世界的文化都市・京都を舞台に展開する、アンビエントをテーマにした視聴覚芸術の展覧会〈AMBIENT KYOTO 2023〉が10月6日(金)より開幕。
坂本龍一 + 高谷史郎、
コーネリアス、
バッファロー・ドーター +
山本精一による、新たな体験を更新する様なインスタレーションと“立体音響”がいずれも大きな話題を呼んでいます。開催2回目となる今回は、京都のさまざまな文化・施設・お店と連携する『COLLABORATIONS』も展開。このたび、日本で最も長い歴史を誇る老舗クラブ「京都CLUB METRO」と〈AMBIENT KYOTO〉が共に企画する『COLLABORAION : AMBIENT KYOTO × METRO』の全5イベントの情報が発表されました。
まず、10月29日(日)は、「COLLABORATIONS : AMBIENT KYOTO × ACK」。「現代アートとコラボレーション」をテーマに京都で開催するアートフェア「Art Collrabotion Kyoto (ACK)」と〈AMBIENT KYOTO〉が、会期中に連携したスペシャル・イベントです。出演は、京都が生んだ世界的DJの
田中知之(
FPM)、クリエイティブ集団ライゾマティクスを主宰する
真鍋大度、AMBIENT KYOTOへの展示にも参加している
ダムタイプ・Ken FURUDATE、MUTEK.JPへの出演や海外でのフェスなど世界を舞台に活躍中のYuri Urano、音楽家 / 美術家を行き来しながら作品を発表しているMasahiko Takeda。さまざまな分野の個性あふれる面々が一堂に介します。
10月31日(火)は、「COLLABORATIONS : AMBIENT KYOTO × Micro Ambient Music」。展覧会でダムタイプ・高谷史郎とともにインスタレーションを出展している坂本龍一の追悼コンピレーション・アルバム『Micro Ambient Music』にフォーカスした企画です。坂本と関係の近かった国内外の41名の音楽家の賛同を得て実現したこのアルバムを企画・制作したアンビエント・アーティストの
伊達伯欣、そして生前の坂本との共演盤も複数リリースされ、交流の深かったNYのレーベル「12k」でもお馴染みの
クリストファー・ウィリッツが来京します。
11月19日(日)は「COLLABORATIONS : AMBIENT KYOTO × night cruising」。京都の地で17年に渡り、さまざまな解釈でアンビエントミュージックの発信を続けているイベント&レーベル「night cruising」のコラボレーション・イベントで、日本の古い文化をモチーフにした唯一無二のオリジナリティで注目を浴びる音楽家の
冥丁、冥丁と同じシンガポールの人気インディ・レーベル「KITCHEN. LABEL」から作品をリリース、
ユールとのコラボレーションでも知られる“シンガポールのアンビエント・ボーイ”の愛称を持つ気鋭プロデューサーの
キン・レオン、今年9年ぶりとなるアルバム『Stones of Paradise』をリリースした山梨在住の音楽家・Kosuke Anamizuによるアンビエント&クラシカルプロジェクト、
moshimossが出演します。
12月3日(日)は、「COLLABORATIONS : AMBIENT KYOTO × Buffalo Daughter」。〈AMBIENT KYOTO〉出展作家のBuffalo Daughterによるスペシャルなコラボレーション・イベントで、シュガー吉永・
大野由美子による、同展にちなんだ特別セットでのライヴ、そして、同じく〈AMBIENT KYOTO〉でインスタレーションを発表している山本精一のゲスト参加も決定。また、DJにはレーベル「Seeds And Ground」を主宰し、
Chari Chari名義でもお馴染みのDJ / プロデューサーの
井上薫、実験音楽やアート・シーンとも自在に行き来する威力が新たな名義“1729”で登場します。
12月14日(木)は、「COLLABORATIONS : AMBIENT KYOTO × METRO」。英有力音楽誌『The Wire』の表紙を飾るなど、世界的に高い評価を集める
Phewと
大友良英によるスペシャルなセットが実現します。
なお、この『COLLABORAION : AMBIENT KYOTO × METRO』は、〈AMBIENT KYOTO 2023〉のチケットのほか、Metroとのコラボレーション・イベントのチケットが必要となります。また、〈AMBIENT KYOTO〉展覧会と各イベントで“相互割”も実施。詳細は、〈AMBIENT KYOTO 2023〉のオフィシャル・サイトをご確認ください。