吉川 友 x 南波一海 ロングインタビュー on stage 〜定期的にインタビューされてみっか!第3回〜(WEB ver.)

吉川友   2014/09/08掲載
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毎度お馴染みライター南波一海による吉川 友インタビュー。今回は、さる8月24日、AKIBAカルチャーズ劇場にて定期公演の第1部として行なわれたトーク・ライヴの模様をテキスト化してお届け。ここ最近頻繁に行なっているライヴ活動、ソロ・アイドル同士の交流、10月にリリースを控えた待望の新曲、そして突如開催が発表された謎のイベント〈KikkaStock Music and Art Festival 2014〉など、気になるトピックについて、きっかに語ってもらいました。
――最近、トーク運びがすごく上手になってて。以前みたいにさらけだす感じがだんだんなくなってるというか。
 「きっからしさが……ってことですか? みなさんどう思います? きっか、問題発言とか計り知れない行動をいっぱいしてきたんですけど、最近落ち着いてきたみたいなんですよ。上手くなった? みんなもそう思います? あー、うなずく人もいれば、そうじゃないって人もいますね」
――今日はどういう話をしたら、それを崩せるのかなと思って。
 「崩してください!」
――じゃあ、いきなり聞いていいですか?
 「ヤです」
――あはは。変なことは聞きませんから。近況とかに関しては、いろんな場所で話す機会が増えてるから、「これはどういうふうに思ってるんだろう?」っていうことを聞いていきたいなと。今年に入ってライヴの本数が増えてますよね。イベントも乱れ打ち状態というか、言ってしまえば、地下アイドルっぽいイベントとかにも出たりしてるじゃないですか。本数が増えていった結果、見えてきたものってあるんですか?
 「他のアイドルさんが出るイベントに出演させていただいたとき、それこそ〈アイドルプラネット〉ってイベントはこれまで5回ぐらい連続で出ていて、全部大トリで歌わせてもらってるんですよ。そういうときに、最後を締めるプレッシャーを感じたりだとか。あとは、他のアイドルさんが“写真撮ってください!”とか言ってきてくれるのはやっぱり嬉しいですね」
――イベントは楽しい?
 「楽しいですね。初見の方がたくさんいる中で、今年の目標である“ファンを狩る”っていう意味で傷跡を残していきたいと思うし。そういう場所に出て、ライヴのあとにツイッター見ると“わがままボディ最高だった”とか書いてくださる人がいたり」
――実際、ファンを狩れてる手ごたえはあるんですか?
 「ちょくちょくですね。“初見なんですけど、歌がよかったから(握手会に)来ました”とか。一気に10人、20人増えるわけじゃなくて、ほんとに5本指で数えられるぐらいなんですけど。でも、それだけでも嬉しくて。“吉川 友っていうソロ・アイドル、ヤバイ。歌、上手い。わがままボディ最高”ってインプットしてもらえるだけで幸せですね」
――ツイッターはあいかわらずチェックしてる。
 「やっぱ気になっちゃいますよね。(観客に)きっかがツイッター見てること知ってますか? あ、知らない? 見てますからねー。 “これを書いてくださったのは、あの方かな?”とか、なんとなく分かります」
――アイコンと顔が一致してる?
 「アイコンは他のアイドルさんの写真だったりするんですけど(笑)。たとえば道重さゆみさんのアイコンだったら、道重さんを応援してる方が、私のことを書いてくれてるんだなって。嬉しいなと思いますね、逆に」
――ふと思ったんですけど、吉川さんの写真をアイコンにしてる人ってそんなにたくさんは見ないですよね。
 「確かに見ない! 少なからずはいますよ。でもアイコンはきっかだとしても、ツイッターネームが他のアイドルさんときっかの名前を交えた名前だったりしますね」
――黄色い「吉川Tシャツ」着てる人が結構いらっしゃいますけど、吉川さんじゃないアイドルをアイコンにしてる方っていらっしゃるんですか?
