で披露して、みんなで一緒に楽しみたいなって。でも、歌詞の“きんちゃん”の部分を大切な人に置き換えたりすると、大切な人がいなくなったら悲しいな、スゴく考えさせられる歌詞だなって、胸が締め付けられました」
――では、カップリングの「夢花火」と「WASSOINTHEWORLD」についても教えて下さい。
ほなみ 「〈夢花火〉は今までにないロックな感じの力強い曲なんで、その強い気持ちがリスナーさんに届くと嬉しいですね」
ひなり 「〈夢花火〉の振り付けは、今までのFES☆TIVEに無いダンスになってて。見応えのある“作品”っていう感じのダンスになってると思いますね。みんなに見て欲しいダンスですね」
ひよ 「一つ一つの動きが細かくて、覚えるのも大変でした。だけど、その細かいダンスをメンバーで揃えたら、本当に格好いいモノになったので、是非ライヴで見て欲しいですね」
玲亜 「〈WASSOINTHEWORLD〉はメッセージ性の強い曲になってるので、そこに込めた私たち8人の思いが伝わればいいなって思います」
ほなみ 「私たちの未来型を歌った曲なんですが、その“突き進んで行く”感じを全身で表現できればなって」
ひなり 「どんどん曲調の変わっていく、聴き飽きない曲なので、これはハマると思います。ホントに大好きな曲です」
――最後に、これからのFES☆TIVEの展望を教えて下さい。
あかり 「まずはFES☆TIVEっていうグループ名を、色んな人に知ってもらいたいですね。今は大都市でのライヴが中心だけど、いずれ全国ツアーで色んな街に行けるようになって、FES☆TIVEの全国に魅力を伝えられたらなって」
ことね 「私の中の目標は、“お祭り”っていう文化を伝えていけるアイドルになりたい。それを日本だけじゃなくて、海外にもしっかり届けられるようになるのが、最終目標ですね。海外に“日本”を伝えたいです」
玲亜 「アイドルアイドルしたアイドルじゃないからこそ、出来ることがあると思うので、そういった部分を見つけていきたい。グループだけじゃなくて、ひとりひとりの個性を活かした仕事だったり、アイドル以外の部分でも活躍出来るようになりたいですね。そして、その8人が組んだ時には、更にスゴいモノを見せられるようなグループになりたい。日本で一番、世界で一番のグループになるのが夢です」
ほなみ 「FES☆TIVEって、“普通の女の子がアイドルになった感がスゴい”って言われるんですよね。それなら、“普通の女の子かも知れないけど、こんなにステージでは輝けるんだよ”ってことを、パフォーマンスを通して、メッセージとして伝えていけるようなグループになりたいですね」
ひなり 「先日、モーニング娘。さんのコンサートを見せて頂いた時、武道館の3階席の一番後ろで拝見したんですけど、その場所でも、もの凄い迫力が伝わってきたんですよね。それに涙が出るぐらい感動して。私も、そういうアイドルになりたいなってスゴく思いました。聴いて下さる方や、ライヴに来て下さる方に、良い影響を与えられるような、アイドルになりたいですね」
みつき 「個性がスゴく強い8人なんで、その個性を保ちつつ、目標として国立競技場ぐらいの規模で出来るアイドルになりたいなって。個人的には、この背の低さを活かした仕事もしたいと思いますね。そこは特徴として活かしたいなって」
ひよ 「逆に私は背が高いんで、私もこの背の高さを活かしたことを出来たらいいなって。グループとしては“お祭りアイドル”なのに、まだあまりお祭りに呼ばれないんで、日本各地のいろんなお祭りに呼ばれるようになりたいですね。最終的には月でライヴ出来るようなグループになりたいです(笑)」
由奈 「世界的なアイドル・ユニットになりたいですね。全ての人に愛してもらえる、知らない人がいないっていうぐらいのグループになりたい。例えばマイケル・ジャクソンみたいに、世界中でみんなが待っててくれるような存在になれればなって。それから、FES☆TIVEを見て、私もアイドルになりたいとか、夢を叶えたいって思ってもらえるようなグループになりたい。誰かの夢のキッカケになれたら嬉しいですね」
取材・文 / 高木“JET”晋一郎(2015年11月)
FES☆TIVE「金魚のきんちゃん」
リリースイベント
ameblo.jp/festive-rize/

2015年11月28日(土)
東京 秋葉原 TwinBoxGARAGE
tb-garage.com/
19:30〜
※CD「金魚のきんちゃん」購入のみで入場



2015年11月29日(日)
東京 秋葉原 アキバ☆ソフマップ1号店7階催事場
www.sofmap.com/tenpo/topics/exec/_/id=shop/-/sid=akb-sofmap1
12:00〜
※CD「金魚のきんちゃん」購入のみで入場
※ライヴ無し / トークと特典会のみ




2015年11月29日(日)
東京 秋葉原 TwinBoxGARAGE
tb-garage.com/
1回目 14:00〜 / 2回目 16:30〜 / 3回目 19:30〜

※入場: ドリンク代(500円)のみ
※1回目のみ特典会はソフマップ1号店7階催事場にて12:00〜


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