

(最新ベスト・アルバム/1CD)
「マザー(母)」
重厚感が増し、とくにベースは、足を踏みしめるようなしっかりした音に。

「しっかりジョン」
ジョンのヴォーカルが鮮明になり、メリハリが利いたサウンドになっている。

「悟り」
この曲も楽器の粒立ちがはっきりし、ベースがボンボン唸っている。

「ウェル・ウェル・ウェル」
特にリンゴのバスドラムの響きがくっきり。

アメリカに移住したジョンとヨーコの“政治的”なメッセージ・アルバム。〈ライヴ・ジャム〉でのフランク・ザッパとの共演も聴き逃せない。
「女は世界の奴隷か!」
イントロのサックスからしていい響き。ボトムの音もずっしりと重い。

「ザ・ラック・オブ・ジ・アイリッシュ」
ヴォーカルが力強く、ジョンの声を堪能できる。ピアノもよく聞こえる。

ヨーコと共に理想国家“ヌートピア”を提唱したジョンが、アメリカの名うてのミュージシャンをバックに作り上げた“大人のアルバム”。
「タイト・A$」
ケン・アッシャーのクラヴィネットとジョンのスライド・ギターがくっきり。効果絶大。

「アウト・ザ・ブルー」
ジョンの艶のあるヴォーカルがさらに楽しめる。

「愛を生きぬこう」
イントロを聞いただけでパーカッションの切れ味の鋭さが伝わる。サックスも最高の響き。

「ホワット・ユー・ガット」
アーサー・ジェンキンスのパーカッションとケン・アッシャーのクラヴィネットがぐいぐい迫る。

「果てしなき愛(ブレッス・ユー)」
ジョンがいかに優れたヴォーカリストであるか如実に伝わる好例。

「ビーフ・ジャーキー」
ブイブイと唸るサックスが最高。

「スタンド・バイ・ミー」をはじめ、ジョンのヴォーカリストとしての魅力を再発見できるロックンロールのスタンダード曲集。
「ビー・バップ・ア・ルーラ」
重量感がアップし、メリハリが利いた、よりリズミカルなサウンドに変貌。

「ヤ・ヤ」
サックスがより鮮明に。弾むようなベースも心地良い。

5年間の子育てのあと、ジョンが、ビートルズをも懐に取り入れて作ったヨーコとのみずみずしい対話集。
「スターティング・オーヴァー」ほか意欲的なサウンドが楽しめる。
「スターティング・オーヴァー」
ドラムの残響音も耳にしっかり残るサウンドに。

「クリーンアップ・タイム」
まずイントロのギターにはっとさせられる。ジョンの生々しいヴォーカルは鳥肌もの。

『ダブル・ファンタジー』と同時期に制作が開始されたヨーコとの共作・共演盤。ジョンの死後に発表された。
「アイム・ステッピング・アウト」
全体的にビートが強調され、オリジナルにあった荒っぽいミックスが解消された。

「グロウ・オールド・ウィズ・ミー」
リズムボックスにエコーがないので、曲の良さが引き立っている。

『ジョン・レノンBOX』

(オリジナル・アルバム8作品+ボーナスディスク2枚 計11CD) 上記8作品(『ダブル・ファンタジー』はオリジナルの1CDのみ)にボーナスディスク2枚(ホーム・レコーディングスとアルバム未収録曲)を加えたボックス・セット。
ボーナスディスク:
ホーム・レコーディングス
「マザー(母)」
『ジョンの魂』収録版にかなり近い演奏だが、ジョンがエレキ・ギターを弾いている!

「ゴッド(神)」
『ジョンの魂』からジョン、リンゴ、ビリー・プレストンによる、アレンジの異なる初期セッション。

「兵隊にはなりたくない」
これはびっくり! 『イマジン』セッションより、カントリー・ブルース調のラフな演奏はあまりに斬新。

「ワン・オブ・ザ・ボーイズ」
主夫時代に書いた未発表曲のひとつ。ジョンならではのメロディアスな曲調に耳を奪われる。

「インディア・インディア」
同じく主夫時代の未発表曲。ビートルズ時代にインドに行ったときの想いを曲に。

ボーナスディスク:アルバム未収録曲
「コールド・ターキー」
ヴォーカルがさらに力強くなり、ドラムもシャープに。

「平和を我等に」
包み込むような膨らみのあるヴォーカルが素晴らしい。


映画『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』
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