 「アンケート取りましょ。(観客に)ツイッターのアイコン、吉川 友じゃないよという方。オープン!」
――結構いますね(笑)。
 「おそるおそる手を挙げるってこういうことを言うんですね。こちらの列の手を挙げてくださってる方。誰をアイコンにしてますか?」
お客さん 「昨日、矢島舞美さんとのツーショット写真に変えました」
 「矢島舞美さんとのツーショット!」
――そういう方が「吉川 友、最高!」ってつぶやいてるのはあり?
 「逆に嬉しいですよ。狩ったっていう印象があるので。そこからハマっていただいて、アイコンもツイッターネームも全部吉川 友にしてもらえるぐらい侵食したいなと思います」
――逆に吉川 友アイコンにしてる人が他のアイドルについてツイートしてるのはどうなんですか?
 「ふっ……。いや……いいと思いますよ。ちょっと狩られちゃった感がありますけど。アイドルさんがいっぱい出る大きなイベントって、狩られたぶん狩り返せっていう感じなんで」
――吉川さん目当てで来た人が寺嶋由芙ちゃんに流れるかもしれないし。
 「同じソロ・アイドルの寺嶋由芙さんに」
――そういう可能性もあるわけですからね。
 「誘惑の多い場所なんで」
――皆さんも今日のトークを踏まえた上で、吉川さんの名前入れて良いことつぶやいたりとか。あと、悪いことを言うときは検索に引っかからないようにつぶやいたほうがいいですね。
 「基本“吉川 友”で検索するんですけど、ひらがなの“きっか”で検索するときもあります」
――“きっか”で検索すると変なの出てきちゃうんじゃないですか?
 「そう。“今日、勉強できっかな”とか。でも“きっか”でつぶやいてる人もいますので」
――他に検索ワードはあるんですか?
 「その2つだけです。“吉川”で検索すると、吉川晃司さんのファンの方のツイートとかが出てきちゃうんで」
――どれぐらいの頻度で検索してるんですか?
 「ライヴが終わると必ず見ます。朝、昼、晩、寝る前、起きた後、必ず見ます。朝はそこから始まりますね」
――相当見てますね(笑)。それで一喜一憂して。
 「いっきいちゆう? それどういう意味ですか?」
――またまた、そういうこと言って。ツイッターを見てイラっとすることはあります?
 「ないんですけど、すごくありがたいなと思うのが、“吉川 友のイベント、もっとこうしたほうが面白い”とか“こういうことをやったほうがいいんじゃないか”とか、そういうツイートも結構見るんですよ。それを見て“みんなこういうことを期待してるんだ”って思うんです」
――後ほど話題が出ると思うんですけど、そういう意見が〈KikkaStock〉にも反映されるかもしれない?
 「そうですね」
――ともかく、そうやってライヴをたくさんやることはウェルカムな感じだと。
 「どんどんやっていきたいですし、やるたびに友達が増えるというか。友達にまでならなくても、“1回挨拶したことありますよね”って感じで、通りすがったときに“ヤッホー!”って言えるので」
――実際に友達になった人っています?
 「います。同じソロ・アイドルの子で、さっきも名前が出た寺嶋由芙ちゃんとか、あと、まいにゃ(小桃音まい)ですね」
――でも、プライベートで遊んだりとか、そこまでではないでしょ?
 「LINEは交換しました。“ソロ・グループ”っていうグループを作ったんです。ソロ・アイドルだけが入れる」
――吉川さん、絶対そういう女子グループみたいなの向いてないですよね。
 「何を言ってるんですか! 向いてます、向いてます」
――実際やりとりしてるんですか?
 「まったく」
――ほら。するわけがないですよ。
 「しますします」
――実際に今、携帯持ってきて話しかけてみたらどうですか?
