英コーンウォール出身のアヴァンフォーク・パフォーマンス・アーティスト、ザ・ワーム(The Worm)が、アルバム『Pantilde』をCDとLPで11月7日(金)にリリースします。
『パンティルデ』は、この世のものとは思えないような、それでいてどこか現実にも根ざしている、ケルトの異郷の村の日常を描いた想像上の口承と音楽の物語。“パンティルデ”とは物語に登場するロバの名前のことです。
ザ・ワームことエイミー・ローレンスは、本作にてチェロ、ハープ、リコーダー、パーカッションといったアコースティック楽器を儀式的な雰囲気で演奏しながら歌い、その豊かな歌声は時にオーバーダビングされ、美しく素朴なヴォーカル・アンサンブルへと昇華しています。また、ローレンスはそのヴォイスを用いて、神話的で神秘的な村の生活と風景、そして人間と自然界の関係を描いた歌物語を紡いでいます。
ザ・ワームは、Dorothy Carter、
ヴァシュティ・バニヤン、Shovel Dance Collective、
インクレディブル・ストリング・バンド、
ブリジット・セント・ジョン、
ジェシカ・プラット、
キャサリン・ハウ、
メアリー・ラティモアらを含む音楽の系譜に出現した突然変異体のような才能。地底に住むというケルト伝説の小人をイメージさせる装丁アートワークもザ・ワーム自身が手掛けています。また、ザ・ワーム自身による英語と日本語の古文書のようなライナーノーツと歌詞も付属します。