ニュース

祝25周年! レディオヘッドらを擁する“XLレコーディングス”がコンピ盤を発表

2014/08/11 16:17掲載
はてなブックマークに追加
祝25周年! レディオヘッドらを擁する“XLレコーディングス”がコンピ盤を発表
 設立から25年を迎え、現在もっとも重要なインディ・レーベルとして認知されている“XLレコーディングス(XL Recordings)”の足取りをまとめた豪華コンピレーション『ペイ・クロース・アテンション』(BGJ-10201〜2 2,371円 + 税)が9月17日(水)に発売されます。1989年に現在オーナーを務めるリチャード・ラッセルが中心となり“ベガーズ・バンケット”と共同で設立。初期にはダンス・ミュージック作品を多く手掛けており、97年のプロディジーの3作目『ザ・ファット・オブ・ザ・ランド』が全世界22ヵ国で初登場1位を獲得。99年にはベースメント・ジャックスをデビューさせました。

 最近では、11年にリリースされたアデルの2作目『21』が、全世界20ヵ国で1位を獲得し、全世界でのセールスが2,500万枚を突破、2年連続世界売上1位を記録。またグラミー賞主要3部門を含むノミネートされた6部門をすべて受賞するなど記録ずくめの作品となっています。また、ヴァンパイア・ウィークエンドの3作目となる『モダン・ヴァンパイアズ・オブ・ザ・シティ』では、インディ・レーベル史上初となる2作品連続全米1位を獲得の快挙を達成するなど快進撃を続けています。

 このほかにも、レディオヘッドシガー・ロスザ・ホラーズフレンドリー・ファイアーズボビー・ウーマックギル・スコット・ヘロンキング・クルエルといった、ベテランから若手まで、幅広いアーティストが所属しています。また、傘下レーベルの“ヤング・タークス”からはエックス・エックスが、“ホット・チャリティー”からはラットキングやウィリス・アール・ビールといった話題のアーティストが輩出しています。

[リチャード・ラッセル(XLレコーディングス設立者)]
 XLレコーディングスの発展には多くの人が関わり尽力してくれました。“Pay Close Attention”とはプロディジーが「Out Of Space」でサンプリングしたクール・キース(ウルトラマグネティックMC's)の言葉です。ギル・スコット・ヘロンはXLは“インディペンデント”ではない、すべては繋がっていると私に助言しました。

 パート1はXLのルーツとなるDJのために作られたアンダーグラウンド・ミュージックを収録。これらはまだ成長しています。パート2は私たちの想像以上にレーベルを大きくしてくれたアーティストを収録し、ジャンルはさまざまですがオリジナリティとして筋が通っていることでしょう。

 初期XLは“ハードコア”と呼ばれたレイヴ・ミュージックで有名になりました。その精神は継続しています。いままでサポートしてくれたDJたちに感謝しています。お店、ライター、レイヴァーそしてレイヴァーズ(リスナーの皆様)にも感謝しています。

2014年ロンドンにて
リチャード・ラッセル
最新ニュース
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] 人気ピアノYouTuberふたりによる ピアノ女子対談! 朝香智子×kiki ピアノ[インタビュー] ジャック・アントノフ   テイラー・スウィフト、サブリナ・カーペンターらを手がける人気プロデューサーに訊く
[インタビュー] 松井秀太郎  トランペットで歌うニューヨーク録音のアルバムが完成! 2025年にはホール・ツアーも[インタビュー] 90年代愛がとまらない! 平成リバイバルアーティストTnaka×短冊CD専門DJディスク百合おん
[インタビュー] ろう者の両親と、コーダの一人息子— 呉美保監督×吉沢亮のタッグによる “普遍的な家族の物語”[インタビュー] 田中彩子  デビュー10周年を迎え「これまでの私のベスト」な選曲のリサイタルを開催
[インタビュー] 宮本笑里  “ヴァイオリンで愛を奏でる”11年ぶりのベスト・アルバムを発表[インタビュー] YOYOKA    世界が注目する14歳のドラマーが語る、アメリカでの音楽活動と「Layfic Tone®」のヘッドフォン
[インタビュー] 松尾清憲 ソロ・デビュー40周年 めくるめくポップ・ワールド全開の新作[インタビュー] AATA  過去と現在の自分を全肯定してあげたい 10年間の集大成となる自信の一枚が完成
[インタビュー] ソウル&ファンク・ユニットMen Spyder 初のEPを発表[インタビュー] KMC 全曲O.N.Oによるビート THA BLUE HERBプロデュースの新作
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015