 「ほんとに?」
(吉川、控え室まで携帯を取りに行く)
――謎の展開になってきました。いつも来ていただいてる女性ファンの方っていらっしゃいますか?
女性のお客さん 「はい」
――あ、こんにちは! どう思います? 吉川さん、LINE向いてると思います?
女性のお客さん 「絶対やんないと思います!」
 「(吉川、控え室から戻ってきて)ちょっと待ってくださいよ!」
――吉川さんの分身みたいな方ですからね。
 「なんておっしゃってました?」
――絶対にやらないと思うって。
 「やっぱ似るんですよね、推しに。(携帯をいじりながら)どこだっけなぁ。あ、あったあった。なんてつぶやきます?」
――正直に書いていいんじゃないですか。「イベント中なんですけど」って。
 「じゃあ、みんなで写真撮ったらいいんじゃないですか? ライヴなう。ちょっと撮ってもらっていいですか?」
――あ、俺が。じゃあ撮りますよ。せーの(客席をバックに写真を撮る)。吉川さん、レンズ汚すぎでしょ(笑)。写真がぼやけるなと思ってピント合わせたんですけど、合わない。
 「レンズがボロボロで。でも、日曜日だからみんなライヴしてるんじゃないかな」
――返事が来たら友達っていうことですね。
 「そうですね。“ライヴなう”って今、送りました。返事来るかなー」
――こういう機会でもないとLINEしないんですね。でも友達はいたほうがいいですよ。最近、Berryz工房のこととかあったじゃないですか。やっぱりみんな大人になって進路とか考えるんだなと思って。友達がいると、迷ったときに相談できますよね。
 「確かに! そうですよね」
――“いつまでアイドルやってるんだろう?”とか、これから考えるかもしれないですよね。実際そういうことで悩んだりする?
 「まったく。今は毎日笑っていられればそれでいいって感じですね」
――今、22歳ですよね。
 「そうです。危ない歳です、そろそろ」
――24歳とか25歳になってくると。
 「そうかぁ。ちょっとやめましょ。こういう暗い話。明るくいきましょうよ!」
――実はこういう話も聞いてみたいなと思ってたんです。毎回アホな話をして終わるのもいいけど、将来のこととかも少し聞けたらいいなって。
 「なるほど。きっかは茨城の高校を卒業して、このお仕事をしてなかったら、多分大学に行って働いてって生活をしてたと思うんですけど、もう茨城も出てきちゃったし、このお仕事しか残ってないので。すがりついていきたいなっていうのはあります」
――なんとしてでも。
 「なんとしてでも! 何があっても、このお仕事でやっていきたいなっていうのはありますね。歌はもちろんなんですけど、舞台の話が続々と入ってきているので、演技にも再挑戦したい。苦手というか、まだ恥ずかしいんですけど、やっていきたいなって思います」
――グラビアも。
 「グラビアも。海外とかもね。帰国子女アイドルってヤバくないですか? 海外行き過ぎて、まるで帰国子女みたいな。何ヶ国語も話せるアイドルってすごくないですか?」
――話せないでしょ、別に(笑)。
 「話せますよ!」
――何ヵ国語も?
 「何ヵ国語も」
――ちょっとお願いしてもいいですか?
 「ボンジーヤとか。セボンとか。あと、マシソヨとか。今言っただけで3ヵ国語。で、英語も入って日本語も入るから、5イリンガルですよ」
――5イリンガル(笑)。
 「カッコよくないですか?」
――でも、挨拶程度しかしてないですよ。
 「まあまあ。でも海外に行って思ったのが、ジェスチャーって言うんですか? 言葉が通じなくても、鈴木奈々ちゃんみたいにこうやってやるだけで伝わるんですよ。だから、きっかはジェスチャーだけで生きてけます」
――「5ヵ国語話せるのいいと思いません?」みたいな話じゃなくなっちゃってますね。
 「あ。でも、話せるようにちゃんと勉強します」
――絶対しないでしょ。
 「します、します。追い詰められたらする人なんで。ぜひ、吉川 友をみんな追い詰めてください」
――どう追い詰めたらいいかわかんない(笑)。たとえばポルトガル語を勉強してもらうために、僕らはどうやって吉川さんを追い詰めたらいいんですか。
 「ポルトガル語に関しては、私、結構すごいですよ。(突然大声で)ここにブラジルの方、います!? もしくはポルトガル語が話せるよって人。いないのかー。残念」
――ポルトガル語だけで会話ができちゃう?
 「できますね」
――ここに話せる人がいないのをいいことに(笑)。ブラジルにはどれぐらい行ってたんでしたっけ?
 「3泊7日ですね。いっぱい喋ってはいないんですけど、暇さえあれば会話して、教えてもらったこともいっぱいあるので。旅立つ前よりは全然覚えてますね」
――サンバの衣装も着てましたもんね。
 「着ましたねー。現地のサンバの衣装」
――〈TOKYO IDOL FESTIVAL〉で吉川さんとばったり会って「サンバっぽい衣装、どうですか?」って聞かれたから「バカ」って答えたんですよね(笑)。
 「そう! 忘れてた! “どうですか?”って聞いたら、“バカ”って!」
――ほんとバカにしか見えなかった(笑)。セクシーとかカワイイとか、そういう言葉を待ってたっぽかったんだけど、出なかったんですよ。
 「あははは! 必然的にバカって(笑)。いや確かに。みんなそういう目で見てましたよ」
――あの、おっPサンバってグループがいるんですけど。ブラジルのワールドカップに合わせて結成されたグループで。サンバの衣装を着たアホな3人組がいるんですよ(笑)。完全にメンバーの一人かと思いましたよ。
 「あははは! 後で調べてみます。あ、今見てみようかな、携帯あるし。おっPサンバ……」
――ところでLINEの返事はどうですか?
 「まだ全然読まれてないですね。みんなイベント中なんじゃないですか」
――既読にもならない。
 「(おっPサンバを発見して)あ、この人たち見たことある!」
――テレビとかちょいちょい出てますからね。
 「結構、お胸をさらけ出してる系ですよね」
――そうそう。あのグループに混ざっちゃうのはどうですか?
 「混ざりたい!」
――〈KikkaStock〉に呼んだらどうですか?
 「確かに! いいかも!」
――おっPサンバと一緒に曲をやってくださいよ。彼女たちもオリジナル曲あるんで。
 「あと〈TIF〉のスカイステージでライヴをやらせていただいたあとに、ブラジルのアイドルグループがいて」
――リンダ3世ですね。
 「リンダ3世! あの子たちとも共演したいです。ライヴが終わったあとに挨拶しにいこうかなと思ったんですけど、時間がなくてできなくて」
――あの子たちはポルトガル語喋りますよ。
 「ちょっとよくないですか? 呼びたい!」
――そこで吉川さんが本当にポルトガル語を習得しているかが明らかになりますから。
 「そうですね。公開処刑ですけど」
――処刑って自分で言っちゃってるじゃないですか。
 「でも、やってみたいな。(突然)あ、来た!」
――LINEの返事が!
 「誰だろう……えーと、一番早く読んだのは寺嶋ゆっふぃーです! “ライヴなう”に対して、“楽しそう。ヲタさん沢山で良いですなー。私も早くライヴして、みんなに早く会いたいな。8月31日またみんなで一緒だね。よろしくでーす”って返事がきました」
――お友達だ! いいですね、このライヴ感。
 「なんかあれみたいじゃないですか。ロンブーのブラックメールみたいな」
――ブラックではないけど。微妙に@JAMの宣伝を入れてきてるのはさすがですね。
 「ちょっと今、返事しちゃいますね。でも、本当に、きっかの魅力を引き出してくれるアイドルさんとかたくさん呼びたいなと思ってるので。スタッフさんどうですか? リンダ3世とおっPサンバ。ちょっと提案してみます」
――(携帯をいじる吉川に)大丈夫ですか?
 「大丈夫です。今、ツイッター見てます」
――今見んじゃねえよ。
 「ゆっふぃーが今、スタンプ押してきました!」
――面倒くさくなったんでしょうかね。
 「そう! イマドキの子って会話終わらせたいときってスタンプ押すんですよ。まあ、終わりにしましょう」
――まいにゃは今日ワンマンだったんじゃないかな。確か生誕だったはず。
 「(携帯で自撮りして)“まいにゃ誕生日おめでとう”っていうメッセージと写真送りました」
――今みたいに自撮りってポンポン撮ってるんですか?
 「最近、自撮りするようになりましたね」
――前はスタッフさんが撮ってたんですか?
 「そうですね。自分で写真を撮るっていうのがすごい苦手で。ヤだったんですけど、きっかも誰かを応援する立場になったときに、顔写真とか載せてもらうとすごく嬉しいというのがわかったので、どんどん載せていこうと思って」
――沢山撮ってベストショットを上げる人とかいるじゃないですか。吉川さんは何枚も撮るほうですか?
 「何枚も撮る方です。でも、携帯の容量も少ないので、自分で撮った写真はすぐ消してます。自分の写真を携帯に入れてるのがいやみたいで」
――そのへんサバサバしてますよね。
 「ドライ女ですね。(突然)ドライ女っていえばドライフルーツ食べたくなってきた」
――……。
 「トマトのヤツが美味しいんですよね。最近、食に関しては、かき氷にハマってて。ずっと食べてるんですよ。昨日も群馬の高崎でイベントに参加させてもらったんですけど、駅のホームでかき氷を買って、ひとりで食べながら帰ってきました。夏気分になれるんです。あ、今日、あれ買おうと思ったんですよ。かき氷のシロップ。どこにも売ってないんですよね」
――スーパーとかで普通に売ってると思いますけど。
 「ここに来る前に朝、スーパー2軒寄ってきたんですよ。でも、売ってなくて」
――家でかき氷やるんですか?
 「いつも家でやってます」
――最初のシロップはどこで買ったんですか?
 「ひゃっきりマートです」
――百均とファミリーマートが混ざってますね。あ、またLINEが来たみたいですね。
 「ゆっふぃーです。 “あ、まいにゃさん今日ワンマンだ。おめでとうございます”だって。“誕生日会しようね”って。今、返事します。“誕生日会しようね”……これやんないパターンですね」
――わはは。実際、誕生日会やることになったら、どうするんですか?
 「へっ(笑)」
――すごい顔しましたね。
 「やりますよ。(LINE届く)あ、“しよ、しよ”だって。ゆっふぃーが。やっぱり、まいにゃはイベント中ですね。ゆっふぃー“吉川さん、今日のイベント、アキバですか?”だって。 “今、絶賛だよー”っと」
――なんなんですかね、この展開。
 「ファンの人の前で堂々と携帯いじって。なんか快感!」
――でも、一人でトークしてるより適当度が増してる感じがします。この感じでshowroomとか見てみたいですね。ゆっふぃーとまいにゃ呼んで、「エセお友達会」っていうのをやればいいじゃないですか。
 「ちょっと! ひどくない? 本当にお友達ですよ! 思った以上に仲良しですから。でも交友関係は随時報告していきたいなって」
――ところで吉川さん、今日は新曲を発表していただける日なんですよね。
 「そうどぅす。わだすが新曲をここで初披露させていただきますぅ」
――なんですかそれ。
 「10月の29日に発表する」
――29(ニク)の日。
 「またそうやって合わせてきた(笑)。今回の新曲、前作のリリースイベントで、1週間でマイナス2kg成功したら何が欲しい?って言われたときに“新曲が欲しいです!”って言って、頂いたものなので」
――タイトルは?
 「「スキ」の数え方」
――どんな曲になるんでしょう。
 「今回はタイトルどおり、恋の歌なんですよ。恋に恋する恋愛初期段階の歌っていうのは初めてなのかな。すごいピュアな女の子の気持ちを歌った歌で、歌詞の中にも“好き”っていう言葉がたくさん出てきて。好きの数え方っていうのも、いろんな数え方があって。キスを10回したから、私は彼のことが好きなんだとか。数を数えることで、自分の彼に対する思いを深く認識するというか、確信に変えてる? そんな女の子の繊細な気持ちを歌った曲ですね」
――で、今のをポルトガル語で言うとどうなるんですか?
 「……アイシャンドブラジリアアルシンド買ってジュースポルファボル」
――ありがとうございます。
 「今回、すごく歌詞が単純というか純粋なぶん、歌っててダイレクトに伝わります」
――ていう返答をしようって楽屋で準備してたんですか。
 「ふっ(笑)。何言ってるんですか? 歌詞について考えるなんて当たり前じゃないですか」
――楽屋で準備したんですよね。
 「……はい」
――妙によどみなく喋るなと思って。あ、またLINE来ましたよ。まいにゃじゃないですか?
 「ちょっと一言いいですか?」
――はい。
 「足にオイル塗りすぎてベタベタしてるんですよ」
――実は僕も思ってたんですよ! しかも足を触った手で衣装を触ってるでしょ。衣装にオイルが付いてますよ。
 「うそ! 怒られちゃう。まあまあまあ、LINEが続々来てるんで。……あ、まいにゃ既読しました! “今見た。びっくり。うれぴよ。え? 歌いながら携帯売ってるんですか?”」
――「打ってる」の変換間違いでしょうね。まいにゃの漢字はヤバいんですよ。有名です。
 「へえ。“間違い可愛い”って送っとこー」
――イベント中だと察知して、これはやっておかないと損だって思ったのかもしれないですね。
 「いやー、アイドルって怖いですよ。ぬかりないですから」
――あの二人は本当に計算高いですから。
 「さすがだなー」
――話が飛んじゃいましたけど、今日はこの回で歌っていただけるんですよね。
 「そうです。初披露させていただきます」
――やった。
(場内拍手)
 「(新曲を歌い終えて)いやー、緊張しましたよ」
――いい曲じゃないですか!
 「アイドルソングというか、可愛らしい曲なので。歌詞もそんなにゴテゴテとしてなくてすんなり入ってくる歌詞なんで」
――これが10月29日、ニクの日に発売されるわけですね。
 「はい。ダイエットで得た曲をニクの日に発売します」
――そして、さっきちらっと話題になりましたけど、発表があるんですよね。
 「9月27日に、吉川 友初となるイベントを、ここAKIBAカルチャーズ劇場で開催しちゃいます。その名も〈KikkaStock Music and Art Festival 2014〉! ピース! みなさん、また吉川 友が変なことやりはじめたよと思ってる方いると思うんですけども。この〈KikkaStock〉の元は〈WOODSTOCK〉っていう」
――わかりますよ。
 「あ、わかります? そう、60年代ぐらいにアメリカで流行った世界初の音楽フェスティヴァルということなんですけど、そういう楽しいイベントをきっかもこの自由奔放さ? で、何かを発信できればいいなと思って」
――吉川さんも内容があまりわかってないから漠然としか言えない感じになってますけど。ここでゲストにお越しいただいてるんで、〈KikkaStock〉について説明してもらいたいなと思います。
 「おお!」
――それではお呼びしましょう。KikkaStock協会より、MR.ヒゲ・デュランさん! ステージへどうぞ!
(ヒゲ・デュラン、ステージに登場)
デュラン 「〈Kikkastock Music and Art Festival 2014〉ノ、ブッキングマネージャー、ヒゲ・デュランデス。コノイベントノテーマハ」
 「すいませんデュランさん、もうちょっとおっきい声で喋ってもらっていいですか?」
デュラン 「(諭すように)怒ラナイ。LOVE, FREE, MUSIC……」
――緊張しすぎじゃないですか(笑)。
デュラン 「コノイベント来月コノ場所デ行ナイマス。ドンナ内容カト言いマスト……値段ハ、トテモ高イデス」
 「それ!」
――そこは気になりますよね。ふざけんなって話ですよね(笑)。
デュラン 「アイムソーリー。高イデスケド、何ガスペシャルカト言イマスト、ライヴ終ワッタアト、バックステージ行ケマス」
――それは1万5000円の席ですよね。
デュラン 「ハイ。ミート&グリート、デキマス。ライヴ終ワルト、バックステージデ、吉川サント一緒ニ写真撮レマス。サインモ書イテモラエマス。楽屋モ覗ケチャウカモ知レマセン。何ガ起コルカ分カリマセン」
――そんなに決まってないと(笑)。カンペに大したこと書いてないですね。
デュラン 「タクサン、スペシャルナコト、コノアト書イテアリマス」
 「オーケー。じゃあ読んでください」
デュラン 「KikkaStockバンドメンバーを募集シタイト思イマス。バンドメンバーヲ、ファンノ人カラモ募集シマス」
――きっかのバックバンドをファンの人がやる。
 「それやりたいって言ってたんですけど、正式決定っていうことですか?」
デュラン 「デモ、ドンナ風ニ募集シタライイカ、ワカラナイ」
――なんなんですか(笑)。あと1ヵ月ぐらいしかないんですよ。
デュラン 「ダイジョーブ。コレカラ追ッテ、オ知ラセシマス」
――適当ですね。そして?
デュラン 「ソシテ今、ビッグアーティストニ、オファーヲシテマス。ソウソウタルメンバーデス。マズ……ビョーク」
――嘘でしょ。歌姫対決みたいな。
デュラン 「アトハ、レディー・ガガ」
――カルチャーズ劇場にレディー・ガガが来る。
デュラン 「ソシテ、世界的EDMスター、DJ michitomo」
――急に現実的になりましたね。
デュラン 「ミック・ジャガー」
――なんで嘘を挟むんですか。
デュラン 「先日、活動休止発表シタ、Berryz工房ニモ、オファーシテオリマス。ツンク♂サンガ怖イデス」
――何が本当で何が嘘かわからないですね。
デュラン 「アトハ、ポール・マッカートニー」
 「うそー! アキバに来ちゃう?」
デュラン 「秋葉原ニ来マス」
――断言しちゃダメでしょ。
デュラン 「呼ンデマス。ソシテ、日本ヲ代表スル、ガールズバンド、LoVendoЯ……断ラレマシタ」
――LoVendoЯが断ったのはリアルっぽいですね。
デュラン 「デモ、ポール・マッカートニーハ絶対来テクレルッテ信ジテマス」
――虚実が入り乱れててヤバいですね。
デュラン 「タクサン、ビッグアーティストヲ呼ンデマス。ソンナ愛ト自由ト音楽ヲ楽シム、イベントニナリマス。コンナコトシテモライタイ、コンナコト見タイ、ソンナオ便リハ、kikkastock2014@gmail.comマデ、メッセージクダサイ」
――メールを送るとリクエストを受け付けるってことですか。
デュラン 「ワカラナイ」
――そこもわかんないんですか(笑)。
 「でもツイッターとかに書いてもらえば、きっかが拾うので」
――ヒゲ・デュランさんはツイッターやってないんですか?
デュラン 「……ソ、ソレ何デスカ?」
――ヒゲ・デュランさんはアドリブに弱いってことですね。以上ですか?
デュラン 「以上デス。来月、会イマショウ」
(ヒゲ・デュラン退場)
――〈KikkaStock〉大丈夫ですか?
 「不安しかないですよ! レディー・ガガですよ。ポール・マッカートニーですよ」
――今のところ現実的なのってmichitomoさんだけですよ。
 「ほんとにそうですよ。大丈夫かな。1ヵ月後ですもん。この会場にいるみなさんの中で楽器演奏できるよって人いますか?」
――ちらほらいらっしゃいますね。
 「何できます?」
お客さん 「ギター弾けます」
お客さん 「ドラム叩けます」
お客さん 「ピアノ弾けます」
お客さん  「ドラムできます」
――なんとかなるのかな。
 「ベースがいないよ。みんな今から練習して!」
――(吉川を見る)
 「え! ムリムリムリ」
――追い詰めればいいんですよね。
 「そうか。追い詰められればできる。ベースって何本指ですか?」
――弦は4本です。
 「あ、最近ネイル始めたんでやめときます」
――知らないわ! でも、すごいですね。バンドで何曲か歌うかもしれないと。で、大物アーティストもブッキングしてると。
 「何が本当で何が嘘かわからない感じで」
――ほとんど嘘じゃないですか?
 「でも、今の話を聞いただけで、すごく楽しそうなイベントになること間違いなしですね」
――変なまとめ方しなくていいですよ。今のところさっぱりわからない。
 「不安しかないですけど」
――通常のチケットでも8,000円するわけですから、すごいことになりますよね?
 「きっかが今考えてるのは、〈KikkaStock Music and Art Festival 2014〉ってタイトルに“Art”が入ってるので、きっかの大好きなイタズラ描き? 自分のポスターにイタズラ描きとかするの、すごい好きなんですよ。で、一部のファンの方には、それが好評なので」
――きっかートですよね。
 「はい。この会場に入ってきたとき、違った景色が見れるかもしれない。壁一面にポスターを貼ったり」
――いっそライヴペイントしたらどうですか? 一度、吉川さんが描いてるところ見たことあるんですけど、めちゃくちゃすごいんですよ。ほんとに何も考えずにスッスッスって描いていくんです。どんどん絵の模様が変わっていくから、本当にびっくりしました。
 「やってみたいですね!」
――自分の写真とか、仙石みなみさんの写真とか。
 「ライバルの写真とかね」
――そういうのもアリなんじゃないですか。とりあえずあの感じだと大して決まってないから、みなさんKikkaStock協会にメールを送ってもらって。
 「よろしくお願いします!」
――今日のトークはこんなところでしょうか。1時間超えちゃってるんで。あいつのせいで(笑)。
 「喋りが遅いから。でも、〈KikkaStock〉の責任者と言いますか、今後ちょくちょく出てきそうなんで、そのときはみなさん温かい拍手をお願いしますね。長い1日になりそうなんで、スペシャルゲストも沢山呼んで楽しいフェスにしたいなと思ってますので、ぜひみなさん楽しみにしててください。それと、今回の記事も期待しております」
――記事にして反響があったら、またトークしたいですね。
 「そうですね。そのときはお手柔らかに」
――今日はありがとうございました。
取材・文 / 南波一海(2014年8月)
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吉川 友
Kikkastock Music and Art Festival 2014
http://www.kikkawayou.com/

2014年9月27日(土)
東京 秋葉原 AKIBAカルチャーズ劇場
〒101-0021 東京都千代田区外神田1-7-6 AKIBAカルチャーズZONE B1F
出演:吉川 友 ほか
開場 13:30 / 開演 14:00 (終演は19:00頃を予定)
限定シート(整理番号付)15,000円 / 全自由(整理番号付)8,000円(共に税込 / 別途ドリンク代)
※限定シートは前3列席数限定、ミート&グリート付きになります。
※入場時ドリンク代別途必要
※整理番号順でのご入場となります。
※一部椅子席(着席指定)がございます。


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オデッセー
http://ody-inc.com/release/2014/09/kikkawa-yu-0927.html



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